飯田泰之のレビュー一覧
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もっともらしい論評や議論がTVの報道・解説番組などで当たり前のように飛び交っている。「常識的」な考えや認識が実は何の根拠も理論的な裏づけのない「自分にとって都合の良い感覚」であることが多く、それに何の疑問も持たずに流されていることに気づかされる。
仕事や会議の中にも、実は曖昧な”ダメな議論”が...続きを読むPosted by ブクログ -
普段なんとなく感じていることが、明確に表現されていてわかりやすかった。自分にとっては、「自分が何を売っているのかを把握すること」というのが、特に今の自分には必要なことかと受け止めた。Posted by ブクログ
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個人の選択が積み上がって社会ができている。資源は希少である。入手するには対価が必要。比較優位。需要と供給。競争的な市場。競争条件と企業。外部性と公共財。
グラフによる図示が多く、教科書というくらい、しっかり読めば理解できそうではあるけれど、大変そうなので、図を眺めて終わってしまいました。Posted by ブクログ -
大学はその専門分野の 「思考方法 」を学ぶ
自分は大学時代建築学を学んでいましたが、実物を作ったりではなく、コンセプトや模型作りなど、余り意味がないと感じていましたが、思考方法を学ぶという意味では非常にいい場であったと少し後悔。
飯田さんの本でははじめに著書の目的や全体像をつかめるので、非常に読み...続きを読むPosted by ブクログ -
経済学について本書を読んで、学生時代に習った知識と今の世の中で起きていることが繋がった気がしました。
アベノミクスの当初に出された一冊なので回復基調にあるところで、本書で書かれている経済の政策の提言が実現されていることなどはすごいと感じました。
そもそも経済とはというところからなぜデフレがダメなの...続きを読むPosted by ブクログ -
○明治大学准教授の飯田氏の著作。
○「経済学」と「経営学」の違いから具体的な経済理論の紹介、実際の社会での使われ方について、分かりやすく解説したもの。
○基礎的な内容が分かりやすく説明されている。分量の関係で、かなり簡略化しているため、部分的には違和感を感じるところもあった。Posted by ブクログ -
著者の言うとおり、とりあえずいろんな事実を知るってことは大切だと思う。
断片的なデータから推論を重ねて結論を導き出す過程は、読んでいて勉強になった。
これ、続編はあるのだろうか。あったらぜひ購入したいな。Posted by ブクログ -
経済理論、その中でもお金(マネー)に関する話を歴史的事例を中心にして解説する本。
第一部、貨幣数量説の栄光と挫折
第二部、為替レートの悲劇と喜劇
第三部、金融政策
解説は丁寧だし用いられるのが歴史的事例なだけに説得力があるはずなのだが用語などを噛み砕くことは不十分でやや硬い印象。
体系立てた説明...続きを読むPosted by ブクログ -
「大学はその専門分野の思考方法を学ぶためにある」
この意味で言うと、建築学科で学んでいた私は建築学の思考方法を学んだということになります。そう言われればコンセプトを詰めるためのロジカルシンキングとか学べたのかもしれないし、そんなことはなかったとも思います。
なにはともあれ、建築学科に入ったこと...続きを読むPosted by ブクログ -
風俗、特に売春の職業に関するデータと観察である。データも推計であるが、何らかの精神的疾患をもっている割合が多いという結果は初耳である。橋本市長の蔑視感も問題にしている。買春者の職業、収入、学歴についても調べていることは新しい。本の後半は別のことである。Posted by ブクログ
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荻上チキ・飯田泰之のコンビが贈る、身近なようでいてよく知らない世界を掘り起こす企画。元が週刊誌のコーナーなのでそこまで深ーく、ゲンミツに、ではないけれど、手法も見えてくる内容も含めて、正直なところ「へぇー」という感じ以上でも以下でもない一冊。いや、面白かったんやで。Posted by ブクログ
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経済政策とは、成長政策・安定化政策・再分配政策からなっているので、その観点で考えると今の経済政策に抜けているものが分かるよねということ
アベノミクスは成長政策・安定化政策が比較的強めなのだと思うPosted by ブクログ -
思考とは
1 問題を絞り込む。
2 仮説発見のためにデータを観察する。
3 問題を処理可能なレベルまで分割•単純化する。
4 作業仮説を立てる
5 データを用いて仮説を検証する。
6 総合的な結論を導く
ということ。
今の自分にとってはこのまとめがすごく参考になった。
これを前提にやるのとやらないの...続きを読むPosted by ブクログ -
☆3
経済学に対する見方が、面白い方向に変わったよ。
自分の中で「何となく」そうなんだろうな~と予想していたことに、これまで知らなかった理論が新しい意味付けをもたらした感じだよ。
大学で専門分野を学ぶ意味に納得。自然にやってた仕事の進め方は、確かに学生時代に作られたものだと思う。
問題を絞りこみ、デ...続きを読むPosted by ブクログ