中川恵一のレビュー一覧

  • 放射線のひみつ : 正しく理解し、この時代を生き延びるための30の解説
    さっと読めて、分かりやすかった。
    全く知識がないと過剰に心配して、何を信じていいのか分からなくなる。
    ほんと正しく怖がることが大切だ。
  • 放射線のひみつ : 正しく理解し、この時代を生き延びるための30の解説
    初心者向けにわかりやすく書かれている入門書です。値段も安いので、高校生や中学生に読んでいただきたいと思います。
  • がんのひみつ : がんも、そんなに、わるくない
     がんとその治療法をわかりやすく解説した本。タイトルから伝わるイメージはこんなところだろうが、本書はそれだけにとどまらない。山積する医療問題から日本人の死生観まで言及している。
     世界一のがん大国と言われるのに日本国民のがん治療のリテラシーは低い。著者はその原因を日本人の死生観の変化、すなわち、日本...続きを読む
  • 放射線のひみつ : 正しく理解し、この時代を生き延びるための30の解説
    放射線に関する基礎知識が分かりやすく説明されている。
    年間100ミリシーベルト以下の被曝では明らかながんの発生確率の増加は見受けられない。
    がんになるリスクだけ考えるなら運動不足や野菜不足の方がよっぽど危ない。
    我々は自然界から年間2.4ミリシーベルトの放射線を受けている。
    妊娠前の女性の被曝の影響...続きを読む
  • がんの練習帳
    ■がん
    1.がんに関する迷信:a.食べ物の焦げは、がんのモト。ドンブリいっぱいの焦げを毎日食べない限り問題ない。 b.日焼けは皮膚がんのモト。メラニン色素の少ない白人と違って、日焼けはあまり気にする必要はない。むしろ、活性型のビタミンDが作られて、がんを予防する効果がある。
    2.日本人のおよそ2人に...続きを読む
  • 放射線のひみつ : 正しく理解し、この時代を生き延びるための30の解説
    放射線についての本。「放射線」、「放射能」、「放射性物質」、「シーベルト」、「ベクレル」など基本用語を説明し、図解もあって分かりやすい。今、原発がどれほど人体に影響があるのか結構理解することができたと思う。

    こういった本で専門的な知識を知り、原発関連の情報をちゃんと理解することで、情報に惑わされな...続きを読む
  • がんの練習帳
    これは素晴らしい本です。

    受験、恋愛、就職にハウツー本があるように、本書はがんのハウツー本です。

    2人に1人ががんになる時代なので、がんについて予習しておくことは役に立つことだと思います。


    ①働き盛りに肺がんと告知された男性

    ②切除か温存かに葛藤する乳がんの女性

    ③男性機能障害に直面する...続きを読む
  • 死を忘れた日本人 : どこに「死に支え」を求めるか
    昭和に入るまで「○○家の墓」はなかったということは、墓を守るって概念自体が親の世代のものでしかないわけだ。日本中のソメイヨシノが江戸の染井村で人工交配によって作り出された桜で全く同じDNAを持っているとは知らなかった。ドリーだな。
  • 死を忘れた日本人 : どこに「死に支え」を求めるか
    「宗教なき時代の死の需要」
    がテーマでたくさんの方を看取った経験がある医師が書いておられる

    本の中では、一神教と日本の宗教間の違いなどは書かれているけど、一神教(イスラム教やキリスト教)が何なのかいまいちわかっていないので、そんなに日本はダメなのかなぁよくわからないなぁと思ったキリスト教やイスラム...続きを読む
  • 養老先生、病院へ行く
    読んだときちょうど入院中で、手術後だったのでなんとなく読み進めていたけど、
    楽しかった。難しいことなんてなんにも書いてなくて楽しい内容だった。
  • 養老先生、病院へ行く
    ・以前の医療は経験に頼らざるを得なかったが、情報化された医療では、患者の生き物としての身体よりも、医療データの方が重視される。統計的データを重視する医療は、病名を特定するとき、より確率の高いものから調べ、治療法もより確率の高い治療法を選ぶ。確率の低いケースをないものとみなすことにもつながる。
    ・いっ...続きを読む
  • 放射線のひみつ : 正しく理解し、この時代を生き延びるための30の解説
    数字と化学、理系そのものが苦手な自分にもわかりやすい言葉で放射線とはなにか、を説明している。同じ地球上であっても、地域による自然被曝が違うこと、甲状腺がんの基礎知識にへ〜とうなることが多かった。
  • がんから始まる生き方
    養老孟司氏を中心につながったがん患者と医師の3名が、それぞれの立場からがんについて各々論じ、彼らの鼎談も含めて編集された1冊。

    患者である柏木博氏からは、がんに診断されたときのかかりつけ医とのコミュニケーション不全が自身の不安が助長された、という点を自らの闘病記の中で語っている。かかりつけ医とのコ...続きを読む
  • 養老先生、病院へ行く
    養老孟司と中川医師、それぞれの視点で同じ事象を見ていて、視点の違いが面白かった。
    そして、猫が人間にもたらすものって何なのか、大人になって動物を飼ってないからこそ、知りたいと思った。
  • 養老先生、病院へ行く
    NHKでやってた「養老先生と ときどき まる」をずーっと見ていたので、まるが居ないのは寂しいです…しかし解剖学者と云ってもお医者さん…入院ともなると面倒臭い患者ですね~。それでも、新しいコロナ禍の後の生活についての話は興味深かったです。
  • 放射線のひみつ : 正しく理解し、この時代を生き延びるための30の解説
    科学的な説明を極力省き、身近なものによる例示を多用して説明がなされています。

    ニュースや記事で目にする放射線に関する用語や概念、単位について多く取り上げており、そのリスクについて明確な根拠をもって基準が設定されている旨が示されています。今回の原発事故に対するリスク、それに対する対応についての誤解が...続きを読む
  • がんの練習帳
    文字通り、自分や身近な親族がガンになったとき、それに対してどう対処するかを書いた本。

    実例形式で紹介しており、とてもわかりやすかった。
    また、ガンは3人に1人はなる身近な病気で、決して他人事ではないと改めて感じた。
  • ‐放射線医が語る‐ 被ばくと発がんの真実
    被ばくに恐れおののいている人は、まずは、この本を読み、冷静になるのが良いと思う。マスコミの煽り報道に惑わされることのないよう頭を働かせ、どうしていくかを考えていきたいと思う。
  • がんで死ぬのはもったいない
    がんの基本的なことも分からい私のような人にとっては良書。
    曰く、がんとは細胞のコピーミスが発端で起こるとのこと。

    そして日本はがん検診に行く割合が異常なほどに低いということ。一番の死因はがんなのに。
    まずはがんを知ることから初めたほうがいいですね。
    周りの人にも広めよう。
  • 放射線のひみつ : 正しく理解し、この時代を生き延びるための30の解説
    放射線について、正しく教える一冊

    でも、巷にはいろいろな情報があふれ、何が正しいのか正直わからない。
    正しく怖がることが必要なのはわかりつつ、「正しい」ことがなんなのか、引き続き学んで行きたい。