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Posted by ブクログ 2011年10月31日
がんについての必要なことをまとめた、小冊子的な本。
著者は東大病院放射線科准教授。
ガンがDNAのコピーとして発生する仕組みと自己からできたので、免疫機構がそれを発見できないこと、生活習慣などで改善できることを述べている。
治療には、全体に行う化学療法と、部分の手術や放射線治療があることを述べい...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月21日
がんとその治療法をわかりやすく解説した本。タイトルから伝わるイメージはこんなところだろうが、本書はそれだけにとどまらない。山積する医療問題から日本人の死生観まで言及している。
世界一のがん大国と言われるのに日本国民のがん治療のリテラシーは低い。著者はその原因を日本人の死生観の変化、すなわち、日本...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月18日
中川恵一氏はがん関連のわかりやすい本を何冊も書いています。これも、がんの基礎知識がコンパクトにまとまった一冊。がんの知識から死生観までわかりやすく書いてあります。
本書の中で二度出てくる「がんが治っても人間の死亡率は100%」という言葉は緩和ケアの医師らしい言葉。闘病中の方だけでなく、中高生や一般の...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月03日
『人間の死亡率は100%』
『死ぬならガンがいい』
本の中ではっとしました。
余命の宣告があれば、ある程度の治療方法、緩和ケアがあるガンなら…自分の生きていた事の後始末というか仕上げが自分のこの手でできるのかな…と。
片手でもて、文字数も多くなく、専門用語も多用されていないので読みやすかったです...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
こちら、筆者がかかれてましたが、確かに学校教育(もちろん義務教育)で取り上げた方がいいかも、と思うような内容でした。
日本は長寿国だから、二人に一人はガンで死ぬ現実。なのに、日本人はガンについて知らなすぎるし、知ろうともしないと。
今の日本には、戦争もないし、飢餓もないし、「死」ということがあ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月25日
『「死に方上手」こそが「生き方上手」なのだとほんとうにそう思います。』『がんは人生の縮図』/
部位によって検査から治療の方法も異なるので、自分できちんと調べましょう、とあるのは納得。日本の医療費はとても少なく、勤務医の給料も外国に比べると低いそうです。ふーむ。そう言われてもな…。
一時間ほどでさくっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
2人に1人はがんになり、3人に1人が「がん」で死ぬ日本は世界一の「がん大国」です。もはや生活習慣病といってもいい「がん」なのに、よく知られていないのです。私はこの本を読むまで「がん登録」を知りませんでした。結核は届出の義務がありますが、欧米諸国で完備している「がん登録システム」がないとは国もまだがん...続きを読む
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