笹本稜平のレビュー一覧
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読み応えがあり面白かった。
複雑に張り巡らされた罠、徐々に明らかになっていく謎。ドキドキワクワクしながら一気に読んでしまいました。
終わり方もまた良い。
最初から最後までかなり満足できる一冊でした。Posted by ブクログ -
笹本氏の本はけっこう好きな方。
三人がどのように出会って未踏峰に挑んでいくのかが書かれていた。
個々の事情やら抱えている問題など様々なんだけど、山小屋の主人の想いやらてんこ盛りでいっきに読めた。Posted by ブクログ -
所轄刑事の父とキャリア管理官の息子が殺人の捜査本部で一緒になった。
父と子、所轄vs捜査一課、捜査のマネージメントの大変さ、色々盛りだくさん。
面映くなるセリフもいっぱいだけど、父子の関係が良い。息子に毒が全く見られず、今後キャリアでやっていけるのか心配になる。。
来月の新刊も楽しみ。Posted by ブクログ -
このシリーズ、コンビを組んでいる警察官の距離感が絶妙ですね〜。
ストーリーも錯綜しているようでいて、最後にはすっと一本に収まってきました。すごい。
シリーズ化されているようですので、次も読もう!Posted by ブクログ -
面白かった。山岳+警察(+途中から犬)。派手さはない。むしろ地味。でも、うるっ・ドキッ・ハラハラ、色々なお話が詰まってた。「茶色い放物線」「秋のトリコロール」が特に良かった。
主人公の元上司が笑える。なぜだかこの人が登場するシーンだけコメディみたい(笑)Posted by ブクログ -
いろいろなピースが散らばり最後に集結する。楽しく読めました。マル暴一筋30年の主人公。だけどあまり泥臭さは感じなく警察小説としてスマートに感じ交換が持てた。映像化しても面白そう。Posted by ブクログ
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越境調査のシリーズ第2作。前作からの登場人物が、まじめに犯罪に立ち向かう刑事と今回もお金が目的な人たちがからみあって巨悪と戦うことに。
テンポがよくって今回も面白かった。Posted by ブクログ -
骨太の冒険小説や警察小説のイメージが強い笹本稜平氏には珍しくコミカルなハードボイルド作品。
探偵の"おれ"を振り回す個性的、そして狂暴な面々たち。でも、愛妻家だったり、愛犬家だったりと憎めない人たちである。
尻軽でお調子者の電話番・由子が魅力的で、"おれ"との恋の行方も含めて、続編希望。Posted by ブクログ -
この作品をきっかけに笹本さんの作品を読むようになりました。
長編を書いてこその笹本稜平と、評価される方もいらっしゃるようですが、
個人的にはこの短編も好きです。
自然の描写もいいですね。
そこがかなり惹かれた点でもあります。Posted by ブクログ -
遺骨の入ったケースを胸に,社会から脱線した3人がヒマラヤ未踏峰に挑む.登山が趣味の友人がどういう世界を見ているのか興味が湧いて,読んでみました.清々しく感動の一冊でした.登山シーンでは思わず身震いする場面も.山好きの人には,この作品はどう映るのだろう.今度はそっちが気になる(笑)Posted by ブクログ
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・うん、面白かった。技術的な内容とか突っ込みたいところが数カ所あったけど、一気に読ませるのはさすがだなー。そんでもって主人公が完全に巻き込まれ役に徹してて、人物としての魅力が皆無なのに読ませてくれるってのは大したもんだと思う。まさに冒険小説。Posted by ブクログ