飯田亮介のレビュー一覧
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イタリアベストセラーというのが半分驚き。
というのも中身がけっこう暗めで、マイノリティの話なので、そんな大勢に読まれるのか、と・・・。
しかしながら読書好きは東西問わず、重さ、孤独が好きなのかもしれない。
感情移入しながら読んでしまう。 -
大傑作。NTL版より初代三兄弟以降の登場人物が多く、同じ登場人物でもその葛藤がより丁寧に描かれていたりもして、7,500円の価値は充分にある。マッシー二の他の作品も気になる。Posted by ブクログ
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HBOでドラマ化もされたイタリアのベストセラー、ナポリの物語全4巻。とにかくはちゃめちゃに長い本なのだがあらゆる時間を削っても読ませるドライブがある。貧困と暴力にまみれたナポリのある地区。幼馴染みの女の子二人の幼少期から60年以上に渡る愛憎の物語。
このお話は主人公のレヌーとリラの友情物語として紹...続きを読むPosted by ブクログ -
終わってしまった…読み終わったばかりでまだ咀嚼しきれていないけれど、とりあえず読みながら考えていたのは、これほど女性の友情をリアルに率直に描いた作品を読んだのは初めてかもということ。全く違う個性の他人同士がお互いに惹かれ合い、気が合い、友達になる。相手への共感や憧れ、好意、信頼だけでなく、相手には負...続きを読むPosted by ブクログ
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いよいよ最終巻。1〜2巻の華やかな展開に比べ、3巻はフェミニズム、政治を中心に勝ち目のない絶望的な圧で喘ぐ2人にこちらも息ができなかった。4巻は2人の安定な暮らしの危うさとリナの脆さの秘密がちらりと見えてそして。読み終えてしまった。初めて「リラとわたし」を手に取って夢中でページを繰った、2人に出会え...続きを読むPosted by ブクログ
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3年がかりで刊行された「ナポリの物語」が、遂に完結した。してしまった。最終巻を読みながら、残り少なくなっていくページが惜しくて惜しくて。ずっと、このなかにいて、リラとエレナを見ていたかった。
最終章を読み終えて、一巻の冒頭へ戻り、また反芻して。。面白い本は、読み始めて数秒でブラックアウトする感覚があ...続きを読むPosted by ブクログ -
2巻も勢いは落ちないどころか、怒涛の。途中で本を置くことなどとてもできず一気読み。すっかり日が暮れた。残りも読ませて…Posted by ブクログ
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「自分の意見は断固主張しながらも、非の打ち所がない普段の行いによってあらゆるひとたちから信頼を得てバランスを取るのだ。」(376頁)Posted by ブクログ