宮尾和孝のレビュー一覧

  • チームひとり
    本シリーズは期待を裏切らない。
    こちらもとても良かった。

    ラスト前、感動のカウントダウンが分かるんだけど、
    それでも最後は気持ちを全部持っていかれたなー。

    本作で語られるのは、ひとりで戦う苦しさと意義、
    そして“信頼する”ことと“頼る”ことの違いと気付き。

    『チームひとり』

    戦うのは“一人”...続きを読む
  • チームあした
    『チームふたり』に引き続き、非常に良かった。

    大地の後ろを歩いていた純が、今度は自分がキャプテンとなり、
    チームを後輩を引っ張っていく。
    丁寧に優しく描かれる心の成長がとても瑞々しい。

    『チームふたり』も本作も、終わりがとてもいい。
    なんかこう…とにかくジーンとくる。

    本作で描かれるのは、“長...続きを読む
  • チームふたり
    良かった、本当に良かった。
    久しぶりに本読んで泣いた。
    みんな小学生のクセにカッコ良すぎだろー。

    “チーム”の在り方を卓球と仲間、家族を通して
    迷うことなく清々しく描ききっている。

    読後に表紙を見ると、今までの話がフラッシュバックして…
    ヤバい、また泣いてしまいそうだ。

    シリーズ全部読んでみた...続きを読む
  • チームあした
    チームふたりもあしたも良いですよね。
    大地先輩を慕っている純くんが可愛いなぁ…と思って仕方がないです。
    内容は、ふたりの主人公、大地と正反対におどおどしていてネガティブな純くんが主人公な為か、悩みや葛藤が正反対で面白いです。
  • チームふたり
    大好きな一冊!

    お父さんとお母さんのお話で感動して、泣いてしまいました。
    大地の葛藤や成長も良いですよね。
    児童書ですが、大人の方にもオススメしたいです。

    ちなみに、私は純ちゃんが可愛くて仕方がないです(笑)
  • 劇団6年2組
    文化祭での催しに劇をすることになった6年2組。

    登場人物が魅力的で一気に読んでしまった。
    シンデレラのお話も自分たち不思議に思うことが加えられていて面白い。
  • チームあした
    「将来のことが見えなくて、今がすべてと思っちゃうのが、子どものいけないところだ。逆に言えば、あしたあした、って言い訳して、今日のことを考えないのが大人のいけないところなんだけどな。」……本文中より。

    確かに。
    「小学校中学年より」の児童書ですが、よい作品でした。
  • チームふたり
    とにかく登場人物たちがみんな優しい。そしてまっすぐなことに打たれた。ただの卓球部の話ではなく、予想していたよりもずっと深みのある話だった。こういう作品に出会うと、ぜひ大人にも児童よみものを薦めたいなあと思ってしまう。
  • チームふたり
    卓球部キャプテンの大地は小学校最後の試合のダブルスを5年生の純と組まされることになって気落ちする。そんな大地の元に次々に事件が舞い込む。
    真っ直ぐさが素敵な本でした。相手の事情を汲み取るのは大切だけど、自分の事情を押し付けるのはかっこ悪い。そんなことがさり気なく書かれている気がしました。書き様によっ...続きを読む
  • チームひとり
    チームふたり、チームあしたにハマったわが子に、
    サンタさんがプレゼントしてくれたのがこちらです(笑)
    ダブルスを組んでいたお話から、シングルに代わるようです。

    相変わらず、気に入って読んでいます。
  • チームあした
    チームふたりの続編です。
    これ、わが子はすっごくはまって読んでいます。
    何度繰り返したことか。
    元が取れるほど読んでいるので
    買ってよかった、と思いました(笑)
  • チームひとり
    「チームふたり」、「チームあした」に続くシリーズ第3弾。
    主人公は広海です。前回の主人公・純の1年後輩。
    双子ならではの描かれ方がされていて、そこから成長していく様が心地よいです。
    面白かった!
  • チームあした
    「チームふたり」の続編。
    後輩で出てきた純が主人公です。
    気が優しくて真面目でええ子です。
    ラストほんわかしました。
  • チームふたり
    これやーッ!児童書はこうやないと!!!
    さっき読んだニックシャドウとの落差が激しい…。
    日本人はやっぱはっぴいえんどが好きですよね
  • チームあした
    チームふたりの続編。今回もおもしろかったです。
    純がキャプテンになった東小卓球部。顧問の辻先生が腰を痛めて、代わりに全日本選手権経験者の大滝コーチがやってきた。「目標は県大会優勝」と言ったコーチは突然練習に来なくなり、純はどうにかしようと考える。
    大滝コーチ、いいこと言ってました。
    「100%の状態...続きを読む
  • チームふたり
    小学校中高学年向け。話の展開も早くよくまとまっており、小学生の息子ともサクサク読めました。
    小学6年生の大地は卓球部のキャプテン。引退試合はベスト8を目指すと意気込んでいたのに、発表されたダブルスのペアの相手は5年生の純。5年生とのペアじゃ勝てない、と不満を抱く大地。そんなとき、お父さんが会社をクビ...続きを読む
  • 崖の下の魔法使い
    おもいで質屋、吉野さんだなぁ…と感じるお話だった。思い出って、どんなものでも消えはしないんだよね。忘れちゃうかもしれないけど、なくなることはない。
    消したい思い出ほどずっと残ったりするから、私も思い出預けたいなぁ。でもそんな風には思わない子どもだからこそ、行ける場所なのかな。
  • 3人のパパとぼくたちの夏
    父子家庭同士が一つの家で共同生活を始める。あー、結構いいかも。そこに飛び込んできた家出少年めぐる。3組の父子家庭の親子は打ち解けあい、めぐるは家出する前より強くなる。大人目線で読むとめぐるの行動はひやひやするところがあるけど、亀仲間(笑)の家族にあって生き方を学べたことは良かったんじゃないかな。親が...続きを読む
  • 青空トランペット
    応援する人じゃなく、応援される人になる。
    そういう生き方もあるだろうけど、
    目の前に頑張っている人がいたら、
    見返りを求めず応援したできる人になりたい。
    そういう人間になれれば、
    きっと周りに応援されるはずだから。
  • 崖の下の魔法使い
    ミケは6年生。転校してきたけど、今ひとつ学校に馴染めない。前の学校、友達の良かった事ばかりを思い出してしまう。
    そんなときに思い出を預かる不思議なおもいで質屋に行く。20歳すぎると見えなくなるその店は思い出の対価にお金をくれる…。
    話の主題は人の心のすれ違いなど、心情描写なのですが、不思議な能力のあ...続きを読む