川上量生のレビュー一覧
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特に『HTML5の描く未来』と『アルゴリズムが世界を支配する』の内容が今後のITの流れを示しているようでとても興味を惹かれました。
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川上さんだからジブリ側も許可したんだろうな、と感じた。ガチガチの理詰め人間が場の空気読むことなくクリエイターを質問攻めにして煙たがられる光景が目に浮かぶ。その質問の切り込み方がクリエイターとして絶望的にセンスないんだけど、2年間ジブリの現場に滞在して咀嚼した後の言葉がうまいと言うか、説得力ある落とし...続きを読むPosted by ブクログ
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ジブリの映画制作の裏側に迫った内容です。
宮崎駿や鈴木敏夫といった製作者本人ではなく、現場を知っている第三者の視点で語られているのが良かったです。
本書で語られている「コンテンツ=現実の模倣」とは考えたことがなかったですし、導入部ではちょっとした違和感もありましたが、詳しく聞いていくと「なるほど」と...続きを読むPosted by ブクログ -
ドワンゴ社長川上氏のアニメを通じたコンテンツ、プロデューサー論。ジブリでのプロデューサー修行時代に考えたことを卒論的にまとめたとのこと。宮崎監督や、鈴木敏夫プロデューサーの話が随所に出てきて面白い。ジブリの考え方がかいま見える興味深い書。
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ネットを利用する人と、ネットに住んでいる人(ネット住民)という分け方はなかなかしっくりきました。完全に言い得ているわけでじゃないとは思うけど、それありますな、という感じ。さらに、最近ではデジタルネイティブなる第三の種類の人がいるわけでした。ネット世界のビジネスのこれからにおいて「プラットフォーム」と...続きを読むPosted by ブクログ
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この人は本当に頭が良いし、良く考えている。そして真面目すぎるから本当の事を言ってしまって叩かれるんだが、大抵は正しい。
物の本質への到達の仕方の一助になり良本。
(あくまで自分なりに考える努力は別にすること前提で)Posted by ブクログ -
カドカワドワンゴの川上さんとケイクスの加藤さんの対談本。
川上さんはもちろんだけど、加藤さんも相当頭良いオタクだなという印象。とにかく二人の思考の切り口とバックグラウンドにある知識の量が面白くて笑けてくる。
とにかくアタマが刺激される良質な一冊でした。
・ニコニコ超会議はあとから振り返ると意...続きを読むPosted by ブクログ -
文章と内容が難しくて飲み込むのに時間が掛かったし、よく分からないところもあった。もうちょっと噛み砕いて具体例や喩えを交えて説明して欲しかった。今から2年前の本なので、現在ニコ動やブロマガがどのような状況になっているのか気になった。ネット住人やネット原住民の話で、彼らは少数でも存在感が大きく声がでか...続きを読むPosted by ブクログ
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プラットフォーマーがなぜ強いのかということや、コンテンツ提供側の今後など、ネットについての過去と未来が忌憚なく書かれている。
とくにビットコインについては、世間で騒がれている部分も含め、客観的にかつ俯瞰的に述べられていて非常に面白かった。少し難しいけれど、ネットに関わる人なら読んでおきたい。Posted by ブクログ -
◎競争原理は多様性を減らす作用を持つ。みんながおいしいと感じるものを目指す=ワンパターン化。そして、そのパターンが食べ尽くされると陳腐化する。
◎本物は、普通の感覚しか持っていない人間には扱いにくい、食べにくい、難しいもの。耳が肥えていなければ、全ての音が鳴り響くようなオーディオは無用の長物。ボー...続きを読むPosted by ブクログ -
川上量生。筆者のネット観や住民の生態、バズワードの解説が、わかりやすく述べられている。例によってどこまで本音かよくわからないが、筆者は実際にネットビジネスの開拓者であり、その背景にある考え方の一部だと思う。Posted by ブクログ
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誰かがオススメしていて、ジブリも好きだしと思って読んでみた一冊。クリエイティブな現場の仕事に関わった経験もなく、もっぱら映画やアニメを楽しむだけのユーザー目線しか持ち合わせてなかったから「コンテンツ」って聞いてもイメージも曖昧だったけれど、この本の中で少しずつ秘密に迫っていく段階を追いながら「なるほ...続きを読むPosted by ブクログ
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著者の本は初めて読んだが、冒頭はその冷静かつ論理的な説明でネット界隈のあらゆる事柄がとてもわかりやすく解説されてあり、とてつもなく頭の良い人だなぁと感じた。
特にネットコンテンツの無料化の話やネットビジネスの部分に興味があって読んだが、巷で妄信的に「コンテンツやビジネスはこうなる!」って煽りまくっ...続きを読むPosted by ブクログ -
ニコニコ動画やニコニコ超会議を手掛けるドワンゴの社長川上量生へのインタビュー。ゲーマーは実は頭がよいのでリアルで経営者を目指すべき、というところからスタートし、ゲーム好きな著名人(角川書店社長、棋士谷川浩司氏など)や、ドワンゴのニコニコ超会議スタッフなどを交え、話題は多岐に渡る。川上氏の豪快な人柄が...続きを読むPosted by ブクログ
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ネットワーク文化
サブカルと呼べるのか?
誰でもアウトプットできるが
それは他のモノからの引用が大部分である
本当に価値のあるものは少ない
情報が多すぎる
リア充非リアとの境界を表現することが無意味になった
自分達は何に向かって進んでいるのだろうか?
そこにあるものPosted by ブクログ -
ネットを使ってどう稼ぐかを考えるヒントになればと思い読んでみた。だが、ネットでのビジネスモデルが難しいのは日本だけではく世界的な現象のようだ。
様々なテーマについて著者の知見が述べられている。
興味深い内容であった。
☆電子書籍の未来
紙の本が電子書籍に置き換えられるのは避けられない未来
そし...続きを読むPosted by ブクログ -
ネット=ツール派とネット=住処派がある
住処派(ネット住民[ネット原住民含む])にも世代間差はある
コンテンツの価格は人間が持つそのコンテンツへの依存度で決まる
任天堂のビジネスモデルは最終形
かならずオープンからクローズになる
それでないと利益が確保出来ないから
ネットの国境設立への動きは出る...続きを読むPosted by ブクログ -
クリエーターの頭の中を、非常に分かりやすく解説した本。ものづくりを生業にしている方なら、頭の中のモヤモヤしたものがスッキリするのではないだろうか?Posted by ブクログ
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インターネットが社会に与える影響を様々なサブカテゴリーにおいて予想した本であり、題名とは少しニュアンスが異なる。
前提として、現在のインターネットは昔からインターネットを使っているリアルとは距離を置く先駆者(ネット原住民)が大きな影響力を有しているが、デジタルネイティブが多勢になるにつれてそれは小さ...続きを読むPosted by ブクログ