杉原理生のレビュー一覧
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途中まで凄く良かったのに最後の最後でグズる主人公2人に若干いらいらした。どうせ両想いなのに。なんだか踏み込むのを躊躇する明確な理由も書いてなかったし。でも目隠しされてたから見えなかったけどきっと怜人は泣いてると思った、みたいな下りはさすがの理生せんせ。切な死にするかと思った。Posted by ブクログ
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なんていうか、凄く繊細だし、お話としても面白いんだけれども、きちんと萌え要素もあるっていうなんだかBLの鏡のような作品だった。
個人的に受けのアンバランスさがたまらなく魅力的だった。Posted by ブクログ -
作家買い 挿絵買い。どちらも大好きです。極度のブラコン(血の繋がらない弟)な受と、弟の親友という話は定番ですが、うまくまとまっていて面白かった。弟の話も読みたいです。Posted by ブクログ
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【あらすじ】
中学2年生の速水有理は、父親と弟と3人で暮らしていた。やがて3人は父の友人・高宮の家に身を寄せることになるが、そこには有理と同じ歳の怜人という息子がいた。次第に親しくなり、恋に落ちる2人だったが…。怜人との突然の別れと父の失踪から5年後。大学生になった有理は弟の学と2人で慎ましやかな生...続きを読むPosted by ブクログ -
切なかった…。
こんなに切ないBL小説を読んだのは久々かもしれません。
ストーリー展開もそんなに無理な要素もなく、文章も読みやすい。
主人公の描写が細かくて、感情移入しやすかったです。
主人公の名前が有理でこの頃にプレイしてたゲームのキャラと
被っていたので、妙な親近感を覚えていました(笑)
そ...続きを読むPosted by ブクログ -
小説全体がサッパリしている印象を受け、
読んで何が残ったのか?と問われると、
イマイチ分からない感じですね。
途中まではすっごく良かったかなぁ。
ただ2人が離れてから出来てしまった溝を修復するのが、
修復しきれてないような。
これでなんか恋愛っていっちゃっていいんだろうか…
終わりもなんか中途半...続きを読むPosted by ブクログ -
面白いし切ないしでいいんだけど杉原先生の作品で誰かが死んでそれで生きてる2人がくっついて…って硝子の花束と同じじゃないか、というツッコミが。
面白いです。面白いんだけど展開読めてなんだか…硝子の花束読んでなかったら楽しかったかも
タイトルと情景テーマの絡め方は相変わらず逸品。Posted by ブクログ -
08/8/22
静かで切ない文章を書かせたらさすがだなと思います。
お互いの壊れ物を扱うような距離感が絶妙でした。受が何気にモテモテ。
「唇を食べる」という表現がツボでした。
『指でいじられているところが疼くのに、唇を食べられているせいで、まともに息ができない。』243PPosted by ブクログ -
まったりとした展開の実によい本だった。ずっと片思いをしてそれを押し隠している臆病な攻がよかった。受の男性らしい(失礼かもしれないが)デリカシーのなさというか、鈍感ぶりもwPosted by ブクログ
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08/4/20
題名の通りゆっくりと恋愛関係になっていきます。12年もの。
スローな具合がとても良かったです。ゆったりした気分のときに読むとさらにジンワリ。
『おまえがゆっくりとゆっくりとふれてくれたから、俺はいま、こんなふうにおまえが好きだっていえるんだ。』271PPosted by ブクログ -
めっさ、忍耐強い攻めです。高校時代にずっと片思いしていた後輩が、ある目的で自分に接近したことを知って傷付けられ、絶縁して大学進学したはずなのに、後輩が自分を追って進学&近所に引っ越して来ます。さらに自分のアパートを訪ねてきちゃうんだから大変です。…ってなお話ですが、ストーリーは後輩(受け)目線で進行...続きを読むPosted by ブクログ