神永学のレビュー一覧
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このシリーズが気に入っている理由は、
物語の発端こそオカルト現象ながら、
解決は必ず現実的なところ。
本当に怖いのは、霊じゃなくて人間サマだからな。
今回は、ビルから延々飛び降り自殺を続ける
女性の霊を何とかしてほしいという
依頼を持ち込まれたのが事件の始まり。
現場を視察に行った八雲の前にあらわ...続きを読むPosted by ブクログ -
昏倒から目を覚ましたとき、
八雲の前には一心の兄弟子だった僧侶が
無残な姿で死んでいた。
直前の記憶がないうえ、周りの状況からみて、
自分が犯人と思われるには充分と考えた八雲は
ひとり、逃避行を開始する。
一方、知らせを受けた晴香や後藤たちも
八雲の無罪を信じて、独自の調査をはじめた。
なぜ八雲は...続きを読むPosted by ブクログ -
おお、ついに上下巻になっちゃった。
そのぶん内容もどーんとシリアスに、
いよいよ親子対決です。
八雲の叔父、一心が殺害予告を受け、
後藤・石井両刑事が寺を警護する。
しかし、たしかにふたりが見張っていたお堂の中で、
一心は何者かに刺されて重傷を負い、
生死の境をさまよう。
はたして犯人は?
本当に...続きを読むPosted by ブクログ -
左眼を負傷し
死者の魂が見えなくなった八雲。
失意の中にある彼をあざ笑うかのように
唯一の肉親である妹が
憑依状態のまま行方不明になる。
妹に憑いているのは誰なのか。
謎を解く鍵は、彼女の育て親である後藤が
調べ始めていたマンションの
ポルターガイスト事件にあるようだが。
久しぶりの「本筋」の続...続きを読むPosted by ブクログ -
いつものように部室にいた八雲の前に
女性の幽霊があらわれ
「助けて」と言って消えた。
時を同じくして元刑事の後藤は
英心の檀家の女子高生から
記者の真琴も女子大生から
幽霊におびえているという相談を受け
刑事の石井は廃屋で幽霊を見る。
すべての鍵は
八雲と晴香の通う大学の校内の
旧日本軍の倉庫と...続きを読むPosted by ブクログ -
八雲って確かに霊が見えるけれど、
見えるからこそ
「そんなことするわけがない」と確信して
霊のしわざと思われる、
人間の手による事件を解決しちゃう。
今回は小学校の怪談…
昔、火事で死んだ児童が化けて出てくる…と、
「ぼくは呪われている」と語る男の子の心の闇が、
実はひとつの事件で結びついているこ...続きを読むPosted by ブクログ -
晴香のために今できるのは
因縁の決着をつけること。
八雲がひとりで姿を消し
後藤や石井たちも
差し向けられた悪意を被りながら
それぞれ自分たちのやりかたで
七瀬の過去を調べ始める。
その先に八雲がいると信じて。
文庫版で手を出したので
あしかけ15年くらいかしら。
読み切りました。
私としては満足...続きを読むPosted by ブクログ -
八雲の親父とのドロ沼対決が、
だいたい前の巻で落ち着いたので、
今回はどんな展開かと思ったのですが、
最初は長野の神隠し騒動から始まったものの、
終わってみたら八雲のルーツにまつわるネタでした。
晴香ちゃんとも不思議な縁があった感じで。
事件としては、人の業(ごう)の悪い面の最たるもの…
醜い部分...続きを読むPosted by ブクログ -
2巻は長編で、
連続少女誘拐事件の被害者の霊が呼ぶ事件。
どれも、霊が出現する裏には
現実社会で起きている犯罪の影があって、
現実の事件をちゃんと解決することで、
霊障がおさまる…という構成になってます。Posted by ブクログ -
ヘェ〜、そうなんですね神永先生
八雲の続きも確かに気になるのでお願いしたいですが
その他のシリーズも・・・まだ決着ついてないやつ
そうそうにお願いできないですかねぇ〜
応援しております!!Posted by ブクログ -
最後の最後に七瀬美雪が八雲くんに救われてよかった。
とうとう終わってしまったか…と残念に思っていたが
いつかどこかでまた八雲くんに会えるとわかり、安堵しました。
Posted by ブクログ -
心霊探偵八雲シリーズ番外編。サウンドカラー共感覚を持ち、人の声に色を見ることができる高校生・琢海。美術室の「呪われた絵」の噂を調べるうちに遭遇した殺人事件、そしてその犯人が憧れの先輩なのではないという疑惑を抱えた彼が出会ったのは、孤高のクラスメート斉藤八雲。青春の苦さと痛さと清々しさがいっぱい詰まっ...続きを読むPosted by ブクログ
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終わりがハッピーエンドだったのでよかった。
最後に色々な物語の登場人物が出てきたけど、読んだのがかなり前だから???な人が多かった。
でも面白いシリーズでした。Posted by ブクログ