神永学のレビュー一覧

  • 確率捜査官 御子柴岳人 密室のゲーム
    2024/02/03

    統計・確率をメインに言葉で追い詰める展開は初めてだったし、プロファイリングも心理学の授業や本で知識としては知っていたけど、実践的に使いながら事件が展開していく場面を見られて面白かった
    不確実性下における選択やらバイアスやら見てたら数年前に授業の発表で調べた行動経済学を思い出し...続きを読む
  • 超怖い物件
    来月公開の映画『変な家』の予告編を劇場で観るたび、怖い、観たい、怖いという思いの繰り返し。原作には手を出せなかったけど、これなら読めそうな気がして。

    書き手はとても魅力的な11人。曰く付きの家だったり部屋だったりが登場します。内藤了の“よろず建物”シリーズ中にあった座敷牢の話が凄く怖くて、以来、座...続きを読む
  • ラザロの迷宮
    ミステリー書評
    読書レベル 初級〜中級
    ボリューム 478頁
    ストーリー ★★★★
    読みやすさ ★★★★★★!
    トリック  ★★★
    伏線・展開 ★★★★★★!
    知識・教養 ★★★
    読後の余韻 ★★★★
    一言感想:
    特殊設定ミステリが好きな方、ガツンと打たれるような刺激的な展開が好きな方にオススメの一...続きを読む
  • 革命のリベリオン―第I部 いつわりの世界―(新潮文庫nex)
    ガンダムが再燃してる私としては、今読んだらハマりそうです
    絶望感もありながら希望を感じさせる話が好きなもので、、、続きがどうなるのか楽しみです!
  • 心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている
     人間の魂が存在するということを前提にしたミステリー。(今で言う特殊設定ミステリーに当たる?)オカルト系のミステリーとして読みやすくて面白かった。主人公とヒロインの関係がどうなっていくのかも気になる。
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES いつわりの樹
    今回も面白かった〜!
    八雲と赤目の男のシリーズは全て読んだので、最新版から言えば過去編みたいな感じ。

    取り憑いて、人を殺すとかちょっと無しちゃう?と思ったけどそれ以外は楽しかった。

    今回は石井の過去にも焦点が当てられたので、他のキャラのも読みたい。
  • ラザロの迷宮
    シチュエーションが好き

    洋館での脱出型の謎解きイベント

    とかそれだけでワクワクする

    館の外部パートが十角館を思わせる

    面白かったんだけど
    正直、またこのパターンか
    と思うところもあった

    ★3にしようかと思ったけど

    最終章で

    そういえば回収されてない伏線が
    あったな

    とヤラれた感が強か...続きを読む
  • 心霊探偵八雲 INITIAL FILE 魂の素数
    なるほど、大学時代のエピソードゼロってことね!!
    ってことで、八雲、大学生になるを堪能できました。
    まさか・・・根城の確保にそんな絡みがあるとか
    色々楽しませてくれますね
    それに、そういえば御子柴先生話のときに、あぁ〜お知り合いってなってたけど
    まさかこんなにグイグイのなかになるネタを仕込んでくると...続きを読む
  • 青の呪い 心霊探偵八雲
    いわゆるエピソード0もの。
    高校時代の八雲。
    事件解決としては伏線がたくさん散りばめられているものの、真犯人には辿り着けなかった(≧∀≦)
    河本兄妹には、なんらかの罰を与えてほしかったな。
  • 悪魔を殺した男
    悪魔シリーズ第二弾も、すごくおもしろかった!!
    阿久津は殺された被害者の追体験をするわけだけど、悪い奴を自分で殺しながらも、その瞬間も追体験しているわけですよね…
    自分の心を痛めつけながらも、法で裁けない悪い奴を退治する阿久津かっこよすぎる。
    それにしても、警察組織に悪い奴が多すぎる。
    第三弾がすご...続きを読む
  • 心霊探偵八雲12 魂の深淵
    シリーズ本編の12巻目で、完結編。
    ハラハラした。今までも登場人物死にすぎな中で八雲も晴香も死んでしまうかと思った…
    七瀬美雪の複雑な生い立ちが明らかになって衝撃を受けた。このような深淵を覗き込んでも晴香のおかげで、踏みとどまることが出来た八雲。本当に良かった…
    後藤や石井らの愛と信頼もとても感じて...続きを読む
  • 心霊探偵八雲 Short Stories
    久々の心霊探偵八雲シリーズ。
    これはスピンオフといった感じで、時系列もバラバラな短編が13篇収録されている。
    八雲がやけにお金にがめつい様に描かれているな。
    こんな感じだったかな?笑
  • ラザロの迷宮
    最後の最後までまさに迷宮。
    予想はしていたがそれのはるか上を行く結果だった。
    面白くて一気読みです。
  • ラザロの迷宮
    現場と捜査が交互に書かれていて、「どう繋がるんだ」とワクワクしながら読み進められた。
    催眠療法のイメージの中の出来事というのは、うーんよくわからんというのが本音だけど、予想を裏切るような結末で面白かった!
  • ラザロの迷宮
    館での脱出型の謎解きゲームのはずが… 凝りに凝った構成とストーリーが秀逸なミステリ #ラザロの迷宮

    ■あらすじ
    推理作家である主人公は、友人と脱出型の謎解きゲームに参加するためペンションを訪れていた。発生する事件の謎を解くといった趣旨のゲームだったはずが、発見されたのは凄惨な死体だった。
    一方、と...続きを読む
  • 心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている
    初読みの作家さんではありましたが、このシリーズは前から気になっていた作品でした

    死者の姿が見える八雲、ヒロイン?助手?的な立ち位置に静香、刑事の後藤、この3人で物語が進んでいく
    タイトルにもあるように「心霊」を扱う内容なので、怖いも苦手な私は少し身構えていましたが、八雲たちの掛け合いはライトだし物...続きを読む
  • 悪魔と呼ばれた男
    推理ものは展開がほぼ読めてしまう為敬遠していたけれど。
    これはこれは、想像を超える結末でした。
    阿久津さんと天海さんシリーズ。
    続編があるのならば絶対読みたい。
  • 火車の残花 浮雲心霊奇譚
    【あらすじ】
     川崎の宿場町で。妖怪・火車が人を焼き殺すという怪異が発生。
     京の都に向かう途中だった憑きもの落としの浮雲と薬の行商・土方歳三は成り行き上、その怪異を調べることになる———。

    【感想】
     新刊のお知らせを新聞の広告欄で見かけて、購入。
     シリーズものと知らずに読み始めてしまいました...続きを読む
  • アトラス―天命探偵 Next Gear―(新潮文庫)
    天命探偵シリーズ完結編
    前作を読んでから数年が経っていたから、忘れていた人物や人間関係があったものの、アクション満載のノンストップエンターテイメント感は変わらずで一気に読めた
    探偵としての4作と警察組織でのネクストギア3作いずれも抗えない運命に翻弄され、凄まじい過去を持ち、命の選別を強いられる苦しさ...続きを読む
  • 青の呪い 心霊探偵八雲
    シリーズ完結で卒業したと思ってたけど、これ買ってあったの忘れてた〜やっと読み切ったと思ってたのに。積読どんだけ多いの…。
    年齢を経たせいか、八雲をはじめとするキャラに感情移入がしにくくなってしまってたので、読み始めるのがちょっとしんどくなってたんだけど、この作品は新たな登場人物の目線で進行するので、...続きを読む