大庭忠男のレビュー一覧
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犯人があっけなくわかってしまう
残念な作品。
何でわかるかは、読みなれた人、
特にクイーン作品をコアに読めば
よくわかってくるはず。
スキャンダル、恐喝など興味をそそる項目は
たくさんあるけれども、
まず犯人の露呈が非常に痛い…
もうちょい意外性があればよかったのに。Posted by ブクログ -
『起こった可能性のある事実は多い。起こっただろうと思われる事実もかなりある。しかし、確かな事実はほとんどない。』
ありえそうなこととありえること、考えそうなことと考えられること、の話。何を求めて読むにしろ、隙間時間で読めるような本ではないことはたしか。反転を繰り返しているようで、実はしっかりと指向...続きを読むPosted by ブクログ -
好きな作家が絶賛してたのを見て、初めてこの作家の作品を読んでみる。
今まで読んだミステリーと比べて、探偵役が人間くさかった。
推理が悩みながら2転3転するし(今までの探偵は最初から感づていながら思わせ振りな態度を取りつつ、最後に一気に真相披露…って感じ)、恋多き魅力的な人物に書かれてるし(今まではそ...続きを読むPosted by ブクログ -
『 Life is just a series of ” If ” 』
このどこかで見たことがある、独特の話の運び。某作家の場合もそうだと思うけど、台詞にキレがあるからこそ、このスタイルが活きているのだろう。キャラも、風景描写も、なぜか、惹きこまれてしまう、不思議な温かさがある。もちろん、ミステリ...続きを読むPosted by ブクログ -
夕闇のせまるオックスフォード。なかなか来ないウッドストック行きのバスにしびれを切らして、二人の娘がヒッチハイクを始めた。「明日の朝には笑い話になるわ」と言いながら。―その晩、ウッドストツクの酒場の中庭で、ヒッチハイクをした娘の一人が死体となって発見された。もう一人の娘はどこに消えたのか、なぜ乗名り...続きを読むPosted by ブクログ
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小説の中に日本びいきの人が出てくるんだけど、なんか、これを外国の人が読んだら日本のことが誤解されそうで心配になります。クイーンにしてはそれほど難解でもなく、面白かったです。Posted by ブクログ
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ミステリとしては謎解きがしっかりしているわけではない。捜査展開も少々つかみ所が無く、最後の解決もとってつけたような感じがする。しかし、二転三転というより右往左往するストーリー展開や、真相へ食らいつこうとするモース警部のキャラクターに引き込まれてしまう。オックスフォードの描写もリアリティがある。これが...続きを読むPosted by ブクログ
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トリックはルルーかよ、ポーかよという感じですが、人間ドラマがなんとも。テリーとエラリィの関係が面白かった。憎めないやつだな!テリー!エヴァ語りの恋人たちの考察とかにハッとさせられたり。トリック以外のところがよかったんだと思います。Posted by ブクログ
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推理小説読みたいなぁ、と思って森博嗣さんのお勧めの中から選びました。主人公の刑事さんが普通に女好きというのが新鮮です。イギリスのギャグはやはりたまにおもろい。Posted by ブクログ
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うーん。評価しにくい。まあ悪くはないんだけど…おそらくあの真相だろうと思ってたら見事に当たってしまったし…。論理的に割り出すパズラーというものが好きな人にとってはこれは微妙だと思う。ただドラマの部分というか、人間心理の部分については結構興味をそそられるものではあったかな。うーむ。Posted by ブクログ