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ニコラス・クインが海外学力検定試験委員会の一員に選ばれた際、委員会は大騒ぎとなった。彼は極度の難聴で、会話を交わすにも読唇術だけが頼りだったからだ。三ヶ月後、クインは毒殺死体となって発見された。補聴器をつけた安全無害の男がなぜ殺されなければならなかったのか?モース主任警部は即座に委員会に照準をあわせ捜査を開始するが……現代本格派の騎手が紡ぎ出す華麗な謎解きとアクロバティックな推理の世界。
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Posted by ブクログ
難聴のニコラスクインが殺された。海外学力検定試験委員会に選ばれた無害な彼はなぜ殺されたのか? モース主任警部のアクロバティックな推理?が炸裂する!! 期待通りの仮説と推理の繰り返しで大満足。事件の肝が不正絡みか恋愛か動機は釈然とせず。被害者も含めた登場人物の行動の時刻がいまいちわからない。モースとや...続きを読むきもきしながら推理の妄想を楽しみました。 ある程度構えてしまったため、前作ほどのカタルシスはなかったものの、モースが閃くたびに、私も目がキラキラしてしまいました。 モースの天才と紙一重な探偵っぷりがほんとたまらない。 「極度の難聴」この事実が見事に最後のピースになっていることが本当に憎い!!
聴覚障害を持つニコラス・クインが殺された。 彼の勤務先は海外学力検定試験委員会。 英語を母国語としない国での英語の学力試験を行う機関(?)らしい。TOEICとかTOEFLみたいなモノかな? 最後まで読んで面白かったんですが、よくよく思い返すと、捕まったの誰だったけ?みたいな。 あの人結局関係あった...続きを読むの?なかったの?みたいな、少々モヤっとするとこもあり。 そして、解説読んで、もうこのシリーズ読まなくていいやと思ってしまいました。評論家の瀬戸川と言う人、最悪の解説じゃないですかね。
難聴という障害をもつクイン氏がなぜ殺されてしまったのか・・・相変わらずモース警部の推理爆弾(!?)炸裂中。 表紙がこのシリーズ綺麗で次々と楽しみなのですが、この本は出ない?
相変わらずふらふらした推理で、慣れてきた読者としては、どうせ間違ってるんでしょとさらっと読んでしまう。読唇術のネタは面白い。
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