菊池寛のレビュー一覧
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久米正雄がモデルの『神の如く弱し』目的で読んでみた。
菊池から見た破船事件後の様子が分かるのと、久米が何とも可愛かったので満足。Posted by ブクログ -
読み終わって思ったことは、これってAKB48じゃん!ってことです。AKB以外にも色々と置き換えて読むことができそうです。非常に短いけど色々考えて楽しめる読みものだと思います。
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「李陵」
李陵と司馬遷、二人の不遇な男の物語。
祖国への忠心を頑に守るのか、柔軟に新たな恩義を大切にするのか、どちらの生き方が正しいのかは誰にも判断できないが、迷いのある者が苦しむことは確か。
「悟淨出世」
西遊記でおなじみの沙悟淨が、三蔵法師一行に出会うまでの話。自分とは何なのか、何のための人生な...続きを読むPosted by ブクログ -
李陵は子供の頃から何度読んだやら。読むたびに心に染みいります。山月記は森見登美彦のパロディ読んだ後なので違った面白さ。
しかし、新装で600円か。昔は200
円ちょっとで薄いペラペラの新潮?文庫買えたのだが。Posted by ブクログ -
カヴァーには古本屋の値札。入手した頃は佳いも悪いも解らなかった。ただソレっぽい空気に抱かれたかっただけ。転居準備に拾い読めば ソレっぽい空気を共有していることの なんと哀しき余生か。Posted by ブクログ
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言わずと知れた一番有名かつ最も読まれている太宰作品。太宰治論の奥野健男氏は「太宰治の全作品が消えても、『人間失格』だけは人々にながく繰返し読まれ、感動を与え続ける、文学を超えた魂の告白と言えよう」とまで評しています。
アフォリズムを作り出す天才だと言われる太宰治。中でも『人間失格』の中の言葉は際...続きを読むPosted by ブクログ