里見蘭のレビュー一覧

  • さよなら、ベイビー(新潮文庫)
    母親を亡くしひきこもりになった21歳の主人公。その後父親が知人の赤ちゃんを預かり、突然死。ひとりで育児をすることに。
    ひきこもり青年の子育てストーリーだと思って読み始めたら、主人公のストーリーの間にはさまれる挿話に、なんだろう?と思いだし、最後は想像もしなかった展開にびっくりして終わりました。
    ミス...続きを読む
  • 古書カフェすみれ屋と悩める書店員
    氏の本は読んだことあったなぁと思って、手に取った。前も書店モノだったはず。というか、それと同じシリーズだとと勘違いしてた。全く違った(笑)

    謎解き役の彼はスーパーマンだなぁ。頭の中、どうなってんだろ。料理自体は謎解きの結果という感じではあるけれど、本と料理を謎がくっつけるという構造で、謎がある分だ...続きを読む
  • 古書カフェすみれ屋とランチ部事件
    初期に比べて、料理の内容減った分
    小説についての文章が増えてる。
    小説から小説についての知識を得られる、
    出てきた小説も読みたくなってくる。
    どんどん読みたい本が増える。

    今回JOJOとカポーティ出てきたのは驚き。
    丁度アニメや映画見てたので。
    あと藤子・F・不二雄の作品凄いなって思った。
    ドラえ...続きを読む
  • 古書カフェすみれ屋と本のソムリエ
    この著者は、かなり前に大神兄弟〜で
    ハマったこと思い出して読んでみた。

    グルメと小説とミステリーどれも好きだが、
    この小説グルメが良い、お腹空く。
    料理も海外のジャンキーなものが多くて
    海外旅行行きたくなる。
    出てくる古書は軽いタッチ、
    ミステリーはほぉ…って感じ。
    気軽に読めるのも良い。
  • 古書カフェすみれ屋と本のソムリエ
    「買ってください」なんて、ファンタジー的な特殊能力があって、確信をもって勧めてるのかなと思ったらそんなことなかった。

    「百万円の本」
    お母さん、「もう大きくなった」って、息子は小学生だよ?
    「受け入れないなら息子として認めない」はないよ。

    紙野君、虐待を疑ってるのに本を勧めるのは悠長過ぎない?
    ...続きを読む
  • 古書カフェすみれ屋とランチ部事件
    短歌集『食器と食パンとペン』が読みたくなった。紙野君もまどろっこしいが、すし屋のメッセージは後でこっそりみたいな伝え方で良かったんじゃ…。
  • 古書カフェすみれ屋と本のソムリエ
    日常のモツレを本のソムリエが解きほぐす
    店主すみれと古書店として共同経営をする
    紙野が織りなすグルメも楽しめるミステリ
    おしゃれな作品ですが食事の素養がなくて
    半分ぐらいしか楽しめてないな(*´▽`*)
  • ミリオンセラーガール
    お仕事小説
    出版から書店まで描いたもの
    店長がばかすぎてや、書店ガールの同列
    書店員バイトで正社員なれないのが書かれていて、どの書店員ものの小説でも書かれてるから、そんなに多いのかと思う
    いつも見かける書店員さんたちみんな凄いのかな
  • 古書カフェすみれ屋とランチ部事件
    今回は謎が分かりやすかった代わりに、本から推理することの方が難しかった

    紹介される本が実際にあって、わかりやすく概要を引用しているので、どれも古書店に行って探したくなります

    すみれさんと紙野くんは半歩前進、くらいかな
  • 古書カフェすみれ屋と悩める書店員
    前作を読んで2年近く経ってしまった。古書カフェというこのお店に行きたいなーと思っていたことを思い出した。紙野くんもすみれさんも素敵だし料理も美味しそう。紙野くんが選ぶ本も興味ある。謎解きはまったくわからないけどあまり長引かせないで回答してくれるから私には丁度いい。ほまりさんという新しい女の子スタッフ...続きを読む
  • 古書カフェすみれ屋と本のソムリエ
    読んだことのない作家さんの本を読みたくて、随分前におススメ本に表示されたこの本を読んでみました。

    「美味しそうな食べ物×本」という組み合わせで、気軽に読め、暇つぶしにはとても良かった。

    主人公2人のキャラがあまり好みではなかったが、食べ物はとても魅力的。続編もいつか読んでみようと思う。
  • 古書カフェすみれ屋とランチ部事件
    『お話、お聞きしました』『この本を読んでいただければ、(略)不思議に思っていることの答えが見つかるかも知れません』

    古書カフェ<すみれ屋>の古書スペース店長で名探偵の紙野君、お客さんたちの困り事や不思議な話を聞くとたちどころにその謎を解き明かす代わりにそのヒントになる本を差し出す。

    婚活で良い感...続きを読む
  • 古書カフェすみれ屋とランチ部事件
    シリーズ3作目。相変わらず面白い。

    紙野くんとすみれさんの仲が少しずつ、少しずつ進展してるのがほっこりする。

    ただ、紙野くんの「この本買って下さい」で謎が分かった人がほぼ皆無。本を勧めることに意味がないんじゃないかと思ったり、思わなかったり。
  • 古書カフェすみれ屋とランチ部事件
    今回も楽しく読むことができました。印象の問題ですが、お料理の場面がもっと欲しかったなぁと思いました。紙野くんをめぐる諸々も楽しみだし、次回作も楽しみです。
  • 古書カフェすみれ屋とランチ部事件
    第三作目。みなさん書いておられるが、食事シーンというかメニューが今回も美味しそうで、お腹が空く様であった。毎回主人公と同じく謎解きに挑んでみるが、全然違うのが悔しい。それでも古書でも気になる本が増えるのは楽しい。
  • 古書カフェすみれ屋と本のソムリエ
    同年代の私が言うのもなんだけども、すみれさんが結構いい年してらっしゃるので、頭の中でキレイな女優さんに変換して読んだ。それにしても、「この本、買ってください」はびっくりするなぁ。
  • 古書カフェすみれ屋と悩める書店員
    毎回、紹介する本の内容が解決のほんの糸口にしかなっていないので、みなさん紙野くんを信じて、自力で考える。それは、悩める相談者にとって、答えを知ることよりも重要なプロセスなのかも。
  • さよなら、ベイビー(新潮文庫)
    想像以上に、人生って大変で、辛くて、楽しくて、幸せ。誰にも誰かの人生の辛さ、重さ、深さを決める資格はない。って感じ!!
  • 古書カフェすみれ屋と本のソムリエ
    『本を読まなくても、人間は充分幸福に生きていける。でも僕は信じてるんです。たった一冊の本が、ときには人の一生を変えてしまうこともあるって。。』
    パン屋のパンセ(フランス語で思考・思想を意味する)

    珈琲一杯であなた様はカフェに何時間居続けれますか?
  • さよなら、ベイビー(新潮文庫)
    なんて悲しい始まり方。まーくんに次々不幸が・・・と同情してたけど、読み進むうちに、なんだそっち系?と怒りというのかがっかり感というのか憤懣やるかたない思いがこみ上げる。
    こういうの勘弁して。
    七美は「ななみ」って読むのにな。しちみちゃんならわかるけど。
    タカヤが病院にかかるとき、保険証はどうしたんだ...続きを読む