里見蘭のレビュー一覧

  • さよなら、ベイビー(新潮文庫)
    久しぶりの再読
    緒方さんが母親、タカヤがしーちゃんの子 というのは覚えていたもののその間の話がすっぽり抜けていたのでミスリードに踊らされ、後半の続きが気になる……!となる勢いがすごい。
    昔読んだ時よりもまあくんの逃げ腰な部分に色々感じるようになったことに自分の変化も感じつつ、でも最後にはこの子は大丈...続きを読む
  • 古書カフェすみれ屋とランチ部事件
    わーい、すみれ屋さんの3巻!!
    と前のめりで読む読む。

    相変わらずお腹が空くし、紙野くんのおすすめ本は気になるし、どうしてわたしの住む街にすみれ屋さんがないのかと地団駄踏みたくなる。困った。

  • さよなら、ベイビー(新潮文庫)
    父が預かってきた赤ちゃんを引きこもりの男の人がてんやわんやしながらも頑張って育てる!
    そんな愛情物語かと思ったらミステリーでした!
    合間合間に出てくる主人公とは接点なさそうな人たちはどうお話に絡んでくるんだろうと思っていたら、、終盤でびっくり!!
    でも私の理解能力が低いからか、本を読み終わっても全て...続きを読む
  • 古書カフェすみれ屋と本のソムリエ
    読み進めるうちにだんだんとハマっていく。。

    なにしろ古書店カフェのオーナーすみれさんが作るランチとビストロ、バルは、凄く凝ってるうえにおしゃれで美味しそうで、近くにあれば通うの間違いないと思わせる。

    それだけでなく聞き上手というか、人の心をほどかせる何かをもっている。

    それを上回るのは、古書店...続きを読む
  • 古書カフェすみれ屋と悩める書店員
    心に響くミステリーの第二弾。

    前作を上回るほどの料理に関する熱量が凄い。

    もちろん悩める人に勧める本のチョイスが憎いほど的確すぎてまたまた驚かされた。

    答え合わせをしてくれないと謎が解けないのは、もはや頭の回転が悪いのか…と少々落ち込むが。。

    もう一度読みたいと思ったのは「台所の音」
  • 古書カフェすみれ屋と本のソムリエ
    悩みを持ったお客さんが来店する
    すみれさんが全ての欲を満たす美味しそうな料理を提供し、悩みを解決するためのきっかけとなるであろう本をおすすめするお話

    実際に存在する本っていうのが好きなところ
    それで毎回悩みや問題がその本で解決される過程が納得するからめっちゃ気持ちいいし、よく作り込まれてるなぁと尊...続きを読む
  • 古書カフェすみれ屋と悩める書店員
    面白い
    扱う謎が日常的なものなのもいいし、料理も美味しそう
    大好きな作品です
    あと、でてくる本が実在する本で、その本を調べて読んでみるのも楽しい
  • 古書カフェすみれ屋と悩める書店員
    今回も読みたくなる本がいっぱい。好きな人がお酒好きだから自分もそう装ってしまう気持ちわかるなぁ。雑誌の取材の料理代てやっぱり貰えないんだ。すみれさんは新メニューを試食してもらう、て感じで納得しているみたいだけど、雑誌社側が「当然無料」と思っているのはおかしいと思う。「宣伝してる」ていうなら、その宣伝...続きを読む
  • 古書カフェすみれ屋と本のソムリエ
    古書カフェすみれ屋で出される食事がどれも美味しそう。紙野くんに本を勧められてみたいし、カフェごはんも食べたいし、すみれ屋近所に欲しい。「百万円の本」の香奈子さん、紙野くんが気がついてヒントをくれたから良かったものの、それがなかったどうなったのか?幸せを求めても良いけど、色ボケは別でしょ。
  • ミリオンセラーガール
    出版社の販促部の新入社員の奮闘ストーリー。
    頭を使わず一気読みできるので、「気分爽快モノがサクっと読みたい!」という方におすすめ。
    書店営業については全く知識がなかった為、営業経験者としては書店へのアプローチ方法が興味深かった。
    主人公の言葉遣いなどが好きになれなかったが、主人公以外のキャラも立って...続きを読む
  • 古書カフェすみれ屋と悩める書店員
    よくある謎解き店員系の作品ですが、料理と本を2つ組み合わせているところが特徴的です。
    料理に関しては形容詞を盛り過ぎているせいでかえって魅力を感じませんが、本の選択は秀逸。
    本と謎のどちらを先に決めてから書いているのか非常に気になります。やっぱり本かな。
  • 古書カフェすみれ屋と本のソムリエ
    古書店カフェというタイトルだけで惹かれてしまった(^^)キレイなオーナーと美味しい料理、、とありがちな設定だけどやっぱりいい。
    料理の説明は美味しそうで、ホントにこんなお店が近所にあったらなーと思う。現実、2人で店がまわるのか、そして手の込んだ料理、採算とれる経営は難しいと思ってしまうがそれは小説だ...続きを読む
  • 古書カフェすみれ屋と本のソムリエ
    ラノベ感覚で読み始めたのですが、作者の本への造詣が思ったより深く、楽しめました。
    言葉遣いなどからも、純文学の薫りも…。
    続きが読みたいなぁと思ったら、次作が出版済みのようで。楽しみです。
  • 古書カフェすみれ屋と本のソムリエ
    ご飯が美味しそう…ちょっと料理、がんばってみようかしら。
    いろんな本を知ることが出来るのもたのしい。
  • ミリオンセラーガール
    最初の頃の沙智の仕事に対する姿勢は気分悪かった~。口だけで努力もしないし。仕事をなめている。途中で考えが変わってからはまあよかった。手がけた小説が大当たりして、でもその陰でお世話になったお店が閉店して。本を巡る環境は悪化の一途ですよね。書店は減るし、書店員さんの労働環境は最悪。一読書好きとして応援し...続きを読む
  • 古書カフェすみれ屋と本のソムリエ
    大変美味しそう。
    謎解き目的でなく、グルメ小説として楽しむ方が心の平穏を保てる。
    本当に美味しそう。
  • さよなら、ベイビー(新潮文庫)
    母亡き後引き籠もる事四年の二十一歳雅祥が父の急死により急遽託された赤ん坊の育児。不妊症夫婦や産婦人科医や中学生の妊婦を挟みつつ、従姉に助けられ民生委員女性に叱られる。現実の養子縁組制度のうねりが説明だけで圧巻。タカヤの愛くるしさに絆される雅祥の育児パートがとてもすき。結末は胸が控え目ながら破れそう。
  • 誘拐サーカス―大神兄弟探偵社―(新潮文庫nex)
    現実離れした事件の内容と、それを追うなんでもアリな探偵たち。
    007やルパン三世を彷彿させると言ったら言い過ぎですが、そこまでやるんかいと突っ込みたくなるようなアクション描写は頭を使わずに楽しんで読むのにピッタリです。
    もう少し練られた展開なら文句なしに星4つのところですが、3.5がないので今回はや...続きを読む
  • 古書カフェすみれ屋と悩める書店員
    シリーズ2作目もよかった。このお客さんには、どんな本が差し出され、どんな気付きを得るのか・・・と毎回楽しみです。すみれさんが作るお料理も、どれもおいしそうで、食べてみたいわ~。
  • 古書カフェすみれ屋と悩める書店員
    2冊目もよかった。出てくる料理はどれも美味しそうだし、提示される謎もさりげないけど考えさせられるものです。
    この本の欠点は出てくる料理を食べたいと思っても、こういった本格的なサンドウィッチ系はなかなか食べられないということでしょうか。