里見蘭のレビュー一覧
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古書カフェすみれ屋の古書スペース担当の紙野君は、店に来る客の悩みに応じた1冊を勧めて、悩みを解決したり、人間関係を改善したりしていくストーリー。
本のソムリエ、紙野君の的確な1冊を見抜く力がスゴい!
カフェメニューの描写も食欲をそそる。(笑)
すみれ屋のオーナー、すみれと紙野君の関係性がどう発展...続きを読むPosted by ブクログ -
本で解き明かす日常の謎のミステリーですね。
「古書カフェすみれ」シリーズ三冊目です。
すみれさんはアラフォーに、紙野頁君は三十六才に、ほまりさんは二十八才になりました。成長物語でもあるのです。
連作短編の四話の物語。
今回は本の内容と謎解きに力が入っています。
すみれさん、紙野君、ほまりさんの三人...続きを読むPosted by ブクログ -
本で謎を解き明かす日常の謎のミステリーですね。
「古書カフェすみれ」シリーズ二冊目です。
カフェの店主すみれさん三十七才と、古書の店主紙野君三十三才のお店で起きる人間模様。
新たに、アルバイト森緒ほまりさん二十五才が加わり、物語は展開していく。
相変わらず、里見さんの料理の描写には圧倒されてしま...続きを読むPosted by ブクログ -
久々の「古書カフェすみれ屋」。第一話と第二話の謎のタネは同じ、一人で二人。シェアハウスの大家さん寛大だなぁ。三話のアレルギー話はグルメリポーターの人にとっては仕事に直結するから気軽に話せないよね。四話のひなたちゃん小さいのによく考えてる。紙野くんの叔父さんも出てきて、すみれさんと紙野くんに目に見える...続きを読むPosted by ブクログ
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手のこんだランチに、丁寧に淹れたコーヒー。
夜はこだわりのワインやクラフトビールに、これまた美味しそうな肴の数々。
そのうえ、併設された古書店の本は読み放題···
これが近所にあったら絶対通うよなー
と思わせてくれるお店が舞台のお話。
読んでいて食べたくなったのは、
・第2話に登場する自家製...続きを読むPosted by ブクログ -
素晴らしい観察眼と膨大な古書のヒント
のお陰で、本作品の主役でもないのに名
推理がさく裂してます
主人公すみれさんと結婚する流れになる
のかなあ(´・ω・`)Posted by ブクログ -
日常推理という分野は確立されているが
答え合わせを古書や料理に限定して行う
制約の中でこそ様式美が決まるものだな
ついでに店主とパートナーとの距離感も
読んでいて楽しみな作品です(´・ω・`)Posted by ブクログ -
カフェと書店。この組み合わせはいいな。古書店にはあまり言ったことがないけれど、ビブリアとかでも楽しそうだし、掘り出し物とかにであえそう。
天狗様のお話。必要な伝承。
ランチ部。シェアハウスの楽しそうな、ちょっとビビる一面が見られた。Posted by ブクログ -
結構な人気カフェ店になってしまい、新たな人員増加という新要素を加えつつ、いつも通りのすみれ屋
常客の悩みに適切な本を選び出す紙野君の読書量と、他者の話を細部まで聞き漏らさず推理できる知識に脱帽
紙野君の勧める本は、読書好きな人ならワクワクするかもPosted by ブクログ -
紙野さんの洞察力は今回も凄い。
すみれさんの他にも魅力的な女性が沢山登場して頼もしい。
サンドイッチ・ラプソディのジョーさんのハンバーガーをはじめ、食べてみたいお料理がまたまたたくさん。
今作は辻征夫さんの詩が引用されております。とても美しくて、こちらもぜひ読んでみたい。Posted by ブクログ -
美味しい食べ物と本の紹介。
書かれているライトミステリーも身近な感じで割と好みだった。
本の紹介も興味を惹かれて、今度読んでみようかと思わされる。
主人公の二人の今後も気になるところ。Posted by ブクログ -
いつもながら紙野くんの勧めてくれる本は的を得ていてすごい。
サンドイッチのお話はなんだかよかった。
アメリカの文化のことをわかっているすみれや嫌がらせに屈しない楓はかっこいいな。Posted by ブクログ -
菜の花食堂の続きを買おうと思った近くに置かれていた。タイトルに惹かれて購入。
お客様のちょっとした悩みに、ベストマッチな古本を紹介してすっきりする。謎解きも楽しいけど、自分で納得できる過程はいい。健太くんのお話はあわやというところでなんとか回避。見えていないって怖いな。Posted by ブクログ -
2巻でおしまいだと思っていたので久しぶりの3巻目でびっくり。
すみれさんのおいしそうなメニューと紙野君のチョイスは健在。
すみれさん、もうアラフォーなんだ…
紙野君の叔父様、せっかく出てきたんですから、なんとかしてください…笑Posted by ブクログ -
<古書カフェすみれ屋>シリーズ第二作。
『紙野君がお客様に本を薦めるとき、なにかが起こる』
カフェに来た客の悩みを聞いた紙野が本を薦めるという形で事の真相を教えるという変則的ななぞ解きものになっているのだが、このシリーズが単なるなぞ解きではないのがその先。
真相に気付いた当人が自分でその先の一歩...続きを読むPosted by ブクログ -
5年ぶりの3巻目。2巻からだいぶ間が空いてしまいましたが、テイストは変わってない。すみれさんが紙野くんを意識し始めてるから、ちょっと恋の要素が濃くなってきてるかな。各話の謎はどれもよくできています。古書を通じて提示されるヒントもちょうどいい匙加減です。
次はもうちょっと早く出るとうれしいなぁ。Posted by ブクログ -
出てくるお料理が想像も出来ない様な高級感…。紙野さんが「どうぞ」と差し出す本が人生を変える、というか好転させる、なんだか頼もしい内容で、思わず一気読みしてしまいました。続きも気になる。Posted by ブクログ
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料理にこだわりがあって素敵なカフェだと思った。近所にあったらお気に入りになりそう。
本をおすすめして悩みを解決していく話の展開も面白い。小説の中でオススメされていた料理歳時記が気になって買ってみた。Posted by ブクログ -
絶品メニューと名著が味わえる日常ミステリーの第3弾。
深く追求しなければ、「こんな事もあった」だけで終わってしまいそうな出来事。
だけどそのままだとお互いが納得いかずに関係性も悪くなってしまう…という日常の謎に本を紹介し、読んでもらって解決する。
その古書担当の紙野君が紹介する本に凄さを感じる。...続きを読むPosted by ブクログ