竜徹のレビュー一覧
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評価:☆5
今度の舞台は海ということですが、海戦でもイクタの采配は光る。
爆砲を積んだキオカ艦隊に対抗するために作戦は勿論、船乗りの技量のぶつかり合いもあって燃えた!
この作品は敵も一筋縄でいかないっていうのがいいね。
「この土壇場で選ぶなら――いちばん大きな失敗を犯して、それと正面から向き合っ...続きを読むPosted by ブクログ -
壮絶、としか言いようのない、最初から最後まで圧倒されっぱなしの1冊だった。このシリーズはいつも分量の割に中身が濃厚なのだけれど、この巻はいつもにも増してそれが顕著だ。
主人公イクタと、ヒロインというより、主人公の座をイクタと分け合っているという表現の方がしっくりくる少女ヤトリ。
いかなる時も手を携え...続きを読むPosted by ブクログ -
戦乱渦巻く世界で生きるイクタ少年の半生を描いた作品の第5章。
前回の海戦の続きとイクタの出自が明らかになる!
戦闘シーンは時代背景とマッチして、それぞれのキャラの特性が引き立てられていて相変わらず面白い!
なによりイクタだけでなく、我が友も活躍するところもまたいいですね!
また、後半は開戦後の次へ...続きを読むPosted by ブクログ -
読み物としてとてもワクワクさせて頂きました。
で、途中ふと思い出したんです。
(決して非難ではなく)よく似た「と在る宇宙の伝説」を。
成りたくなかったのに成ってしまう軍属、そして政治に利用されて成らされてしまった「創られた英雄」、でも結果を見れば部下達も皆納得。
体力面では劣り、精神面で...続きを読む -
物語のクライマックスに登場する言葉を借りれば、「全身に鳥肌が立つのを感じた。」といったところだろうか。
この本について、何よりも特筆すべきはその内容の濃さだ。印象的なプロローグに始まり、息もつかせぬ展開には、読者としてただただ圧倒されるしかない。なにしろ最初に巻き込まれた事件のくだりを読んでいるとき...続きを読むPosted by ブクログ -
戦乱渦巻く世界で生きるイクタ少年の半生を描いた作品の第4章。
今回は北域の戦乱の後始末とそこから始まる内政、そして海戦へ。
戦記物で内政を描くとどうしても固くなってしまうものだが、さすがこのシリーズ、いい感じで砕けてらしさがでてるなと思いました。
イクタがいるだけでバランスがよくなりますね。
後半...続きを読むPosted by ブクログ -
私的には、安定の面白さ。架空戦記やっぱり大好き。
海戦は読んで陣形を理解してその動きを想像するのに時間がかかったけど、楽しめた!
そして、その後の衝撃展開に次の巻が待ち遠しいです。Posted by ブクログ -
まずあれやね、ちゃんと陣形を図面で見せてくれるのは素晴らしいよね。
ファミ通のお気に入り異世界架空戦記の最新刊はそれで戦術がイマイチピンと来なくてテンション上がらなかったんだけど、
丁寧な戦術の説明に細かな戦闘の描写のおかげで、
臨場感あふれる脳内描写で楽しめました。
海戦のオチはしまらなくてそれ...続きを読むPosted by ブクログ -
隣接するキオカ共和国と戦争状態にあるカトヴァーナ帝国。
その国にある事情で嫌々高等士官試験をしようとしている戦争嫌いで怠け者で女好き少年イクタ。
そんな少年がのちの名将となるとは誰もが予想してなかった。
戦乱渦巻く世界で生きるイクタ少年の半生を描いた作品。
最近、こういったファンタジーの作品が増え...続きを読むPosted by ブクログ -
ちょっと一休み、な感じの4巻でした。でも、安定して面白いなー。
この先、またひと波乱ありそうですから、少し平和なお話でよかったです。
私はこの手の架空戦記が好きだ。Posted by ブクログ -
評価:☆5
本格派ファンタジー戦記第3弾。
圧倒的な戦力差、そして現れる「不眠の輝将」ジャン・アルキネクス。絶望的な状況の中での撤退戦に果たして勝機はあるのか――!? と言ったところです。
いやーホント面白い!安定しすぎてて怖いw
始めはかなり成り行き感が出てたイクタだけど、もうすっかり名将...続きを読むPosted by ブクログ -
異世界ファンタジーの戦記物というと往年の名作「ロードス島戦記」を始め「空ノ鐘の響く惑星で」「火の国、風の国物語」などの傑作がありますが、この「天鏡のアルデラミン」もそのリストに加わってくる作品でしょう。それほど面白く、また今後を期待させる作品でした。
個人的に、何よりの魅力は主人公イクタのキャラク...続きを読むPosted by ブクログ -
今回初登場のおなごは、私はてっきり……仲間になるもんだと思っていたんですけど……。まさかああいう展開だとは!
167ページのイクタがかっこよすぎてきゅんきゅんした。カラー口絵との落差が激しすぎる。まあ、もう一人のイケメンはいつでもイケメンだけど、こっちはギャップ萌え。Posted by ブクログ -
「このラノ2013」で全くのノーマークだったところでなんと13位。
確かにとても面白かったと思いますが、既刊2巻(というか対象期間内では1巻)の段階でここまで評価されるのはさすがに過大。いかにも「ここから物語が動き出す!」みたいな終わり方するので。
これが評価されるなら、「エスケヱプ・スピヰド」と...続きを読むPosted by ブクログ -
能ある鷹は爪を隠し怠惰を求めた、主人公のイクタはそんな存在。イクタの軍師としての才能、そして最後に来る姫との会合。この最後の話が良い感じに2巻以降につながっていくんだろうね。Posted by ブクログ
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主人公が不埒なヤン・ウェンリー?
それは冗談として、
『騎士団』のバランスがよく考えられている…ような気がする。
イクタ&ヤトリ(『剣化』したヤトリ△!)はテッパンとして
マシューの大化けを期待したい(マジ)
ハロは一服の清涼剤w
トルウェイがヤトリと並び立てるところまでいくと完璧(個人的に)
でも...続きを読むPosted by ブクログ -
前半ののどかな盛り上がりから、後半のデスマーチへ。
名将イクタくんの善戦むなしく、巻頭カラー挿絵のお姉さんを初めとして、人がたくさん死にます。
次回は恐らくさらなる危機が…、でも今回残した幾つかの伏線を、イクタくんはどうやって使うんでしょうか。
スーヤ曹長、頭脳明晰な上官イクタ君にデレッデレ。な...続きを読むPosted by ブクログ -
面白い。こういうファンタジー戦記大好き。私の中ではかなり当たりの部類なんですけどw
前シリーズが微妙に合わなかったのでどうかなーと思っていたけど、これはいい。次以降に期待。
でも、やっぱり、モノクロのイラストは微妙だね……。カラーはよくてもモノクロが微妙な方が増えましたね。Posted by ブクログ -
「怠け者の少年が名将と呼ばれるとは、誰も予想していなかった」
っていうような帯の一言に一目惚れして購入。
剣と精霊のファンタジーですが、魔法的要素は四大精霊の存在と行動以外になく、むしろ主人公イクタ君の「科学」とか「弁舌」とか「用兵術」とか「戦術」に爽快感があります。
今後が楽しみなシリーズが一...続きを読むPosted by ブクログ