森沢明夫のレビュー一覧
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本が紡ぐ物語ってどういうこと?と思ったけど、
編集者、小説家、ブックデザイナー、書店員、読者の5名の物語が繋がっていくお話だった。
お話が進むごとに時間も経過していて、それぞれの関係性が変化して行く様も面白かったし、ひとつのお話を軸にしてこんなにも交錯していくものなんだなぁ、と本の持つ力を感じた。す...続きを読むPosted by ブクログ -
身長2mはある見た目はこわもてでマッチョなオカマのゴンママとスポーツジムで筋トレを通じて知り合った仲間たち。
典型的なオネエ言葉で話すゴンママはスナックひばりのママであり、いつも相談される側の人。人の気持ちを読み取り、明るく的確なアドバイスをしてくれる。そんなゴンママだって時には孤独や淋しさと戦うこ...続きを読むPosted by ブクログ -
登場人物が皆『さよならドグマ』を読み「ひとりではないんだ」と思えたように、読後ホッとしてしまうような、そんなやさしいお話でした。
自分でも不思議なんですが、「どうしてこんなところで?」と思うところで何度もジーンとしてしまいました。このお話は自分にとってまさに『時分』だったのかもしれません。Posted by ブクログ -
Audibleにて。
全六章から成り立つ、笑いあり涙ありのストーリー
舞台は、身長2メートル超のマッチョなオカマ・ゴンママを中心に、個性的な仲間が集うジムと、ゴンママが経営するスナックひばり。
それぞれの章で異なるメインキャラが登場し、その人物の視点で物語が展開する。
マッチョなオカマがバーを...続きを読むPosted by ブクログ -
小説を書くコツがQ&Aで丁寧に書かれている
大御所級の納得出来る小説を書いても無名だと世に出れないという言葉も心に突き刺さったPosted by ブクログ -
『夏美のホタル』、『エミリの小さな包丁』、『キッチン風見鶏』に続く4作目の森沢作品。一冊の本に纏わるそれぞれの立場から描かれた連作小説。
生きていくことは、楽しいことばかりではなく誰しも一つや二つ、大きかったり小さかったりする蟠りを抱えていると思うけれども、その蟠りを取っ払って、前向きに歩んで行こ...続きを読むPosted by ブクログ -
しっかり読んだ。津山さんの回からじんわり来ていて、涼元は文章でも嫌な感じだったけど本音があって見直せたから結果全員良い人って事。津山母と健太郎父と繋がってたのもいいし、親子って良いものなんだなあーって自分には全く無いもので正直羨ましいんです。ラストの荻原浩とごっちゃになって間違えていて、あー昔の作品...続きを読むPosted by ブクログ
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晴れ時々笑い所により涙なかなかの作品でした。登場人物によってエピソードがあって、もたつき感がなく良かったです。実写化されたら見てみたい作品でした。Posted by ブクログ
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人生は一度きりなんだし。なるべく好きなことをたくさんやって、わくわくする気持ちをたくさん味わって、それでいいんじゃないか?とのフレーズにうなずけた。
そんな気持ちで日々を過ごしたら、自分で自分を応援しているみたいでわくわくしそう。
誰かに支えられ、誰かを思いやることの積み重ねが人生だと私は受け止め、...続きを読むPosted by ブクログ -
とても良い物語でした。
いろいろな年代に対して背中を押してくれる優しい本でした。
涙腺が弱くなったおじさんには外で読んではダメな本でした。
飛行機の中で危なかったです。Posted by ブクログ -
とてもとても温かい気持ちになる、今年ナンバーワン!の本でした。たまちゃん、たまちゃんの周りのたくさんの人がみんなまっすぐで、温かく、心から人って素敵だ、と思う内容。Posted by ブクログ