池上彰のレビュー一覧

  • グローバルサウスの逆襲
    手嶋龍一氏ほどではないが、池上彰氏と知の巨人・佐藤氏との対談もいつも示唆に富んだものだ。本対談はグローバルサウスを語る過程で、全世界を俯瞰するように過去・現在・未来を語ったもので深みは薄いが、全体把握には丁度良い。
  • 別冊NHK100分de名著 読書の学校 池上彰 特別授業 『君たちはどう生きるか』
    この一冊で本家「君たちは・・・」を読んだことにできるかと思う気持ちが甘かった。
    まぁ本家に書かれていることが何となくわかったけれど、
    やはり時間作って本家も読んでみるべきなのだな。
    そう思わせるだけでも本書の一読は価値あるものだ。
    ただ、初老が本家を読んでも後悔ばかりかもしれないがね。
  • 池上彰の世界の見方 中国・香港・台湾
    中国の現代史を授業形式で解説した本。池上氏と高校生と問答する構成となっていて、読んでいるだけで授業を受けているような感覚になる。図や写真が特別多い訳では無いが、文章だけでも非常に分かりやすく、内容がすっと頭に入ってくる。私はあまり歴史が得意ではないが、池上氏の解説のように、ひとつひとつの出来事の背景...続きを読む
  • 知らないと恥をかく世界の大問題14 大衝突の時代‐‐加速する分断
    著者の他の書籍と同じく、テンポ良く読めて、大切なポイントがわかり易くまとめられている。時事問題を短時間で幅広くカバーできるという点で非常にコスパが良いと言うこともでき、また、何気のない補足的な解説(例えば、ユダヤ人の定義は何か等) からも更なる知識欲を刺激してくれる。
  • おとなの教養3 私たちは、どんな未来を生きるのか?
    今後の世界を左右するであろう6つのテーマを解説した本。

    『おとなの教養』シリーズ3作目となる本書は、気候変動、ウィルスと社会、データ経済とDX、米中新冷戦、人種・LGBT差別、ポスト資本主義の6つのテーマについて、「そもそも」のところからわかりやすく書かれています。

    教養を身につけるには、古典を...続きを読む
  • 明日の自信になる教養2 池上 彰 責任編集 幸せに生きるための政治
    内容は分かりやすく
    普通の大人からしたら簡単すぎる?だろう

    でも、政治ってよくわからないことを
    しったようにしてるとこや
    物価高とか、税金とか
    政治家への不満とか、おもってても
    自分はどう考えてるか、
    自分はどうしていきたいとかまで
    考える基礎の基礎がなかったなーと思った

    ここをはじめとして
    ...続きを読む
  • なぜ僕らは働くのか 君が幸せになるために考えてほしい大切なこと
    40代で未経験の仕事をしている最中です。充分伝わる内容です。ちょっと泣きそうになりました。社会人の方にもおすすめです。
  • なんのために学ぶのか
    大人になってから、小中高校で習ったことは日常の出来事につながっていると感じることがあり、テストで良い点をとるための勉強の仕方をしていた自分にもったいない、もっと日常と結びつけて学ぶと役に立つのに、、と今更ながら思う。日本の教育方法に文句を言っても仕方ないが、学校でもそのように教えてくれるともっと興味...続きを読む
  • おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか?
    人間(または日本人)を知るために欠かせない、「宗教」や「宇宙」、「歴史」など7つの教養を解説した本。

    自分(人間)を知ることは、未来に向けての生きる力を身につけること。すぐに役立つわけではないが、長い人生の中できっと役に立つのが教養。教養の入り口部分を教えてくれるのが本書。
  • 池上彰の教養のススメ
    すぐ役立つものは、すぐ役に立たなくなる。

    教養とは、高度な社会性を身につけること。
    正義とは何か、平等とは何か、人は何のために生きているのか。異なる背景を持った他者を理解するとは、どういうことなのか。

    ハウツー本のような小手先だけの技術を身に付けるのではなく、自ら思考して、そこに至るまでの手法を...続きを読む
  • 世界史を変えたスパイたち
    限られた紙面でコンパクトでありながら著者の得意とする解りやすい説明が尽くされている。イラク vs イスラエルの緊張関係も含めて「スパイ」活動だけではない世界感を持つことを助けてくれる良書。暗殺が罷り通るダークな、非民主的な国家が存在すると考えてる一方、今更ではあるが、表向きは民主国家とされる国々でそ...続きを読む
  • 知らないと恥をかく世界の大問題11 グローバリズムのその先
    2019年から2020年前半の国際情勢を解説した本。

    本書は、コロナ禍の時代序盤の世界はどのような状況だったのかを振り返るのに役立ちます。現代の世界を理解する最初の一歩として最適な本。
  • 歴史で読み解く!世界情勢のきほん
    いつもわかりやすくて勉強になる本を出版される池上先生の本。各国の情勢や思惑を、歴史を交えて解説している。
    触れられている国は、インド、中国、ロシア、イギリス、アメリカ、フランス、ドイツ、ブラジル、そして新興国グローバルサウス。3割くらいは知っている内容だったので流れも掴みやすく、世界史が苦手だった私...続きを読む
  • 一気にわかる!池上彰の世界情勢2024
    大統領選挙、ウクライナ戦争、イスラエル問題、統一教会、地震、円安問題などさまざまなトピックに関して分かりやすく解説されており、勉強になった。トランプが大統領に返り咲いたらすぐにウクライナ戦争が終わる(ロシアが勝つ)し、駐在米軍も引き上げる可能性が高いので様々な問題が表面化してきそうである。この辺りを...続きを読む
  • 池上彰の若い読者のためのアジア現代史①大韓民国・朝鮮民主主義共和国
    あまり関心がない国でしたが、弾道ミサイルや核実験など頻繁に行われるようになり、「知らないままではダメだ」と思い本書を手に取りました。
    知りたい内容を分かりやすい文章で書かれており、概略はつかめました。勿論知らなかったことだらけで勉強にもなりました。
  • なぜ僕らは働くのか 君が幸せになるために考えてほしい大切なこと
    キャリアについて考える機会があって読んでみた。働くとはなにか、大人も改めて考えさせられる一冊。
    学生の時に読みたかった!昔「学生は社会のお客さんだよ」って言われたけど、お客さん状態では知らないお仕事がこの世の中にはたくさんあるってことを若いうちから知っておくだけで将来の幅が広がると思う。
  • 池上彰のまんがでわかる現代史 東アジア
    漫画と解説で、非常に理解しやすい。
    知らなかったこともたくさん書かれていて、勉強になった。
    隣国を批判するだけではなく、前向きに 関係を築いていけるよう意識していきたいと思った。
  • この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう 池上彰教授の東工大講義
    原発、経済、中国、北朝鮮、さすがの池上さんめちゃ分かりやすい。やっぱり池上さんのテレビは見るべき。東工大の生徒はラッキーだ。
  • 書く力 私たちはこうして文章を磨いた
    読売新聞の「編集手帳」を書き続けている名文家・竹内政明さんと池上彰さんが、文章術について語り合った本。

    文章の構成や伝わる表現について、わかりやすく解説しています。上手に文章を書けるようになりたいなら、本書は一読すべきです。

    文章が書けるようになるには文章読本ばかりを読むのではなく、多くの本を読...続きを読む
  • グリム、イソップ、日本昔話 人生に効く寓話
    目から鱗がポロポロ落ちる本。20の寓話を分析、深掘りし、現代社会に即応。勧善懲悪も教訓話も、池上氏と佐藤氏に懸れば、今までの認識が一気に覆る。児童書を前に真剣に語り合う二人が微笑ましかった。