横山信義のレビュー一覧
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大きな損害を被りながらも英東洋艦隊をシンガポール沖で撃破し、シンガポールの攻略完了をもって南方作戦完了。今回も砲撃戦の描写がメイン
さて、日米英ともに動かせる主力艦が無い状態で、米軍による通商破壊戦が始まるのかな。
連戦連勝にもかかわらず敗色が濃く感じるんだけど、リメイクだから?Posted by ブクログ -
勝っているはずなのに勝っているように思えない雰囲気漂う、実に横山らしい内容だった。勝ちが続いたことによる楽観と慢心、八八艦隊とそれ以外の者との間の微妙な確執が見え隠れするなかでの決戦。かろうじて撃退するものの徐々に追い詰められていく様子が見て取れる。Posted by ブクログ
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早くも八八艦隊全艦と太平洋艦隊による総力戦。戦艦同士の激しい殴り合いは読んでいてワクワクするものがある。日本側は2回の海戦で共に勝利を収めたものの決して無傷とはいえず、むしろ満身創痍。一方の米国側も大きな損害を受けているが、その工業力は侮れない。何より四六センチ砲の威力という戦訓を持ち帰ることに成...続きを読むPosted by ブクログ
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「開戦篇」と銘打ってあるとおり、開戦に至るまでの経緯を中心に最初の戦いでシリーズが開幕した。ともすれば「日米開戦ならず」となりそうな雰囲気も漂わせつつも日米開戦へと軸を切ってしまう様子が緊張感を持って描かれていた。日本の八八艦隊と米国のダニエルズ・プラン艦の配備が一通り完了している、つまり日米双方...続きを読むPosted by ブクログ
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なんか途中を飛ばしすぎな感じが否めないが十分面白い。とりあえず日英同盟が続いていてドイツが共和制でうまいことやってるっていうあり得ないけどタイムスリップする話を読むよりはよっぽど現実味があって面白い。
とりあえずシリーズを集めようと思う。あと、綾瀬艦長がかっこいい。Posted by ブクログ -
最終巻。因縁の海マリアナでの大和型・ライオン級がモンタナ級・ケンタッキー級との最終決戦に挑む。全てのお膳立てが整い、戦艦同士の一騎打ちがついに実現したのだが、これまでに何度も打ち合いをしていたため、戦闘描写が似通ってしまっていていまいち盛り上がりに欠ける展開になってしまったのが残念だった。Posted by ブクログ
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ついに英太平洋艦隊根拠地トラックが米軍に占領され、英軍はパラオに後退。
グアムにはB29が配備され日本本土への戦略爆撃が開始される。
日英軍の巻き返しはどうなるのかなPosted by ブクログ -
モンタナに続いて戦艦ケンタッキー登場。日本側も信濃が戦艦として登場予定など計画に終わった艦が次々と登場するのは仮想戦記ならでは。このままいけば超大和型戦艦として紀伊や尾張も登場しそうだが戦況はそうも言ってはいられない状況となってしまった。アメリカはモンタナ級を量産し日英軍を圧倒。そしてついにB29...続きを読むPosted by ブクログ
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ネタバレあり。
期待通り金属製モスキートにマーリン飛燕登場。だけど米軍重爆の頑丈さと、それ以上にラスボス的頑強さを誇るモンタナ級は横山世界では相変わらずでした。Posted by ブクログ -
自分が読んだ初めての架空戦記小説です。もし八八艦隊計画が実現していたら、というよくあるifモノですが、奇想天外な架空戦記とは一味違った作品でお気に入りです。
*八八艦隊計画
日露戦争後に行われたアメリカ海軍を仮想敵国選定とした旧日本海軍の国防指針と第一次世界大戦の戦争景気による経済成長を背景に計画...続きを読むPosted by ブクログ -
連合艦隊の真珠湾攻撃は事前に察知されていた……とはよく指摘される事柄なわけですが、ではもしアメリカ側が迎撃する気マンマンだったら、ひいては攻撃が失敗に終わっていたら日本はどうなるのか?というifをシミュレートする小説。横山氏はどの作品も設定がストイックで好きです。なにしろ冒頭から大和と武蔵の一騎打ち...続きを読むPosted by ブクログ
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相変わらず、横山節は健在で、艦隊決戦でも勝つには勝つものの日本海軍が苦戦する、と言うパターンはおなじみ。ただ、もっとドイツ海軍って強いんじゃないかなぁ(本巻ではイタリア海軍が主役だけど)とは思います。他の横山作品の、太平洋を縦横に舞台とする活劇に比べるとちょっとこじんまりとして地味かなあ、と言うこと...続きを読む
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ドイツに決定的打撃を与えられず欧州戦線は膠着状態に。ドイツを孤立化させソ連を参戦させる為に日本を打倒しようとマリアナに攻勢を開始した米国。満を持して決戦をする日本に勝機はあるのか?
まあまあ面白かった。Posted by ブクログ