横山信義のレビュー一覧

  • 宇宙戦争1941
    「昭和16年12月8日奇襲ハ先ヲ越サレタリ−」何この帯燃える!
    そうか、『宇宙戦争』は史実で、英国政府は事実を情報操作で隠蔽してたと。なるほど
    米国が対火星人軍事同盟を列強各国に提唱しても、籠もったきり回答しないヒ総統の動きが次巻以降楽しみ
  • 碧海の玉座9 トラック邀撃戦
    日本の戦艦は一回休み。その代わりビスマルク級vsモンタナ級の夢の一戦!さらに改モンタナ級まで現れて…第二艦隊が突入するもトラックは陥落し、遂にグアムからB29が本土へ。しかし、ビスマルク級の速射性能ってそんなに凄いとは知らなかった
  • 碧海の玉座7 グアム攻防
    サモアを囮にグアムを攻略された帝国海軍、主力艦隊及び英太平洋艦隊の協力を得られないまま、加賀、長門、陸奥の三隻の戦艦を主力にグアムを奪回した米海軍に挑むが・・・
    手段と目的を取り違えない/個人の利益を優先しないリー提督カコイイ
  • 旭日、遥かなり5
    前巻末でのタラワ奇襲上陸からの展開。
    前巻と今巻で、戦術的な勝利が戦略的勝利に直結しない例というのがうまく描かれていると思う。
    [more]
    敵艦を沈めてわーい!じゃねえんだよと。
    艦砲射撃してそれで終わりじゃねえんだよと。
  • 八八艦隊海戦譜 死闘篇2
    修理中と改装中だった剣型がようやく戦線に復帰。大和型と46センチ砲搭載艦が揃って、決戦へ。GFはトラックに戦力を集中するも…

    初めて戦線に投入されたウェザーマンはいきなり大活躍しなかったw
  • 碧海の玉座8 中部太平洋海戦
    グアム祭攻略に失敗した日英軍は満を持してグアム・トラック進軍の根拠地であるエニウェトク攻略作戦へ モンタナ級と大和、武蔵が激突。そして英軍に待望の増援(戦艦×2、巡洋戦艦×2)が!
  • 八八艦隊海戦譜 死闘篇1
    大和発進!の巻
    そしてソロモンでの消耗戦と米軍の反攻始まる。そして、戦いは八八艦隊計画艦やダニエルズプラン艦から、ポストダニエルズプラン艦の時代へ
  • 不屈の海1 「大和」撃沈指令
    外交、戦闘ともにテンポ良く進行。米(軽)巡洋艦の無双が危惧される局面があったが納得の出来る範囲で収束。
  • 南海蒼空戦記4 太平洋艦隊強襲
     いよいよ末期感が出てきた。遂に最も恐れていたB29が出現。圧倒的な力を見せつける。一方の海戦も果たして勝利したと言えるのか。撃ち合いでは勝つことができ、日本側が想定している米国の作戦を阻止したかのように見える。しかし米国側の作戦は全く異なるものであり、その作戦も成功している。双方で作戦成功という形...続きを読む
  • 南海蒼空戦記3 マリアナ奪回指令
     日米双方が攻めあぐねている感じ。それでも米軍のほうが実は余裕があるところが横山らしい展開。そして双方ともに空母を損失し、いよいよB29との対決というところか。日本は夜間戦闘機を投入、そして迎撃用ジェット戦闘機の開発に着手するところまで技術を上げてきたが配備が間に合わない可能性が高い。どちらにせよB...続きを読む
  • 絶海戦線2 第二次ミッドウェー海戦
     横山の作風としては珍しく日本側が優位な状態を維持している。撃沈された艦が全くないわけではないが、いつものパターンであれば数隻は失ったり、失われずとも戦闘不能となるはずなの場面でことごとく危機を脱している。そして気になるのは次回への引き。もしかすると「絶海」というのは南太平洋ではなく、実はもっと別の...続きを読む
  • 南海蒼空戦記2 ルソン攻囲戦
     本シリーズが航空戦にこだわったものであることがはっきりと分かる内容だった。当然描かれるのは空戦であるし、雲龍型、大鳳型が史実よりも早いタイミングで建造され、さらに空母の数が足りなくなったようで、史実には存在しない三番艦、四番艦を登場させている。加えて、打撃部隊の活躍の様子が全くといいほど描かれてい...続きを読む
  • 八八艦隊海戦譜 終戦篇
    パラオに侵攻する米艦隊。トラック、ラバウルから航空機搭乗員を引き上げ、46cm砲搭載戦艦6隻を揃えて迎え撃つ連合艦隊。多くの損害を出しながらも米軍を撃退。
    欧州ではフランス侵攻を開始した米英軍とドイツと戦端を開いたソ連軍。どうやってまとめるのかと思ったら、ドイツによる東西両戦線への原爆投下と日独同盟...続きを読む
  • 八八艦隊海戦譜 死闘篇1
    米豪分断作戦の中止。守りに回るも多くの艦や将兵を失い、ついにブーゲンビルから撤退。
    初陣の大和が大活躍の巻だったけれど、これはフラグなのかな?(ホント前作を覚えてないなぁ。しかも一年積んでるし)
  • 南海蒼空戦記1 極東封鎖海域
     いかにして重爆撃機の脅威に立ち向かうかがコンセプトの本作。過去作の『群龍の海』と同様に航空主兵に舵を切っているが、『群龍の海』では積極的に航空主兵へと移行したのに対し、本作では仕方なくそうしたという設定である。そのため航空機の開発が遅れている中での開戦となった。重爆撃機との対決だけでなく、僅かな資...続きを読む
  • 八八艦隊海戦譜 死闘篇2
     米国の底なしの工業力の恐ろしさ、そして戦術と戦略の違いが如実に現れている。確かに戦闘では勝ったが、戦略的には負けと言ってよく、しかも勝ってしまったがゆえに戻れなくなってしまった。そして大和と武蔵の二艦がいくら強固といえどもダメージは避けられず、どうしても戦線に空白が生じてしまう。一方の米国は次々と...続きを読む
  • 八八艦隊海戦譜 死闘篇1
     ついに「大和」投入。この著者にしては珍しく大活躍したが、かえってそれが不安を煽る。ブーゲンビルが陥落し、トラックも危うい状況。そのような中での「大和」の活躍。不安でしかない。
  • 八八艦隊海戦譜 攻防篇2
     米豪分断を狙ってソロモン海に突入するものの米国の新型巡洋艦と戦艦の逆襲に合い追い込まれてしまう。帝国海軍も高速雷撃艇で戦果をあげてはいるが限定的なものであり、新鋭艦を次々と送り込んでくる米国に敵うはずもない。連勝が続いたことによる自信と油断もあるだろうが、やはり地力の違いは大きい。
  • 八八艦隊海戦譜 攻防篇1
     米軍がレーダー搭載艦を投入。これを迎え撃つ劔型。いよいよ米国の逆襲が始まった。定石通りの戦い方をする日本海軍とレーダーを活かした作戦を採る米海軍が対照的であったが、お互いの砲戦距離に入ってしまえば四六センチ砲を持つ日本が有利であるものの、米海軍がアウトレンジからの奇襲に成功したという事実はこれから...続きを読む
  • 宇宙戦争1945
    1941年のハワイ奇襲から太平洋戦争が勃発するはずが、なぜか火星人が地球に攻めてきていて……というところから始まる宇宙戦争もついに完結。当時の地球の科学力と軍備で、いかに星の世界を渡ってきた超兵器と戦うかという架空戦記SF。最終刊は世界の総力をあげてのスーパー大戦。