横山信義のレビュー一覧
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ドゥリットル爆撃隊が微妙な掛け違いにより失敗。
所々に史実とは違う伏線が見えるので続巻が楽しみです。
陸奥と伊勢が米新鋭戦艦の闘い。
普段の陸奥撃沈の流れかと思いきや生還。Posted by ブクログ -
大和への宣戦布告前の奇襲攻撃から始まり、
大破着底するも決して挫けず、
最後の決戦に間に合う様に蘇り、
帝国のために消えていく。
この世界の大和、絶対に史実以上の伝説になるな。神格化されるな。神社くらい出来てるな!
この筋を引き立てているのは、フレッチャーの、優先順位を間違えずに最善を尽くす判断...続きを読むPosted by ブクログ -
圧力を掛けられつつも、逆に合衆国に条件を出せる英国と、圧力を高められて、国内で一波乱起きそうなイタリアと、圧力を掛けられても、国内が動揺することが決して無いソ連の差。
そして、戦場の霧。情報が入手できても、それを解釈するのはあくまでも「我」であり、「彼」が本当に何を意図していたのかは想像でしか無い...続きを読むPosted by ブクログ -
帝国海軍が航空消耗戦から方針転換、潜水艦等を使用しての兵站線攻撃 > 対処される > 空母機動部隊を投入 > 空母機動部隊対決へ >ビッグフォーの相打ち海戦
剣風…天山艦攻と同じ火星発動機を積んだ新型艦上戦闘機か。
そして、ヤマト、遂に就役へPosted by ブクログ -
八八艦隊を撃滅して戦争継続能力を奪わんと来襲する米艦隊vs待ちかまえる八八艦隊
サウスダコタ級に一艦隊が大苦戦するも、剣型巡洋戦艦擁する第二艦隊の「94式40サンチ砲」の威力で戦局を挽回。しかし、サウスダコタ級二隻を取り逃がし、禍根を残す。
そして、英国東洋艦隊に最強の戦闘艦4隻を含む大増援が・・・...続きを読むPosted by ブクログ -
時間制限付きのフィリピン攻防戦(決着編)日本側によるフィリピンへの補給線攻撃。こう言ったのが読みたいよね。
群狼じゃ無かったのね。ああそうかドイツから日本に移ったのは航空関係者限定だったか。そして一度上手くいった手法を単純に繰り返して失敗するのは日本軍らしいよね。とはいえ最後の『拿捕』は珍しい。こ...続きを読むPosted by ブクログ -
『今度はイタリア抜きでやろうぜ』から始まり、
開戦前に大和が沈み、ハワイ沖で米太平洋艦隊を沈めるも、山本長官が辞任する。
帝国の明日はどっちだ?
参戦しないイタリアと英国も気になるところ。
(日本が宣戦を布告した相手って、米国だけ?<明確な描写が無い
『不屈の海』というタイトルと巻末の描写から...続きを読むPosted by ブクログ -
米太平洋艦隊の『生かさず殺さず』作戦で消耗していく日本海軍+商船隊。そして山本GF長官自らが率いるGF全力出撃による大規模船団護衛を政治的理由から稼働全艦で迎撃せざるを得ない太平洋艦隊が再びミッドウェーで相まみえる。摩耶改2もとい防空巡洋艦化した摩耶は大和の護衛に。そして、ミッドウェー陥落の影響でア...続きを読むPosted by ブクログ
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米機動部隊に決戦を強要した日本海軍だったが…
戦術<作戦<軍事戦略<戦略
『豪州、英連邦やめるってよ』
で、次は米豪遮断?豪州本土への力攻め?
今回、米機動部隊に決戦を強要したことで、効果を上げていた通商破壊はおざなりにされてしまうのか!?(まあ、そっちにシフトすることは考えにくいかPosted by ブクログ -
がっちりミッドウェー大作戦!
余計な支作戦なんていらんかったんや!と物量でミッドウェーに迫る日本海軍。そして、それでも齟齬からあわや作戦失敗となるのも日本海軍らしい。そしてミッドウェーを占領するも行く手に暗雲が垂れ込めるエピローグPosted by ブクログ -
モンタナ級が評価されている仮想戦記は珍しいかもしれない。米英日の提督の描写がリアリティを増している印象をもてた。そして、マーリン64搭載の彩雲。直接描写されない独ソ戦も気になる(外伝でないかなあ?)Posted by ブクログ
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前作は楽しめたが、最後が納得して無い。
しかし、今作は1話から躍動感があり、早く続きが読みたい。
横山さんの作品では一番好きになれそうだ -
空戦メインといえどもこれまでは艦隊戦の比率が多かったが、いよいよ空戦メインとなった。とはいえ戦艦にもちょっと見せ場があるあたりが氏らしい。迫り来る500機のB29を持てる戦力全てをつぎ込んで迎え撃つ、防衛に失敗すればすべてが終わる緊張感がただようなか、ようやく登場したジェット戦闘機も短いながら十分...続きを読むPosted by ブクログ
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戦艦同士の戦いを軸に据えたこのシリーズもいよいよ最終巻。目次を眺めると「終局の光」、巻頭イラストは双発の爆撃機と大きな火球。否が応でも原子爆弾を想像してしまう。どこに落ちてしまうのかとハラハラしながら読み進めていったが、いざ艦隊決戦が始まるとそんなことは忘れて一気に読みきってしまった。
お互い...続きを読むPosted by ブクログ -
もしも1945年装備のソ連軍と、米国から支援を受け充分な余力を残した大日本帝国軍が満州で、全力全開で戦争をしたらどうなるか?
容赦のない考察と描写は、一巻のカバー絵から全てが凝縮されているように思えます。