山本幸久のレビュー一覧
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お母さんのお葬式の日、娘である美晴は、タイトル通り喪服のまま逃げ出してしまいます。
でも、逃げて行った先は…。
奔放なんだけど、寂しがり屋さんで、突飛な行動にも彼女なりの理由があります。
美晴の姪である世宇子の目線で描かれていて、世宇子自身、そんな美晴に迷惑かけられながらも魅かれています。
ウ...続きを読むPosted by ブクログ -
メインの女性は、高坂藍子。
仕事もでき、すらりと背も高く、かっこいい女性です。
彼女を軸にして、元旦那や元彼やそれぞれの相手の女性などさまざまな目線で描かれています。
藍子自身のストーリーの時は、それほど輝いて見えませんでしたが、周りの目から見ると、めっちゃかっこいいです。
だんだん藍子を好きにな...続きを読むPosted by ブクログ -
ブラック企業からお花屋さんへ。
ひとつの章が短いのですらすら読めました。
花言葉で締められるのも素敵でした。
最後はなぜか涙出ました。
幸せになってほしいー。Posted by ブクログ -
華やかそうに見える仕事も、裏側は大変と聞くことがあるけるど、花屋さんの仕事もそうだなぁと思う。
実際、花屋さんの仕事はちょっぴり関わったことがあるから、そんなことを懐かしく思いながら紀久子が一歩一歩進んでいくのを、のんびり読む。…今月はなかなか“読みたい気持ち”と行動が一致しなくて、必然的にそうなっ...続きを読むPosted by ブクログ -
たくさんの花の名前と花言葉が知れた
泰山木、向日葵、菊、クリスマスローズ、ミモザ、桜、スズラン、鶏頭
中でも、赤いカーネーションの花言葉は、母への愛、純粋な愛、そして真実の愛
花言葉で気持ちを伝えるって素敵だと感じた章だったPosted by ブクログ -
主人公は君名紀久子。
心身共に疲れ果てて勤めていた会社を辞めて、小さな花屋で働き始める。
お客さんや従業員との触れ合い。また、日々たくさんの花と触れ合う中で癒され、心の中に仕舞い込んでいた夢にもう一度向き合おうと勇気をもらい成長していく物語かな。
ストーリーは変わった感じではなかったけれど、ミモザ...続きを読むPosted by ブクログ -
自由奔放な美晴さん。その破天荒な奇想天外な自由人の様子を主人公の世宇子してんから描かれている。
すごい美晴さんというキャラクターが好きになった。確固たる自分があり悩みながらも自分の道を模索している様子がありありと見えたからだ。
たまご酒をジャックダニエルで作ったのは大分笑った。
逃げる。大人だから...続きを読むPosted by ブクログ -
ブラック企業勤めで心身ともに疲れ果てた25才の女性が、花屋のアルバイトを通して自分を見つめ直し人生を再生していく物語。
こんなお花屋さんがあったら、行ってみたい。
春に読みたくなる本。
お花好きな人はもちろんのこと、自分のなりたい職業に向かって頑張ってる人におすすめ。
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主人公のキクちゃんが勤めていたブラック企業が「クズだな」としか言いようのないブラック企業。
ただ、内容を見れば自分がいる職場にあてはまるところがある…。
きっとこういう企業はざらにある。
そこから脱出する勇気を持ててよかったと思う。
そしてそのきっかけを作ったというか、恩人の花屋の店主、李多さん。...続きを読むPosted by ブクログ -
お仕事と花を家に飾るは全然違うのだろうけど
近くに花のある暮らし素敵だなと思うので
わくわくしながら読めた1冊です。
お花の知識も増えて、なによりどの花言葉も素敵。
私は特に向日葵が好きでした
読んだら間違いなくお花屋さんにいきたくなる!
今の季節にぴったりの一冊!Posted by ブクログ -
義肢装具士を目指す主人公さえ子。高校を卒業してから7年勤めた内装会社を辞めて、貯めてたお金を専門学校の学費に使い、何年も付き合った彼氏にフラれて、まさに前を向くしかない崖っぷちの彼女。
渋谷にある専門学校で出会った2人の仲間と共に、四苦八苦しながら学びと経験を深めていく。
義肢装具士というお仕事、...続きを読むPosted by ブクログ -
☆4
「川原崎花店」を舞台にした花屋さんの物語。
ほっこり温かい気持ちになれるような作品が読みたくて、こちらの作品を手に取りました。
今まで知らなかった花がたくさん登場して、どんな花なのか写真を見てみたくなり、スマホで検索しながら読み進められたのも楽しかったです❁⃘*.゚
その他にも花言葉や花の...続きを読むPosted by ブクログ -
背中を押し、前向きにさせてくれるお仕事小説。
社会人7年務めた後、専門学校に通う行動力もすごいけど、そうさせた過去の出来事もリアルだった。
専門用語も多いけれどそれがまた興味深い。Posted by ブクログ