山下和美のレビュー一覧

  • ランド(2)
    素晴らしいっ!
    「柳沢教授」と「不思議な少年」の長年のファンでしたが本作もそれらに劣らない面白さでわくわくが止まりませんっ!

    「あの世」の方は...まぁ予想通りの状況でしたが、どのような経緯で「この世」が形成されたかは今だ見当もつきません。
    ....病気とか種の保存とか.....う~ん、わからんw...続きを読む
  • ランド(2)
    わかるようでわからない「ランド」とこの田舎の村との関係。
    杏とアンと同じような関係が大和さまにも???
    想像通りなのか、その上を行くのか・・・。
    うーーーん。
    そして、人ってやっぱり身勝手で恐い生き物だ。
  • ランド(2)
    どのようにして近代化の進んだ外の世界と混ざり合っていくのか。テーマはそんなに新しいものではないけど、細かい設定がしっかりしているおかげで、あまりダレずに読み進められています。ただ、よほどの展開がない限り、長々と続いていくのはちょっと…っていう予感がないでもないですが。
  • 不思議な少年(9)
    「不思議な少年」の最新刊.
    こういう物語の世界はありそうで無いというロマンがあって,いい.
    人の人生について,漫画でありながら深く考えさせられるのが,この漫画の良いところ.一つ一つは読み切りではあるけれど,このリズムもまた心地良い.
  • 不思議な少年(4)
    未来に起こり得る戦争、について考える時間が増えている。

    人は恐怖の対象を駆遂するものに付き従う。
    本書のなかのセリフだが、戦争にいたる過程で大衆のこころをひとつにするのはこの真実じゃないだろうか。
    戦争は起こるもの、ではなく起こすものなのだから。
  • ランド(1)
    penの漫画特集で気になった作品。閉ざされた”この世”と、最後で少しだけ明かされた”あの世”とをつなぐ物語。因習にまつわる内容で、そんなに目新しく感じるところはないけど、何となく先の展開が気になる。絵の雰囲気も好きだし、コマ割りもいい感じだし、とっかかりとしてかなり楽しめました。
  • ランド(1)
    神を、神話を、儀式的なしきたりを媒介にして、
    昔から人はあの世とこの世を、幻想と現実を行き来してきた。
  • ランド(1)
    すごい。村の因習により運命を分けた双子の娘二人、アンと杏。全篇を覆う獣臭いおどろおどろしさと鷲につかまって飛翔するシーンの気持ちよさ。物語は終始スリリングに進んで驚きの展開を迎える。今後どうなるのか予測不能のすばらしさ。
  • 不思議な少年(1)
    一巻の話はどれも好きなんです。読んだあと、胸に残る余韻がたまらない。
    人の生き様は、そう簡単に善と悪に割り切れない。ちょっとしたことで、読み手が受ける心象が変わるのが不思議。
  • 数寄です! 1
    読み応えがあっておもしろかった!
    私も一緒に「和」の勉強をさせてもらっているようで、大満足の一冊でした。
    個人的に家を買って、和物が好きで…ということも関係あるのかもしれませんが、そうそう、こうやって悩むんだよ。でも出会いは一瞬なんだよ。などと思いながら一気に読みました。
    「数寄屋」をつくってしまお...続きを読む
  • 続 数寄です! 1
    数寄屋のハード部分は完成!
    あとは、ソフト部分。

    で、個人的にネコは好きなのですが、ネコと暮らすのは大変ですね...。
  • 続 数寄です! 1
    山下さんのエッセイは1つの作品としてすごくまとまりがいいなぁと思う。ストーリーテラーたる所をエッセイコミックでも思う存分発揮していて、起承転結や盛り上がりがしっかりあるのがよい。そして何よりも山下さんの事が好きだと思う。何に対しても真面目でそれでいてちょっと小心者の所が好感度大。
    後ろの家にもちゃん...続きを読む
  • 不思議な少年(7)

    この人生の意味は?

    突出して興味を引くのは本巻最終話。
    不思議な少年は人間を超越する存在であるが、中心人物は彼に向き合い人生を過ごしていくなかで彼と同等の価値観を身につける存在となりえる。
    人を信じひたむきに待つ姿勢や、自分の愛するスタイルを大事にすることなど、自らを信じる強さは現代社会から欠けたものであり、その美しさ...続きを読む
  • 天才柳沢教授の生活(11)
    華子とお葬式に行く話は反則。電車の中で泣きそうになった。
    あと、文学部教授とまじめで不器用な学生の話も良かった。豪徳寺のショパン、奥さんのピアノ……この巻のエピソードは柳沢教授のいいところが詰まっている。
  • 天才柳沢教授の生活(14)
    これまでの中で格別にいい話が集まっているように思える。柳沢教授の蔵書を狙った空き巣、世津子の臨時担任、元ヤクザの老人、そして柳沢教授の弟・次郎。どの話も印象深く、そして感動的ですらある。
  • 寿町美女御殿 1
    全4巻。
    やっぱり山下和美さんは、面白いなぁ!
    おばあちゃんが素敵すぎる。
    こんな風に、いくつになっても正々堂々と人生楽しみながら生きたい。
  • 天才柳沢教授の生活(34)
    『リアリズムの追求に上手下手はありません』という言葉にハッとした。人は皆様々な形で学び、生きている、幸せなことだ。今回も一番を選び難い話が沢山詰め込まれている。
  • 天才柳沢教授の生活(34)
    久々の柳沢教授。

    186ページ2コマ目は名セリフである。間違いない。人の心の中の感情というものを揺さぶる、これは名シーンだ!!
  • 天才柳沢教授の生活(34)
    最後の「桜の杜の満開の下」に感動。

    “笑った笑った”

    何故でしょう、私も涙が出てくるのです。
  • 天才柳沢教授の生活(1)

    泣ける

    笑って泣ける漫画です。
    落ち込んだ時読んで、笑って泣いてスッキリします。