黒田硫黄のレビュー一覧

  • 茄子(1)
    たしかに夏はこれからだ
    日に日に大きくなるもの 茄子は晴れた日を一日も無駄にしないから
    (その4 空中菜園)
  • 黒船
    久しぶりに読んだら「わたしのせんせい」が、がっつり刺さりホロってなってしまった。
    BGMは「終わりの季節」で。
    あとも全て珠玉の短編ですが、やはり特にカレーの作り方がすばらしい。

  • 大日本天狗党絵詞(4)
    「天狗の国 天狗の国とはこんなものなのか こんなのが我々の夢だったのか 夢のかなった有様がこれか これが!」「かなった分だけ色あせたというなら 寝言ほざきながら布団の中で夢見ることです だがそれは負け犬の言葉だ 師匠!昔の師匠はそんなじゃなかった 私たちの師匠は!」「高い所が怖いだなんて」
    「見るな...続きを読む
  • 黒船
    ここにゃ綺麗な絵も綺麗なストーリーもねえぞ。綺麗な漫画があるだけよ。バーイ寺田克也(うろ覚え)時折ちらっと挟まるクッキングエッセイまんがも見逃せないお。
  • 茄子(2)
    ふとした瞬間に読み返したくなる。
    何度読んでも構図と構成とストーリーに唸らされる。
    ずっと手元に置いておきたい一冊。
  • セクシーボイス アンドロボ 1
    月9ドラマとかになったらすごいヒットするのでは、とか本気で思った(あんまり月9見たことないけど)。でもやっぱ漫画ならではの表現をする素晴らしい漫画家だと思う。話もキャラも良い。2巻まで出たとこで止まってるのが惜しい。
  • 茄子(1)
    茄子は非常に好きな作品ですね。いくつかのストーリーというか登場人物が並行していて、時には交錯したりもするんですけど、そのどのストーリーも面白い。作中にこういう台詞があるんです。唐突だから全然意味が掴めないかと思うんですけど。A「おまえ、自分以外はばかだと思ってるだろう」B「おまえもそうなんだろ」A「...続きを読む
  • 大日本天狗党絵詞(1)
    諸行無常。天狗とは何ぞや?君は天狗か?僕は天狗か?こいつは黒田硫黄版「AKIRA」なんじゃなかろうかと僕は最初感じた。でも、すぐにそんなこと言うだけ陳腐だな、と思い直した。唯一無二。黒田硫黄は画としても、内容としても、灰汁(またの名をアイデンティティー)が強いので、好き嫌いが分かれるけれど、この圧倒...続きを読む
  • セクシーボイス アンドロボ 1
    この作品は灰汁が強い黒田硫黄作品の中では一番取っ付きやすいんじゃないかと思う。ストーリーが小気味よいからね。ニコの目が好きです。あんな子がいたら、間違いなくひっかかってしまうな。凛としてて瞬発力があって。魅力的過ぎる。。若い女には価値があるが、若い男には何の価値もない。てのが「茄子」の中の台詞であり...続きを読む
  • セクシーボイス アンドロボ 1
    圧倒的な画力と緻密な構成。大胆なコマ割りと繊細な人物描写。黒田硫黄はおよそ現代のマンガに必要な要素を全て備えてるかのように見えます。初めての人はこのシリーズから。2巻まで出たとこで休載になってます。
  • 黒船
    僕の最も好きな短編『わたしのせんせい』と『メトロポリス』が収録されてる時点で買いだ。
    『わたしの〜』はまるで演劇。
    『メトロ〜』は、手塚治虫の同名作品をリミックス。作中の名台詞
    「生きるというのは もっと美しい 白いボールのように」
  • 大日本天狗党絵詞(1)
    最高です。墨で雑把に描かれた感じの絵(別に雑じゃないが)はとっつきにくいかもしれんが、お話も駒の切り取り方もすごいぞ。じっくり読んで欲しい。
  • 大王
    黒田硫黄の描く女性は、どうしてあんなえろくて魅力的なんだろう。
    「わたしのせんせい」は、才能豊かな監督に映画化して欲しい。
  • 大日本天狗党絵詞(1)
    女の子とおっさんが飛んだりうめいたり!
    私は構図のダイナミックさにぶっ飛んだり、台詞のかっこよさにうめいたり。
  • 茄子(1)
    切り口が茄子。茄子である必要があったのかなかったのかは不明。一話読み切りの漫画。日本から外国まで。過去から未来まで。とにかく茄子。その中の一話がピックアップされて映画にもなったよ。
  • 茄子(1)
    さりげない事柄を描くことにより、雰囲気を形にする手法の名手、黒田硫黄の短編集。ジブリ作品「アンダルシアの夏」の原作も収録。
  • 大王
    何度読んでも飽きさせない、セリフの言い回し、緻密かつダイナミックな作画。
    こんなの見た事ないのに、何だか懐かしいような不思議感。
  • 大王
    人生を変える出会いがある。

    とまで言ってしまいたくなるほどの名作「あさがお」。を収録している「大王」は最高。もちろん「黒船」も好きだけど。
    とにかく読んだで「グワァッッ」って蛙みたいに鳴いてほしい。TAIYO-MATSUMOTOよりも秀逸だ。彼は。
    セクシーボイスandROBO」のコミックIKK...続きを読む
  • セクシーボイス アンドロボ 1
    セクシーって好き。タマラン。
    セクシーが好きなのも可愛いが好きなのも、それが放たれているものだから。不特定多数の(パンピーの)ぼくに向かっているものだから。そう感じれるから。
    だから男は(僕は)勝手に自分に気があるのだと勘違いするんだね。馬鹿であることは(僕は)幸せだ。

    …そんな感情は抱かせてはく...続きを読む
  • 大日本天狗党絵詞(1)
    黒田硫黄のセンスが炸裂しまくってます。天狗の孤独と教授、ししょうの2大変人がいきいきと描かれててます(そこかよ!