小野寺百合子のレビュー一覧
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哲学的動機と使命感から書き始めたのに、書きあがれば富と名声は当たり前についてくるものと思ってる風だったり。
冒険と、謎を愛し。紳士さと騎士精神を重んじる。
「自分は○○なんだから」「周りは○○なって然るべきだ」という考えがいつも先に立つんだけど、起こったことや成り行きを、なんとかかんとか受け止め...続きを読むPosted by ブクログ -
説明なくムーミン谷に放り込まれて、キャラクターの発言にどういうこと?と思っている間にどんどん話は進んでいく。それがなぜだか癖になって来る。Posted by ブクログ
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タイトル通り、にぎやかな明るい気持ちになる本。
トフスランとビフスランが飛行おにのために願ったところは、今までわがままに見えた2人の意外な印象も受けて、とても満足できる場面だと思います。Posted by ブクログ -
ムーミンパパも冒険が好きだったんですね
若き日、様々な経験をし、沢山の人々と出会い、そして、その出会いは大切にされ、今に繋がっている。
そして、ムーミンママとの出会い。
ムーミン一家のお話のはじまりですねPosted by ブクログ -
子供の時に読むべきだったのだろうか?でもたぶん大人が読んでもいいんだろうね。
しかし、1巻からいきなり彗星が地球に衝突する、なんて物騒な話だったとは(笑)Posted by ブクログ -
ムーミン一家不在のムーミン谷。
冬に入る前の雰囲気がみちている。
相変わらずムーミンのかわいらしい印象とは裏腹に物語を深く理解するのは結構難しい。
ともあれ、この本を11月に読めたのはよかった:)
2022.11.26Posted by ブクログ -
ヤンソンが、最初に書いたムーミン物語。シリーズの他の作品とは、絵柄や設定が異なるので、出版が遅れたそうな。
パパは最初行方不明で話が始まり、最後になって一家が揃って、ムーミン谷に行き着く。暗くて面白みはない。Posted by ブクログ -
灯台に出かけたムーミン一家の家に、色んな人たちがやってくる話
癖が強くて、自分の悩みに精一杯で、無茶苦茶な言い分がそれぞれ炸裂し通しだけど、最後には何もかも氷解していく
ムーミン一家が不在中でむしろ良かったのでは、というくらいまったりと解決していく
スナフキンとミムラねえさんがいて、ムーミンパパが...続きを読むPosted by ブクログ -
ムーミンパパの回顧録が主
一人称の自分大好き文章で読むのに難儀
合間に挟まれる現代三人称の挿話が読者のツッコミを代弁する形になってるので、作者の意図通りの感想をもって読んでいるのだなぁと
苦労して読んだ後の最終章とエピローグは、パパの自意識を凌駕していて心地よい読み心地
人物相関がようやくわかった
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執筆順は2作目だが、従来これを1作目として刊行されていたらしい
なるほど今作の方がだいぶ分かりやすい
彗星はとても寓話めいていて、その不思議な雰囲気が魅力かなと思ったけど
たのしいはもっと普遍的な、普通の童話のような雰囲気
飛行おにとかニョロニョロとか出てくるけど
彗星の得体のしれなさ、不気味さは薄...続きを読むPosted by ブクログ -
ムーミンパパが中年の危機?を起こして家族を連れてムーミン谷から孤独な島に移住するお話。
島は岩でゴツゴツしてパパ憧れの灯台も灯がつかずボロボロ…リーダーシップを見せつけようとするパパの行動もイマイチよく分からない。自分だったら「クソジジイ!こんなことに付き合ってられるか!!」とキレてなんとか島脱出を...続きを読むPosted by ブクログ -
冬眠中に目を覚ましてしまったムーミントロール。
本の説明には「たったひとりで…」とあるが、実はミィも起きていて、ムーミンより冬を堪能していた。Posted by ブクログ -
友人に借りた既刊の本では読みづらくて挫折したが、新装版はかなり読みやすくなっている。
アニメの印象しかなかったのだが、スノークとスノークのお嬢さんの体の色が変わるとは知らなかった。
お嬢さんは今後、名前が明らかにされるのだろうか?Posted by ブクログ -
ムーミンパパの性格が好みではないのでちょっと疲れた。
でも過去と現在が交互に現れる構成は面白く、スニフやスナフキンの出生が明らかになるなど、シリーズの重要な巻。
平和な日常によって冒険心をなくし、それを堕落とするパパの描写に、心をつつかれる。Posted by ブクログ -
うつ展開で途中うんざりしかけたし、ミィもおとろしいし、頼りのママが逃避するし、谷に戻ると信じてたのに、なんだかここでもやっていけそうで予想外。Posted by ブクログ
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ムーミンパパの小さいころからムーミンママに会うまでの自伝風(?)な物語。
たまに冒険したくなるパパの根っこに触れられるファンタジーな話でいいです。が、かなりつっこみがいがあります。
建てた家がムーミンやしきならば、王様は今でも存在するのか?
ヨクサルが結婚したのはミムラのママなのかむすめなのか?
ロ...続きを読むPosted by ブクログ -
ムーミンパパの「思い出の記」と、それを聞くムーミントロールたちの会話。スナフキンとスニフの両親が登場するので、よりキャラクターの厚みが増す。ミイが初登場するが、スナフキンとの関係がよくわからない。ムーミンパパの自伝なので整合性がとれていないのもおかしくはない。後の巻で明らかになるのだろうか。人生訓...続きを読むPosted by ブクログ
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表紙が変わった新装版。中身は前のといっしょなので、レビューが見たけりゃ前のを……(見る人いるのかな)。
表紙がいかにも洋書っぽくていいです。
前の新装版の感想↓
ムーミン一家が家を出てある島へ行く話。パパは無茶するし、ママは島になじめなくて元気がないし、ムーミントロールは色々事件に巻き込まれるけど...続きを読むPosted by ブクログ