高田在子のレビュー一覧
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「はなシリーズ」終了のため読んでみたが、第二巻目だった。やはり最初から読まないと、面白さは半減でした。
嫌がらせにより店を失ったちはると慎介は、今作でもその悪い噂を引き摺っている。何とか払拭できたと思ったら、また悪巧みに合う。不合理な話しにヤキモキするが、何故か火盗改めを辞めた主人が解決。辞めた理由...続きを読むPosted by ブクログ -
高田在子「七夕そうめん」、はなの味ごよみシリーズ№5、2019.11発行。山吹の咲く飯、女心と葛溜まり、家族寄せ揚げ、恋の願いの糸そうめん の4話。おせいとはなの喜楽屋に集う人々。今回は根岸のご隠居、堺屋忠兵衛がいい役どころを。はなのいい相手、良太は隠密の仕事をしながら、時々、ほんの少しの時間、は...続きを読むPosted by ブクログ
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神田須田町にある一膳飯屋「喜楽屋」。女将は41になるおせい、亭主の良太を探しに鎌倉から来たはな29歳。はなのお目付け役の小石川御薬園の岡田弥一郎(武士)がいい味を出しています。高田在子「願かけ鍋」、はなの味ごよみシリーズ№2、2018.8発行。キレがもう少し欲しいところでしょうか。Posted by ブクログ
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高田在子「なんきん餡三角卵焼き」、まんぷく旅籠朝日屋シリーズ№2、2021.6発行。シリーズも第2作、いよいよ佳境に入ってきたかと思いきや、第1話「まことの味」はいい感じでしたが、あとの3話はテンポが悪く、次作に期待します!Posted by ブクログ
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1972年生まれ、高田在子さん「ぱりとろ 秋の包み揚げ」、まんぷく旅籠朝日屋シリーズ№1、2020.8発行。客がなかなか入ってこない。呼び込みや振る舞い飯をしながら・・・。「朝日屋」を立ち上げた5人衆です。表紙、たぶん、左から板長の慎介、旭屋の主で元火盗改の工藤怜治、女料理人で主役のちはる、元女形...続きを読むPosted by ブクログ
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武家に嫁ぐために、武家の養女にならねばならない。
修行の日々が始まる。
懸命に修行をするはな。
はなの性格も受け入れられ、養女へと話が進むのだが。
ある日、間違っているのでは?と疑心暗鬼に。
ふらふらと神田へ歩くはな。
どうなんだろ、分相応というところに話をまとめるつもりなのか?波乱を起こし、話...続きを読むPosted by ブクログ -
父親に、結婚を反対されている良太は、なぜそんなにも頑ななのか探る。みっともないほどに。強引な良太。
二人の未来を作るためだったが、危なげな良太だった。
ある時、父親の若い頃の恋人の情報が。
るいという名のその女性は、次男であった父親が偶然が重なり後継になったのを見て、自分から大芝居を打って離れた...続きを読むPosted by ブクログ -
武家に嫁ぐために、養女にしてもらえる家を探す良太。
初めは阻止してると思っていた涼太の父親だが、実は容易い方法でははなのためにもならないと、していたことだった。
買いなじみやいろいろな事件を通して知り合った人々が別れをいうために集う。
その中、おせいが倒れる。Posted by ブクログ -
今回は岡田弥一郎の縁談話から始まる。
頑なに縁談を断る弥一郎のところに、相手が何度もやってくるが。
そんな中、弥一郎から求婚される花。
先が見通せない良太のこともあり、しばし揺れるが、良太を忘れることはできない。
こころの中の不安定さに占いに凝ってしまい、悪い奴に狙われる女性を救ったりと今回も事件...続きを読むPosted by ブクログ -
はなの味ごよみ シリーズ2
神田須田町にある一膳飯屋「気楽屋」で働く・はなは、夫・良太を探すため、江戸に出てきた。
ある日、良太が、伊勢参りの帰りに追い剥ぎに遭い・はなの家に転がり込んで来た。幾日か同じ屋根の下で過ごしているうちに、二人は、惹かれ合い、夫婦になった。
ところが、その良太が居なくな...続きを読むPosted by ブクログ -
少し盛り込みすぎではないか?と思うような1巻目。
これからのシリーズで、何か楽しい出会いと、ほろりとさせられそうな逸話が出てきそうな期待。Posted by ブクログ -
すっかり店にも常連客にも、街のみんなから愛されているはな。良太もひっそりと会いにきてくれた。
客の悩みに店のみんなが協力して相変わらずほっこり。Posted by ブクログ -
食べ物系の話は想像もしやすいしサクッと読めていいねー!
活字離れ脱却できそう!
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とりあえず…包み揚げ…
うん今日春巻き食べよ.Posted by ブクログ -
回を重ねるごとに、療養所の同心、弥一郎も口や表情からは読み取れないが、世話好きでいい人だとわかってきた。
今回も心中者や、ひねくれた相撲取りなど事件が続々。
再び良太と出会うはな。Posted by ブクログ -
「はなの味ごよみ」シリーズ2巻目
喜楽屋での暮らしも慣れてきた。
店を介して出会う人々とともに、体当たりで難問を解決したり、悩みをすくったり。
傍に寄り添うように一喜一憂するはな。
そしてはなの探す夫、良太の似顔絵もできあがり、常連客も探してくれている。Posted by ブクログ -
シリーズ9作目
回を追うごとにネガティブな感想や感想自体を書く人が減って行くような気がする。今作も養子先での修行に主人公の悲観的な思いが必ず入る。結果的に頑張って養子先での評価を勝ち取り、正式な養子手続きに入ろうとすると、今までの苦労も泡になるような振る舞いが•••
最後(次回以降)はどういう結末を...続きを読むPosted by ブクログ -
8作目。何とかシリーズを読み進めてきたが、武家に嫁ぐ覚悟というよりも、初志貫徹だけが目的のような主人公に違和感が・・
周りの助けも有りハッピーエンドになりそうで、最後の方に身近な人が倒れたり、すんなりと行かず。
どこにも今作が最終話との表示も無く、続くのだろうか?Posted by ブクログ -
両親が営んでいた料理屋を騙し取られたちはるは、気落ちした二親を相次いで亡くす。途方にくれていたがひょんなことから知り合った怜治という男に、旅籠「朝日屋」で料理人として働くことを勧められる。料理が出来るならと働き始めるも、出来たばかりの朝日屋には客も来ず、働き手もいないようなところでだった。そんな店で...続きを読むPosted by ブクログ