はなの味ごよみ
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はなの味ごよみ

704円 (税込)

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3.3

鎌倉で畑の手伝いをして暮らす「はな」。器量よしで働きものの彼女の元に、良太と名乗る男が転がり込んできた。なんでも旅で掏摸にあったらしい。だが良太の料理は味わったことのないほど絶品だった──。

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はなの味ごよみ のシリーズ作品

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  • はなの味ごよみ
    完結
    704円 (税込)
    鎌倉で畑の手伝いをして暮らす「はな」。器量よしで働きものの彼女の元に、良太と名乗る男が転がり込んできた。なんでも旅で掏摸にあったらしい。だが良太の料理は味わったことのないほど絶品だった──。
  • はなの味ごよみ 願かけ鍋
    完結
    748円 (税込)
    鎌倉から失踪した夫を探して江戸へやってきたはなは、一膳飯屋の「喜楽屋」で働くことになった。ある日、乾物屋の卯太郎が、店先に幽霊が出るという噂で困っているという相談を持ちかけてきたが──。
  • はなの味ごよみ にぎり雛
    完結
    748円 (税込)
    桃の節句の前日、はなの働く一膳飯屋「喜楽屋」に、降りしきる雨のなかやってきた左吉とおゆう。何か思い詰めたような二人は、「卵ふわふわ」を涙ながらに食べた後、礼を言いながら帰っていった。だが、二人の忘れ物に気づいたはなが、追いかけると、そこには川に飛び込もうとする二人が……。はなが事情を聞くと、店を持つために貯めた金を騙し取られ、死ぬしかないという。(「握り雛」より)はなの料理で奇跡は起きるのか。
  • はなの味ごよみ 夢見酒
    完結
    748円 (税込)
    一膳飯屋「喜楽屋」で働くはなのところに、相撲取りの雷衛門が飛び込んできた。相撲部屋で飼っていた猫の「もも」がいなくなったという。「もも」は皆に愛されており、なんとか探してほしいというのだが…。
  • はなの味ごよみ 七夕そうめん
    完結
    748円 (税込)
    はなの働く一膳飯屋「喜楽屋」に女将・おせいの恩人である根岸のご隠居が訪ねてきた。ご隠居は、友人の隠居宅を新築してくれた大工の丸仙を招待し、喜楽屋で労いたいというのだが……。感動を呼ぶ時代小説
  • はなの味ごよみ 心ちぎり
    完結
    748円 (税込)
    はなの働く神田の一膳飯屋「喜楽屋」に、人形師の達平たちがやってきた。出羽からきたという達平は仲間たちと仕事のやり方で揉めているようだった。じっと堪える達平は、故郷の料理を食べたいというが……。
  • はなの味ごよみ 勇気ひとつ
    完結
    748円 (税込)
    神田の一膳飯屋「喜楽屋」で働くはなのところに、ひとりの男が怒鳴り込んできた。男は、鎌倉の「縁切り寺」に逃げようとする女を追ってきたという。弥一郎の機転で難を逃れたが、次々と厄介事が舞い込む。
  • はなの味ごよみ 涙の雪見汁
    完結
    726円 (税込)
    はなを結城家の嫁として迎え入れるため、良太は駒場御薬園の採薬師に、はなを養女にしてもらえるよう働きかけていた。だが良太の父・弾正が、まとまりかけていたその話を断ってしまうのだった──。
  • はなの味ごよみ 蛍の約束
    完結
    726円 (税込)
    神田の一膳飯屋「喜楽屋」で働くはなは、いよいよ武家の結城良太の家に嫁ぐため、花嫁修業に出向くことになった。駒場の伊澤家に良太とともに向かうはなだったが、心中は不安と期待に揺れていた──。
  • はなの味ごよみ 花笑み結び
    完結
    748円 (税込)
    神田の一膳飯屋「喜楽屋」で働いていた「はな」は、武家の結城良太の家に嫁ぐため、伊澤家に養子入りを請い、修養することになった。だが、「はな」にはやはり捨てられないものがあった──。涙の完結巻。

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はなの味ごよみ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月12日

    何か時代小説のシリーズを!という要望に応えてsanaさんの本棚からチョイス!

    ストーリーは…

    鎌倉で畑の手伝いをして暮らす「はな」。器量よしで働きもののの彼女の元に、良太と名乗る男が転がり込んできた。なんでも旅で掏摸にあったらしい。だが良太の料理は味わったことのないほど絶品だった──。(角川文庫...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月01日

    大食いで縁遠かったヒロイン・はなの家に転がり込んできた男・良太は。
    気軽に読めて、美味しそうな、お江戸人情小説シリーズです。

    鎌倉の山の中で一人、畑を耕して暮らしているはなは、28歳。けっこう綺麗なのだが、あまりの大食いのため婚期を逸していました。
    ある日、旅の途中で追いはぎに遭ったという良太が、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月25日

    鎌倉で畑の手伝いをして暮らす「はな」。器量よしで働き者の彼女の元に、良太と名乗る男が転がり込んできた。何でも旅で追い剥ぎに遭ったらしい。だが、良太はある日忽然と姿を消してしまう

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    Posted by ブクログ 2022年01月11日

    「はな」は、北鎌倉の山ノ内村で畑を耕して生きてきた。三年前に流行病で両親を亡くしている。
    隣の「とめ」は「はな」が独り身のまま歳を重ねて、自分の息子が、厄介者の「はな」を背負い込む羽目にになっては困るとばかり、縁談を持ってくるが、相手は、三人の子持ち。

    縁談を断り続けている「はな」の前に、見知らぬ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年11月24日

    鎌倉山の内村の百姓の娘、はなは年増と呼ばれる年齢になった未婚の女性。
    両親を相次いで流行病で亡くし一人ぼっち。
    近所の百姓の畑を手伝いながら暮らしている。
    大食いでなんども、縁談話を逃している。

    料理がうまい良太という男に偶然会い、暮らすうちに夫婦になってもいいと思うようになっていた。
    幸せな暮ら...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年01月28日

    突然いなくなってしまった夫・良太を探すために鎌倉から江戸へやってきたはな。だが疲労と空腹で往来で倒れてしまう。
    小石川療養所へ運ばれたものの病気ではないため帰れと言われたところを御薬園同心・岡田弥一郎の伝手で一膳飯屋<喜楽屋>で住み込みにて働かせて貰えることに。
    一人で店を切り盛りしていた女将おせい...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年04月17日

     高田在子(たかだ ありこ)さん、初読みです。「はなの味ごよみ」、2018.3発行。面白かったです。テンポもいいです。好いた男が突然いなくなり、北鎌倉から江戸に、その男、良太を追って出かけてきた はな28歳。器量よしで大食い女w。空腹で日本橋で倒れ、小石川養生所で休み、神田須田町の「喜楽屋」の住み込...続きを読む

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