高田在子のレビュー一覧
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高田在子「蛍の約束」、はなの味ごよみシリーズ№9、2021.8発行。伊澤家の養女として武家の妻としての厳しい作法を登和子から指導を受けるはな。掃除、百人一首、習字、女大学、薙刀、裁縫、楽器・・・、自害の作法に至るまで。年の暮れ、伊澤佐内からOKが出て、年が明けたら正式な手続きをと。名前もはなから華...続きを読むPosted by ブクログ
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高田在子「心ちぎり」、はなの味ごよみシリーズ№6、2020.4発行。わらび綱、泡雪の声、あと押し豆腐、心ちぎり の4話。岡田弥一郎から「結城良太は公儀隠密で多忙、あきらめろ。おれにしておけ。おれならお前と一緒にいられる」と言われ、心が揺れたはなだが、はなと良太の仲は少しずつ進展してゆく。Posted by ブクログ
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おいおい、、、黙って逃げだすか?、、、と
なんとも気が滅入る前巻だったが。
ケジメをつけなければ、ずっと後悔を抱くことになると、良太に諭されるはな。
ケジメをつけて、堺屋の隠居の勧めで、ひとまず堺屋の台所の女中となる。
おせいが倒れたことで、養生のため、休業をすることになった喜楽屋。
さて、こ...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ10作目で完結巻。前回までは主人公の「はな」の身勝手さに読み進めるのが大変だったが、最後に来て盛り上がってくれた。
武家に嫁入りするための修行を養家で行っていたものを、武家の生活は無理と逃げ出した「はな」を周囲は温かく迎え入れてくれる。夫となる予定の良太に説得され養家に戻り養父に激怒されるが...続きを読むPosted by ブクログ -
美味しそうな料理が目に浮かび、読んでいるとお腹がすいてくる(:3_ヽ)_
パリパリの包み揚げたまらんです。
自身も辛い過去を持つ主人公のちはるが、怜治や慎介と奮闘する旅籠屋が舞台のストーリー。
私には設定説明がやや長く感じ、果たしてこの本1冊でちゃんと区切りがつくのか?と思うくらいでした。
第4...続きを読むPosted by ブクログ -
うーん、どうしようねー?
『はなの味ごよみ』巻の二です
まぁなんていうかほらあれですよあれ
まぁ見るべきところがなくもない
なくもないんだけど取り立ててすごく面白いってわけでもない
なんか会話がスムーズじゃないんだよね
ちょっぴり読みづらい
で、肝心の料理がなー
驚きがないんよね
そうなんだ!と...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ第五弾。ちはるの両親を死に追いやった久馬がまた悪事を始めた?怜治に死相が出ていると言われ心配。今後どうなることやら。加賀の料理人・一平が登場。おふさの家族への感謝をこめた白玉の三宝づくしは美味しそう。Posted by ブクログ
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シリーズ化されていきそうで、次が楽しみ。気や龍の守りってロマンがある。それほど突拍子も無い話もなく占いで励まされて、前向きに生きて行く未来に明るさがあって良い時代小説だ。Posted by ブクログ
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花の味ごよみシリーズ最終巻。
大団円。
はなのことは最後まで好きにはなれなかったけど、これまでと比べてはなが自分でちゃんと頑張った感があったので、読後感は悪くなかった。
ラストにはビックリ!Posted by ブクログ -
はなの味ごよみシリーズ第9弾。
一気に話が進みました。
ほぼ全編伊澤家が舞台なので、毎回あった喜楽屋常連のやりとり(この猪牙野郎!的な)や意味があるのかわからない人情話に飽きがきていた私には、すごく読みやすく感じました。
もっと辛い目に遭うかと心配してたけど、伊澤家の人たちもあたたかさがあって...続きを読むPosted by ブクログ -
花の味ごよみシリーズ第7作目。
良太が弥一郎に嫉妬したり、はなが良太の両親に会ったりと、わりと進展のある巻でした。
はなを巡っての弥一郎と良太の静かな男の戦いが。。
弥一郎グイグイくるなぁ。
良太の父親の昔の恋人・るいさんが素敵な女性でした。Posted by ブクログ -
花の味ごよみシリーズ第4弾。
良太の正体がわかって、ようやく話が少し進んできたかんじ。
たけのこ日和の父子や夢見酒の嫁姑など、人間関係が今までより丁寧に描かれてるように感じられて、前三作より楽しく読めた。Posted by ブクログ -
「そんなん両方にら決まっとるやないですか。旦さんのおかげで、わてはこれまでやってこられたんやし、わてら奉公人のおかげて、筒美屋は繁盛し続けてこられたんやから、世の中の『おかげ』は、巡り巡るもんなんでっせ」Posted by ブクログ
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仕入れに行った魚河岸で、慎介とちはるは何やら慎介と因縁あり気な仲買人・鉄太に怒鳴られる。
朝日屋シリーズ2作目。
今作は慎介にスポットが。
あまりシリーズの大筋は進んでないような気がするけど、料理×人情ものの安定したストーリー。Posted by ブクログ