アーサー・C・クラークのレビュー一覧

  • 2061年宇宙の旅
    SF。冒険。シリーズ3作目。
    前作の直接の続篇ではない、とのことですが、自分はハッキリと続篇だと思って読みました。
    場面が転々とし、登場人物も多いため、少し分かりにくさを感じる。
    エウロパの生物の描写が一番印象的でした。
    スケール感は流石。続篇が気になる終わり方。
  • 神の鉄槌
    百年後くらいの未来、彗星が地球に衝突するコースで接近してきている舞台。

    ドロドロした人間関係とか無駄なドラマが無く、淡々とした語り口で圧倒的なスケールで冷徹な宇宙に真摯に抗う科学技術って感じが好感。
  • 宇宙のランデヴー〔改訳決定版〕
    この作品がSFの名作ということは間違いない。個人的には細かい描写を丁寧に追えず、ラーマ内部のイメージを著者が狙ったほどには掴めきれなかった。
    読後感的には星4。
  • 海底牧場
    食糧(ほか様々な必要物質)の提供者として鯨が飼育されている未来の地球で、宇宙飛行士としてトラブルが起きて精神的に深い傷を負ったフランクリンが立ち直り、いろんな事件を乗り越えて生きてゆく物語。
  • 都市と星(新訳版)
    10億年後の未来.人類は銀河から撤退し,地球に閉じこもって永遠都市ダイアスパーを建設した.アルヴィンはダイアスパーの暮らしに違和感を感じ,都市の外の世界への探索を試みる.しかしそれは都市の市民達が恐怖とともに忌避する行為だった.ダイアスパーの外にはしかし,リスという全く違う考えをもった人々の住まうも...続きを読む
  • 神の鉄槌
    安心して読めるがなぜかいまいちと感じる
    表紙   6点浅田 隆
    展開   6点1993年著作
    文章   6点
    内容 590点
    合計 608点
  • グランド・バンクスの幻影
    安心して読める面白さがあるが算数は要らない
    表紙   6点浅田 隆
    展開   6点1990年著作
    文章   6点
    内容 618点
    合計 636点
  • 2001年宇宙の旅〔決定版〕
    最後の方、急展開過ぎる感じがしたが、めちゃくちゃ面白くて、途中からは一気に読んでしまった。即急に映画も観たい。シリーズも読みたい。
  • 幼年期の終り
    非常に内容が濃い感じ。
    夢中で読み進める章もあれば、なかなか頭に入ってこない章も。
    あまり読書の時間をとれず、細切れに読んだせいかな?
    時間をおいて、じっくりと再読したい。
  • 宇宙への序曲
    キャンベル「月は地獄だ」の前編みたいな感じ
    表紙   6点長谷川 正治
    展開   5点1951年著作
    文章   6点
    内容 550点
    合計 567点
  • 宇宙への序曲〔新訳版〕
    クラークの長編一作目。
    1951年に書かれたんだからすごいよなー、と思う。

    主人公の設定がやや微妙な気がしたが、
    人類初の月面着陸有人飛行の過程がとてもリアルで、
    その出来事後に生まれた私でも、
    この一大事業への緊張感を感じた。

    しかしながらその一方、
    リアルさを追求した引き換えなのかもしれない...続きを読む
  • 海底牧場
    フロンティアを宇宙ではなく海に求めた作品。クジラを食料とすべく海を牧場として育てている。現在から見ると複雑な気分になるが、この事の是非が問われることになる。また、クジラを守るための調査過程で現れる、正体不明の巨大海洋生物の謎が加わる。挫折した元宇宙航空士の再生と、彼の同僚であり親友の死などのドラマも...続きを読む
  • 宇宙のランデヴー〔改訳決定版〕
    今月の3冊目。今年の55冊目。

    SFの大分有名なやつだったらしい。解説読んで知りました。内容はスタートから結末まで結構予想できるものではありました。正直なぜ、色々賞を取っているのかよく分かりません。まあ、普通だと思います。
  • 2010年宇宙の旅〔新版〕
    やっと読み終わったーー。
    アメリカとソビエトの対立と和解なんかが話の視点にかなり入ってきてて2001年とはだいぶ雰囲気が違う感じ。
    何か2001年からひたすらハルが不憫なのう…。あんなに純粋でいい奴やのに…。
  • 2001年宇宙の旅〔決定版〕
    すごい創造力だ!

    あまりの規模に想像が追い付かない。

    《2020年再読》
    古典的名作なんだからちゃんと読まなきゃ!
    って思って読んだけど、途中で気づいた。

    これ、読んだことあるヤツ!

    いつ読んだか分からないけど、覚えてないってことは当時は理解できなかったんでしょう。

    終盤のぶっ飛び方は半端...続きを読む
  • 宇宙のランデヴー
    難しかった、、、。(^_^;)。
    語られる状況を頭の中に想い描くのが、、、。

    そんなに高等な物理の知識は要しないけど、
    語られるスケール(距離や力など)が大き過ぎたり、小さ過ぎたりしてなかなか想像が付かない。

    序盤は苦痛でしかなかったけど、
    地球外生物との遭遇辺りから読み応えが出てくる。
    終盤は...続きを読む
  • 3001年終局への旅
    2001、2010、2061に続く4作目です。少なくとも2001年宇宙の旅を読むか映画を観ていないと楽しさ半減ですから先にそちらをどうぞ。

    以下ネタバレあり。

    1000年後の未来。先行種族により接近を禁止されたエウロパを除いて人類は太陽系をほぼ支配しています。テクノロジーは進化し、言葉とやメンタ...続きを読む
  • 火星の砂
    クラークの長編第二作 よみやすい!   
    表紙   6点中原 脩
    展開   7点1952年著作
    文章   7点
    内容 625点
    合計 645点
  • 地球光
    クラークの近未来物  
    表紙   5点鶴田 一郎
    展開   5点1955年著作
    文章   5点
    内容 515点
    合計 530点
  • 神の鉄槌
    映画『ディープインパクト』の原作になったとのことですが、映画見ていません。
    スペースガード計画などの記述では同じアーサー・C・クラークの作品である『宇宙のランデブー』と混乱しかけたし、なんとなくハラハラ感に欠ける気がして...。
    ちょっと前にもロシアで被害があったように、隕石の地球への落下・衝突は実...続きを読む