ジェフリー・ディーヴァーのレビュー一覧
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安定の面白さ。ネタが多い。LOT絡みの殺人事件、先進的で恐怖感十分。殺人者の心理描写で登場のアリシアが悪人、予想できた。アメリアの元彼ニックのオチも予想内だった。アーチャーもネタがかなり新鮮でいい。Posted by ブクログ
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「カウンセラー」…ちょっと超自然的でした。若干後味が悪いです。
「死亡告示」…リンカーン・ライムシリーズ。一瞬ドキッとはしましたが、彼らなら犯人を炙り出すのにこの程度のことはやりかねないと思ったら案の定。ある意味これまでの彼をダイジェストに振り返ることが出来ました。懐かしい。そして『石の猿』を思い出...続きを読むPosted by ブクログ -
めちゃくちゃ面白い。連続殺人犯からの国内テロ事件にパムの恋人にやはりウォッチメイカー。ウォッチメイカーが序盤から登場する伏線パムの恋人の伏線がラストまで最大限活用されているのが感心した。Posted by ブクログ
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タトゥーに毒物を仕込む連続殺人犯、アメリアとパムの関係性、ボーンコレクターの著書を参照しライムとアメリアを知る容疑者の不気味さがすごい。終盤の病院での攻防が上巻随一の読みどころと感じた。Posted by ブクログ
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短編集、実態のないエネルギーが人間に影響を与えると信じる男の話、死んだ父親の真の姿を知る話、夫婦の連続心中事件の謎を解く話など。
悪くはないのだが、前作「フル・スロットル」の方が面白かった。Posted by ブクログ -
最終章から始まる逆行ミステリー。まえがきや目次すら最後に配置するという徹底ぶり。阿津川辰海氏の序文(解説)までもが逆なんで脳がバグる。ラストまで読んだら最初に戻りたくなるし、一章から普通に読みたくなる。とにかくすごい
答え合わせ感覚でパラパラ読み直したけど、ちゃんとそれぞれが繋がってるし、ほんます...続きを読むPosted by ブクログ -
ジェフリー・ディーヴァーの短編集だったので。
リンカーン・ライムは前にも死んだふりをしたことがなかったけ?
という訳で、タイトル「死亡告示」にはだまされなかった。
面白かったのは、数学の天才刑事のお話。
統計上、病気を苦にして心中する夫婦にはあてはまらない「外れ値」だという
新たな切り口で心中事...続きを読むPosted by ブクログ -
キャサリン・ダンスシリーズの2作目。前作とのつながりである刑事相棒事件の安楽死事件で母親が逮捕される事件をサイドケースに、ブログによる偽情報拡散の恐怖を背景とする殺人事件。道端に十字架を置く手法は宗教的で哲学的。2つの事件の並行する展開の仕様が本当に面白い。下巻へPosted by ブクログ
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インターネットでの情報操作による恐怖が漂う非常に丁寧な描写がなされた今作のサイコキラー。ライムとサックスの周辺人物の関係の展開が素晴らしい。パムいい味出来てる。ウォッチメイカーの再登場もさすがだった。Posted by ブクログ
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鉄板中の鉄板、ディーヴァーの短篇集。今回も期待通りに楽しめた。「著者まえがき」からすでに面白い。長篇とはまた違う短篇の書き方を、もし自分が「名犬ラッッシー」を書くならと、例を挙げて説明している。これが実にディーヴァーの短篇の持ち味をよく表していると思った。「はらわたまでねじ切れそうなひねり(ツイスト...続きを読むPosted by ブクログ
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ジェフリー・ディーヴァーの短編集だったので。
リンカーン・ライム、キャサリン・ダンスと
有名どころも登場して面白かった。
ジョン・ペラムが主人公の作品は読んでいないので、読まないと。
実在の事件を元ネタとした、と著者前書きに書かれていた「ゲーム」は、
読んでいる途中で既読の「狂気の詐欺師一家」の...続きを読むPosted by ブクログ -
下巻もスピーディーな展開がめちゃくちゃいい。終盤の展開の意外性はさすが。テレサの活躍はめちゃ少なかったけどね。詳細の描写がめちゃくちゃしっかり調べられております丁寧にされてる印象。Posted by ブクログ
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どれも楽しめたが短編では「和解」。目を45°転じた時に見える景色の転換が凄い。中編「永遠」も楽しめた。数学フリークのタルがいい。ディーヴァー作品は長ければ長いほどワクワクが増す。Posted by ブクログ
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ディーヴァーは変わった? 最近作の『魔の山』などの一匹狼主人公コルター・ショーは、初期シリーズ主人公のロケ・ハンター、ジョン・ペラムのようにダイナミックな移動を嫌わないキャラクターだが、まさか本シリーズのリンカーン・ライムまでが、『ゴースト・スナイパー』でのバハマに続いてイタリアにまで移動して活躍し...続きを読むPosted by ブクログ