I-IVのレビュー一覧

  • 86―エイティシックス―Ep.2 ―ラン・スルー・ザ・バトルフロント―〈上〉
    前巻ラストにて同調の網から逃れ自由の旅を始めたシン達。第1巻本編と2年後のエピローグ。それを軸に考えるとこの巻で描かれるのはその間を繋ぐエピソードといった扱いと思ってしまうが、むしろエイティシックスと蔑まれていた彼らの本質を描く新たな物語となっているように感じられたよ

    そもそも冒頭こそその後のレー...続きを読む
  • 86―エイティシックス―Ep.2 ―ラン・スルー・ザ・バトルフロント―〈上〉
    人として扱われず戦いのためだけに使いつぶされるエイティシックスたち。
    それでも生き残った彼らが最後に与えられるのは、戻ることの許されない偵察任務だった。確実に死ぬための手段として。
    シンたち5人が終わりのある自由としての旅路の果てにたどり着いたのは、レギオンを生み出した後帝国を打倒したギアーデ連邦だ...続きを読む
  • 86―エイティシックス―

    読むのが先かアニメが先か!

    アニメが面白かったので原作も!派です。
    内容はネタバレになるので、感想だけ。アニメ視聴後も原作読了後も後味同じ!という珍しいタイプの本でした。その上で、どちらを先にするか迷っている方の参考になれば。

    「戦車砲」と聞いて、戦車砲がイメージできる方は原作から。戦車砲がイメージできない方はアニメからのが...続きを読む
  • 86―エイティシックス―
    無人兵器「レギオン」の攻勢に共和国は同じく無人機による対抗策を打ち出していた。
    共和国市民に知らされる戦況は良く、無人機のため死者はゼロ。
    しかし本当は自分たち以外の人種をないとされる86区に押し込め戦闘機に乗せていた。彼らは人ではないとして。
    欺瞞の中で戦わされるエイティシックスの少年少女と、共和...続きを読む
  • 86―エイティシックス―
    アニメの影響で読み始めた原作小説、ようやく第1巻を読み終わりましたよ…

    アニメとは受ける印象が異なるシーンが多々有る本作。中でもトップクラスに感じたのはレーナとエイティシックス達の交流シーンかな
    アニメではパート分けを利用して両者の住む世界は異なるものだと示していたが、原作小説では流石にそこまでし...続きを読む
  • 86―エイティシックス―Ep.11 ―ディエス・パシオニス―
    レギオンの支配域を押し返す戦いのため打って出ていた今までに対して、今回は持ち堪えられない全域からの撤退のため、避難民の随伴をしながらの戦い。

    そのため、今作の見せ場も戦闘ではなく、主要キャラクター達の心情や葛藤、信念といった内面に寄ったのかなと思いますが、

    これら人物の内面は今までも描かれてきた...続きを読む
  • 86―エイティシックス―Ep.7 ―ミスト―
    レーナには赤いドレス、オレンジのチョーカーはミスマッチだと思う今日この頃。
    この巻の文体(漢字の特殊読み)見ていたらこの書き方が
    安里アサト氏のデフォルトなのではと思っていたらその通りだった。
  • 86―エイティシックス―Ep.11 ―ディエス・パシオニス―
    なんと言うか、今回は新たな展開のための仕込みの回という感じがした。
    物語自体はレギオンの衛星兵器による一気の攻勢と共和国の避難民輸送と共和国滅亡の話なのだけど、そこは割と淡々としてあえて昂ぶることもなく冷静に語られる。
    それよりもレギオンに取り込まれた元86達の復讐とそれに対してシンたちが戦わなけれ...続きを読む
  • 86―エイティシックス―Ep.11 ―ディエス・パシオニス―

    救いはあるのか

    共和国での撤退作戦。これがエイティシックスというが如く地獄の連続。前にチラッと話に出たあの人は生きていないだろうと思ったが、まさかの敵側。最終局面なった時、一体何人生き残れるのか。
  • 86―エイティシックス―Ep.10 ―フラグメンタル・ネオテニー―
    ついに10巻にして初の短編集、しかも全て基本はシンの過去編。
    初めて配属されたアリス戦隊長のいる部隊のエピソードから始まり、死に別れつつ連戦しながら成長していくシンのエピソード。
    別ればかり続いていく中、シンが削られ過ぎなかったのはファイドのお陰なのかなあと思ったり。
    あと、神父さんの影響もけっこう...続きを読む
  • 86―エイティシックス―Ep.11 ―ディエス・パシオニス―

    覚悟をして読んだけど、状況は地獄で凄惨。
    そんな中で、時々ホッコリする話もあって、少しずつ読んだらいいと思っていながら、一気に読んでしまいました。
    シンの女房役が完全に身に付いてしまっているライデンに出遅れる様子のレーナをとても応援したいです。
  • 86―エイティシックス―Ep.9 ―ヴァルキリィ・ハズ・ランデッド―
    今回は聖教国編。宗教国家に助っ人に行くお話でした。
    86世界、結構国が多いのですね。海あり岩山あり。そして今回は火山灰降る灰色の世界です。
    徐々に明かされていく感じが良い。進んでるという手応えもあるし。
    前巻がセオ回というならば、今巻はクレナ回と呼んでよいのでは。
    今回はクレナ頑張ったね。シャナは痛...続きを読む
  • 86―エイティシックス―Ep.5 ―死よ、驕るなかれ―

    人間関係がキツい

    正直難解な描写や語彙は少し読みづらいけど、先が気になる作品です。ただ、人間関係の複雑さは読んでいて辛くなる。ハッピーエンドになるかな。
  • 86―エイティシックス―Ep.4 ―アンダー・プレッシャー―

    早く読みたかった

    一巻の終わりの続きが早く読みたくて待ち遠しかった。シンとレーナとのイチャイチャが味わえる。次巻は少しドロドロしそう。
  • 86―エイティシックス―
    人権という点で考えさせられます。

    もし有色人種を人型をしたブタと定義して、そのブタだけで戦争をしたら、戦死者ゼロにできるだという話。

    そこには他国との戦争という状況があり、誰かが戦わなくてはいけない。
    そこで、白人種が、有色人種を固めて、戦わせる。有色人種は、家族を守りたいという思いで最初は戦争...続きを読む
  • 86―エイティシックス―Ep.3 ―ラン・スルー・ザ・バトルフロント―〈下〉
    追いつきます、と言われ、追いつかれたその先に見てもらいたい景色があるのか。
    もしそれが、見てほしい景色ではないのなら、見てほしい景色になるように頑張り続けるのは動機になるのだと思う。
  • 86―エイティシックス―Ep.10 ―フラグメンタル・ネオテニー―

    衝動買いしてしまった。

    アニメでファイド復活のあと、ファイドの話が あることを知り購入しました。結果プラモのファイドも購入しました。こういうキャラって後に身を呈してってなりそうですが、ならないこと祈ります。
  • 86―エイティシックス―Ep.6 ―明けねばこそ夜は永く―
    戦功
    ・「無慈悲」さん鹵獲
    ・高機動型撃破
    ・阻電撹乱型充電ユニット・発電プラント破壊
    あたりだろうか.とにもかくにも連合王国編は完結.

    今回の目玉行事は濃厚なるシンレナ.色々とうったらうったら言ってるが,申し訳ないがオマイラ好き同士なんだからくっつけよ!ってツッコミ一つで終わってしまう気がする....続きを読む
  • 86―エイティシックス―Ep.10 ―フラグメンタル・ネオテニー―
    短編集。

    前半の幼いシンが戦場に立ってから、本編に至るまでの軌跡を描いた短編連作がとても響いた。
    彼のスカーフの由来や仲間を最後まで連れていくと言う約束、近接戦闘の戦い方やパーソナルネームの理由、そしてファイドとの出会いなど、本編で触れられてこなかったあれこれの経緯が語られて物語に一層深みが増した...続きを読む
  • 86―エイティシックス―
    ちょっとだけあらすじを読んで、そのあと少し概要を知って
    「あ、これはヤバイやつ・・・」
    と思って読みました。

    危険な戦地にいる主人公側と、安全な場所にいつ管制室側が
    物理的にも精神的にも交わらず
    また戦争の辛さと生き方について
    色々と詰まっているものが多く
    深い話でした。

    ただちょっと機械の名前...続きを読む