良書 わかりやすかった
あなたは最近、こんな悩みにぶつかっていないでしょうか?
頭の中がごちゃごちゃで、なかなか仕事が前にすすまない
次から次へと問題が起こって、スケジュールが遅延している
アイデアがでてこない
上司から、膨大なデータを整理しろと言われて困っている
問題がうまく解決できな
...続きを読むい原因は、たったひとつ。複雑な問題を、複雑なまま考えているからです。
⇒複雑な問題を一瞬でシンプルにしたいなら。紙に、2本の線を引いてみてください。
あらゆる物事を一瞬でシンプルに整理することができます。
⇒問題は、シンプルにしないと解決できない
問題は、書き出すことで解決が速くなる
複雑な問題をシンプルに「構造化」し、書き出して「見える化」する。
デカルト 困難は分割せよ
ビル・ゲイツ 問題は切り分けろ
ダ・ヴィンチ シンプルさは究極の洗練である
立ち止まることの大切さ
⇒動き出す前に情報をシンプルに整理し、可視化することで、結果的にやるべき作業の総量が激減する
すぐにやる とは、速くやる は違う
最速で問題解決する原則
①考える枠を決める
②全体像を捉える 何を実行し、何を捨てるのか、取捨選択をするためには、全体感がわからないと適切な判断ができない
③ムダに考えない 一番よくないのは、なんとなく全部を考えること
簡単な図にできないかを考える ⇒ 優秀な人ほど、アウトプットで出てくる図は極めてシンプル
2軸思考5つのメリット 考えるスピート、伝えるスピードが速くなる
①悩む時間がなくなる
②即断即決できる
③新しいアイデアを生み出せる
④わかりやすい説明ができる
⑤わかりやすい資料を速く作成できる
仕事の基本IPO
INPUT 入力
PROCESs 処理
OUTPUT 出力
2軸フレームワークを作る3つのステップ
①考える目的に合わせて枠のタイプを決める
・マトリクス
・4象限
・グラフ 折れ線グラフ、棒グラフ、ヒストグラム、パレート図、構成比率棒グラフ、ウォータフォールチャート
②タテ軸とヨコ軸を決める
・要素
・流れ
③枠に情報を埋める
・定量情報 数字
・訂正情報 数字以外
2軸フレームワークを作るポイント
①手書きで思考
②ノートは、方眼横向き
③どんなに複雑でも2軸に
④わからなかったら、とりあえずマトリクスに
⑤思考のベクトルを意識
マッキンゼーの空・雨・傘
空 事実認識
雨 事実解釈
傘 判断
事象を洗い出すときは、定量的なデータがあればそれを用いる
スケジュール通りに進める ⇒ 遅れたスケジュールをとりもどす
スケジュールの遅れをとりもどす3つの方法
①クラッシング 人を投入する
②ファーストトラッキング 時間を投入する
③やるべきタスクをやめる
標準偏差 ±1シグマ 68% ±2シグマ 95% をカバー
パレート図で主力商品を特定 2:8の法則
伝える
コミュニケーションミスで失うもの 時間 そして 品質
伝え方3原則
①短く ②構造を意識して、③イメージで 伝える
伝えるステップ
①ピラミッド構造で伝える内容を決める
②伝える順番を決める
③A4紙一枚
報告するのに、言いたいことを紙で図にしてみる⇒ 書けないことは伝えられない
資料の良し悪しを決めるのは、見た目ではなく内容
良い資料とは、読んでわかる資料よりも、一目見てわかる資料を作る
わかりやすい資料とは
①構造を明確にする
②8割手書きでつくる
③バイアス:自分はこうしたい、こうすべきだ を主張する
資料作成のステップ
①エッセンスを洗い出す
②粒度や分類をまとめ構造化する
③伝える順序をきめる
④図解する
⑤パソコンで清書する
資料の見た目をきれいにするというテクニックがあるに越したことはありません
複雑な問題が一瞬でシンプルになる 2軸思考
著:木部 智之
紙版
CONTENtS
はじめに
Prologue 「複雑なまま」考えていないか?
【Part1 基礎編】
Chapter1 「線を2本引くだけ」で、すべてが解決する
Chapter2 「2軸フレームワーク」の作り方
【Part2 実践編】
Chapter3 2軸で「問題解決」する
Chapter4 2軸で「伝える」
Chapter5 2軸で「資料作成」する
EXTRA Chapter 2軸フレームワークカタログ
ISBN:9784046020093
出版社:KADOKAWA
判型:4-6
ページ数:256ページ
定価:1400円(本体)
発売日:2017年12月01日初版発行