二宮清純のレビュー一覧

  • プロ野球の職人たち
    タイトル通り野球選手の「職人」的な技術とそのための練習方法に注目した本。著者の詳細な取材に基づいて書かれた話なため、野球をやっている人にとって参考になる点が多い。
    題材として選ばれた選手は天才的なわけでも身体能力が図抜けているわけでもないので多くの欠点を抱えている。また、長く選手生活を送っていれば調...続きを読む
  • 最強のプロ野球論
    戦前から昭和の時代までのことは詳しく知らないので、なんとなくで読んでいた。ON時代から少しづつ知っている選手が出てきて読みやすくなった。
    野茂や前田の投球術打撃術は面白かったが、昭和の人の昔話しはほとんど面白くなかった。
  • プロ野球の一流たち
    インタビューだけではなく、自分はどう思うか、どうした方がいいとおもうのかが、率直に書かれていて好感が持てる。
    やはり日本人は外部からの圧力がないと変われないのか。内部から変えようとすると”裏切り者”や”変人”で潰されてしまうのだろうか。
    プロ野球を知ってる人は、誰でも問題点を知っている、分っている。...続きを読む
  • 勝者の思考法
    スポーツの組織におけるリーダーの方法論を解説している本.
    ただ,どんな組織でも言えることで非常に勉強になった.
    当たり前のようなことなんだけど,ついついおろそかにしてしまいがちになる.
    少しだけ印象に残ったフレーズを引用すると,,,

    ・静と動,狂喜と正気,客観と主観など,ギャップを見せることでメン...続きを読む
  • 勝者の思考法
    ディシジョン・スピード
    これから求められるのは、個々の単位での判断と、個々の決断にかなりの裁量度を認めるフレキシブルな組織。(01.07)
  • 勝者の思考法
    久々のスポーツものですが、予想以上に面白かったです。
    著者はNHKのスポーツニュース等でご活躍の二宮清純さん。

    野球やサッカーを中心に
    試合の勝者には勝者なりの思考法があると書かれています。
    実際の事例がたくさん出てきて、
    スポーツ好きにはたまらないこと間違いナシ!の一冊です。

    どこ...続きを読む
  • プロ野球の一流たち
    [ 内容 ]
    山崎武司打撃開眼の理由とは?
    新井貴浩はアニキを超えられるか?
    松坂大輔永遠の課題とは?
    中西太が語る打者育成術、野村克也の配球術──。
    人気著者が探る日本プロ野球の真髄!

    [ 目次 ]
    第1章 監督の極意、投打の奥義(野村克也の「配球学」 中西太「育てる打撃論」 ほか)
    第2章 名...続きを読む
  • 最強のプロ野球論
    [ 内容 ]
    松井、松坂、野茂、イチローら超一流選手の技術と思考の粋を取材し語りつくす。

    [ 目次 ]
    序章 究極の投球術―江夏豊論
    第1章 打撃する心
    第2章 フォークとスライダー
    第3章 職人たちの世界
    第4章 打者の思想、投手の論理

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆...続きを読む
  • プロ野球の一流たち
    まあ、いろいろとちゃかされている著者だが、やっぱり野球ファンのツボをご存知だし、選手と近いところにいるスポーツライターの文章は面白い。なんでテレビ局は解説者として起用しないのかな?精神論ばっかりのOB解説者なんかより遥かに面白いと思うのだが。
  • 最強のプロ野球論
    二宮清純はしっかりリサーチして正しい記述を心がける好いスポーツジャーナリストだと思います。これを読んでそう思いました。おもしろい。野球好きならぜひ。
  • プロ野球の一流たち
    何故、あの選手はすごいのか。すごいと言われたのか。
    古今東西の名選手の取材とエピソードを集めた本。
    よくある「こんなエピソードがありました」で終わらず、「こうしたからこうだ」というところまで完結していて納得できました。
    選手の話ばかりではなく、今の球界の在り方への批判や独立リーグについての話も興味深...続きを読む
  • プロ野球の一流たち
    野球ファンにとっては、野球の魅力がよく伝わってくる。インタビューあり。

    野村の配球論、中西太の打撃論、それ以上になぜか大野豊が元・銀行マンだったっていうところに注目がいった。人生わからないもんだ。札勘っていうらしいね、お札の読み方は。縦読みと横読み。指先に無駄な力を入れずにやるのはピッチングと一緒...続きを読む
  • プロ野球の一流たち
    一級のスポーツジャーナリストの本だけあって説得力がある。
    ご都合主義で、既得権益を手放そうとしない野球界を牛耳っている人々の矛盾を鋭く指摘していておもしろい。

    「完全ウェーバー制の導入に反対する勢力は決まって『職業選択の自由』を訴える。同じ口で『完全ウェーバー制を導入するとメジャーリーグにアマチュ...続きを読む
  • 勝者の組織改革
    ●アマチュアがプロになった瞬間、観客が選手を育てる
     ‐見られているという意識

    ●日本は農耕社会であるため、共同体への忠誠心と奉仕の精神が最大の美徳である
     反対に狩猟民族は部族単位の掟はあるものの、基本的にはそれぞれの個人が独自の判断で行動を決定する

    ●勝つこと以外はやっている暇がない(井村ヘ...続きを読む
  • プロ野球の一流たち
    TVによく出演するスポーツコメンテイター二宮清純の野球本です。
    日本のプロ野球史に残る名選手の凄さを解説してくれます。
    また、現在のプロ野球界の問題点と未来へ向けての解決策を示しています。
    この本で示しているのは、サッカーと同様に野球もA代表(日本代表)を最人気チームにすることで、巨人依存のビジネス...続きを読む
  • 勝者の思考法
    「勝者の思考法」について様々なスポーツ選手の例を挙げながら論じている本。「勝者」とされる者の意識の裏側を垣間見ることができたと思う。日常的にも結びつく部分があったので為になった。本文とは関係ないが、著者はスポーツジャーナリストだけあって語彙が豊富だったので、日本語の勉強にもなった。
  • 勝者の組織改革
    スポーツジャーナリストの目から見たスポーツの毒吐き本。納得もたくさんしたし、スポーツをしていたからこそ伝わることはたくさんあるけど、多少強引さを感じる人もいるだろうな感は否めない。
  • 打者が嫌がる投球論 投手が嫌がる打撃論
    この本も一気に読んだ。事前の予想通り技術論的な本だった。でもそれは打ち方や投げ方ではなくて、それぞれの場面、状況でどのような選択肢があってこういう選択をする、というような戦術論になっており読みごたえはあった。
    権藤博も軸がしっかりしており、それだけの責任を取ってきた人。その人の良いところを二宮清純が...続きを読む
  • 森保一の決める技法 サッカー日本代表監督の仕事論
    今のサッカー日本代表は史上最強ではないかと言われていて、今すぐW杯を開催してほしいくらい。現役時代から変わらない決断力、コミュニケーション。非カリスマだからこそ凄い。
  • 村上宗隆 成長記 いかにして熊本は「村神様」を育てたか
    プロ五年目で三冠王、令和の怪物、村上様の誕生秘話満載!PBA野球塾今井譲二、熊本東リトルシニア吉本幸夫、九州学院高校野球部前監督坂井宏安と二宮清純との対話形式。それぞれの監督のエピソードで1970から1980年くらいの情報満載の蛇足話が出てくるので、せっかくの村上選手の情報や秘話の歯切れが悪く読みに...続きを読む