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スポーツは公正にして公平な監視下での争い。勝ちと負けしかないその世界で、常に勝ち続ける者たちがいる。では勝者と敗者の境界線は、どこでどのように引かれるのか? 「勝っているときこそ選手を代える」「教えないことこそ指導」など、逆説的な言葉にこそ勝者の真理はある。逆に敗者が口にする言葉とは、「時期尚早」「前例がない」「あいつはおれが育てた」……。著者は言う。こうした思考の違いは、Jリーグ理念に基づくサッカー日本代表の成長と、それと対照的なプロ野球の人気衰退にも関係している、と。本書では、野茂、イチロー、長谷川滋利やトルシエ、森祇晶、三原脩など一流の選手・指導者と日本シリーズON対決などの名勝負の分析を通して、強い組織と強い個人の作り方を提示する。著者はNHK「サンデースポーツ」他で、人気上昇中のスポーツジャーナリスト。本書はその著者初の書き下ろしである。スポーツの名将・名選手に学ぶ「勝つ!」思考。
...続きを読むPosted by ブクログ 2009年10月04日
二宮清純さんが、スポーツライターとしての視点から、勝者/敗者について書いた本。
一スポーツファンとして、ものすごく共感した箇所をここに引用しておきます。
『イコール・コンディションがほとんど得られない普段の生活。人生という厄介なゲームに疲れているからこそ、勝敗の明解なスポーツにカタルシスを求め...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月23日
日本文化が、敗者の美学を持て囃すような、どこか自虐的なところがあると思うのは、著者の指摘を待つまでもないだろう。本書では、二宮独特のカミソリのような文章が、このようないじけた文化を真っ向から否定し、勝者の勝者たるゆえんを徹底的に明らかにする。弱者は必ずしも敗者ならず。強者は必ずしも勝者ならず。徹底し...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月07日
久々のスポーツものですが、予想以上に面白かったです。
著者はNHKのスポーツニュース等でご活躍の二宮清純さん。
野球やサッカーを中心に
試合の勝者には勝者なりの思考法があると書かれています。
実際の事例がたくさん出てきて、
スポーツ好きにはたまらないこと間違いナシ!の一冊です。
どこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
真の強いチーム・組織とは何かをスポーツを通じてわかりやすく説明をしている。
真の強いチーム・組織
・個が強い
・強い個を強制してチームに順応させるのではなく、個の力を最大限に生かすマネージメント力
・マネージメントがプロを相手に教えることなどマネージメント層はできなく、活躍の場を整えてあげることに...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月28日
スポーツの組織におけるリーダーの方法論を解説している本.
ただ,どんな組織でも言えることで非常に勉強になった.
当たり前のようなことなんだけど,ついついおろそかにしてしまいがちになる.
少しだけ印象に残ったフレーズを引用すると,,,
・静と動,狂喜と正気,客観と主観など,ギャップを見せることでメン...続きを読む
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