【感想・ネタバレ】勝者の思考法のレビュー

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Posted by ブクログ

二宮清純さんが、スポーツライターとしての視点から、勝者/敗者について書いた本。

一スポーツファンとして、ものすごく共感した箇所をここに引用しておきます。
『イコール・コンディションがほとんど得られない普段の生活。人生という厄介なゲームに疲れているからこそ、勝敗の明解なスポーツにカタルシスを求めるのだろう。』

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2009年10月04日

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日本文化が、敗者の美学を持て囃すような、どこか自虐的なところがあると思うのは、著者の指摘を待つまでもないだろう。本書では、二宮独特のカミソリのような文章が、このようないじけた文化を真っ向から否定し、勝者の勝者たるゆえんを徹底的に明らかにする。弱者は必ずしも敗者ならず。強者は必ずしも勝者ならず。徹底した勝ちへのこだわりが、勝敗の分岐点でどのように作用するのか。これに対する二宮の解を読むのはとても面白い。スポーツマンのみでなく、究極の選択を迫られるようなビジネスマンにもお勧めする。

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2018年10月23日

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スポーツを熱く愛するジャーナリスト二宮清純が書いた名監督・名コーチ・名選手の思考法が紹介されています。勝利の女神には、前髪しかない。何が勝敗を分けるのかがわかる本。(敗者の思考法も掲載)

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2015年02月13日

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ネタバレ

スポーツの組織におけるリーダーの方法論を解説している本.
ただ,どんな組織でも言えることで非常に勉強になった.
当たり前のようなことなんだけど,ついついおろそかにしてしまいがちになる.
少しだけ印象に残ったフレーズを引用すると,,,

・静と動,狂喜と正気,客観と主観など,ギャップを見せることでメンバーに大きなインパクトをあたえることが出来,メッセージを伝えやすくなる.
・リーダーに求められるのは,判断よりも決断
・選ぶ側,管理する側の公平性は絶対
・ミクロの判断の積み重ねがしっかりしていなければマクロな戦術は実現できない.ただ,マクロな戦術を具体的に描けているからミクロをっていさせる必要性が出てくる.

全部すごい納得できる.
考えてみると当たり前だけど,こうしてテキストに落すことで徹底できそう.
またふとしたときに読んでみたいと思う.

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2011年11月28日

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ネタバレ

ディシジョン・スピード
これから求められるのは、個々の単位での判断と、個々の決断にかなりの裁量度を認めるフレキシブルな組織。(01.07)

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2011年09月19日

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久々のスポーツものですが、予想以上に面白かったです。
著者はNHKのスポーツニュース等でご活躍の二宮清純さん。

野球やサッカーを中心に
試合の勝者には勝者なりの思考法があると書かれています。
実際の事例がたくさん出てきて、
スポーツ好きにはたまらないこと間違いナシ!の一冊です。

どころが、それだけじゃなく。
組織のリーダーたるものの心構えが書かれてる気がして、
むしろそっちの方が勉強になった気がします。。
やっぱ、選手自身の個性を伸ばす指導法が良さげですな…と。
口で言うのは簡単なんやけどね。。。(笑)

まぁ、人それぞれ感じ方や学び方は違うかもしれないですが、
何かしらの学びがあることは間違いないと思いますよ。

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2011年08月07日

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「勝者の思考法」について様々なスポーツ選手の例を挙げながら論じている本。「勝者」とされる者の意識の裏側を垣間見ることができたと思う。日常的にも結びつく部分があったので為になった。本文とは関係ないが、著者はスポーツジャーナリストだけあって語彙が豊富だったので、日本語の勉強にもなった。

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2009年10月04日

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様々なスポーツ選手の事例が掲載されており、興味深く読むことが出来た。次はもっと掘り下げたものを読みたい。

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2018年11月23日

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ちょっと後付けの感じがしなくもないけれど、まあ著者の文章は読ませるし、いいことは書いている。
まだイチローがこれからメジャーに行きます、というタイミングの本だったのだが、「イチローは活躍する」と断言していて、それは立派。あと「盗塁数が増える」という予想も当ててたな。

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2015年04月19日

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ネタバレ

エリエスブックのセミナーで元BCG代表の内田和成さんが推薦していた5冊のうち1冊が本著。
主にスポーツの事例を題材に、タイトルにある「勝者の思考法」を考察している。著者はスポーツジャーナリストであるがゆえ、ところどころ業界に対しての見方が極端な印象を受けたが、それがより一層本著の主張を強めている点もあるので良い意味でクセのある味わいだった。
ビジネスで活躍される方の多くは、本格的にスポーツを趣味にされていたり、その方面の話題に敏感だったり造詣が深かったりするように思うのだが(これまでお会いした方の傾向から私の経験上)、それはスポーツという純粋な勝負の世界で大切なマインドがビジネスにおいても多分に共通していることが理由の一つにあると私は考える。
スポーツの世界はルールが決まっているが、むしろビジネスにおいては単一のルールでは縛ることが難しいだけによりシビアだ。
そのシビアな世界を渡り歩く上で本著に散りばめられたマインドのいくつかは参考になるだろう。

■ポイント
・勝者はどこかしら奔放である。勝者はいつも面白い。
・いい教師は生徒からも学ぶ。わるい教師は書物からのみ学ぶ。
・敗者の思考・・・「時期尚早=やりたくない」「前例がない=アイディアがない」
・遊び心、ハプニングを楽しむ心があるか。
 →勝利はアイディアと決断によってもたらされるハプニングである

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2012年02月24日

Posted by ブクログ

スポーツライター二宮清純の著書。
特段、ビジネスにおいてどう役立つか、実生活にどう生きるかという類のほんではないが、スポーツ好きとしては純粋に、知らなかった話、既知のエピソードの裏にある考え等を読んで楽しめる。
購入時の意図とは異なったが、気軽に読めるという意味ではなかなか良い本だった。

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2009年11月17日

Posted by ブクログ

真の強いチーム・組織とは何かをスポーツを通じてわかりやすく説明をしている。

真の強いチーム・組織
・個が強い
・強い個を強制してチームに順応させるのではなく、個の力を最大限に生かすマネージメント力
・マネージメントがプロを相手に教えることなどマネージメント層はできなく、活躍の場を整えてあげることに徹することをわかっていること

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2009年10月04日

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