岡崎京子のレビュー一覧

  • チワワちゃん
    こんな巨乳ではすっぱな根無し草はそりゃ死んじゃうよ。死んじゃってホッとした。何故だかホッとしました。お疲れ様と言ってやりたい。
  • うたかたの日々
    装丁が大好き。そして先生も大好き。
    主人公のコランが好きです。
    少し痛々しい(何故か)この心の穴は、もう一度深く読んでから解明していと思います。
    原作の小説は読んでおりません。
  • うたかたの日々
    ヴォリス・ビアンの小説が元になっている漫画です。映画『クロエ』もそうですね。涙がツーっとでるんです。
  • 愛の生活
    あとがきに書いてある通り、愛の生活とは名ばかりで、この話には誰一人としてきちんと他人を愛する人間が出てこない。岡崎京子の漫画は好き過ぎて、何がどうしてそんなに好きなのか説明できない。空気感かなぁ。。充足されないあの空気感。退廃的で、空虚感に支配されてて、表面的で、上っ面だけなようで、とっても内面的。...続きを読む
  • 私は貴兄のオモチャなの
    何て言っていいのかわからない。それが率直なところ。こんな作品は彼女しか描けない。それは確か。歪んでいて、穿っていて、けれど純粋無垢な魂。(05/12/3)
  • 私は貴兄のオモチャなの
    痛々しいというか相手の男の駄目さ加減に溜息もつきたくなりますが・・・どこかひとつ歯車が狂えば落ちるとこまで落ちなきゃとまらない。ということなんだろうな。短編の[3つ数えろ]もかなりキテます。
  • 私は貴兄のオモチャなの
    タイトルに惹かれて購入した作品。言ってしまったら最後だけど、言ってみたい台詞でもあったり。
    I wanna be your dog.
  • UNTITLED アンタイトルド
    わたしの本は、古いヴァージョンのせいか、こんなに華やかな表紙ではなく、まっしろ。『恋愛依存症』や『ロシアの山』が収録されてます。
  • UNTITLED アンタイトルド
    短編のオムニバス。「万事快調」は、3人兄弟のそれぞれの視点から一話ずつ分けて構成されている作品で、これはとても良く出来ている。こういう、ある話しでは脇役だった人間が他の話しでは主役になる、という構成はすごく好きで、それが上手く作られているこういう作品は感心してしまう。

    「でもその時ぼくちん少しさみ...続きを読む
  • ヘルタースケルター
    有名どころだけど未読だった。
    欲に突き動かされる主人公と周囲の人々の設定が衝撃的で面白かった。
    その分、後半の展開は消化不良でちょっと残念に感じた。映画も観てみようかな。
  • ヘルタースケルター
    久しぶりに読み直した!
    欲しいものを全て手に入れるのが良いのか
    今あるもので上手く活かすのご良いのか、、。
    どちらも良し悪しはあるけど、
    依存しすぎると怖いな、、。
  • カトゥーンズ

    ショート

    ショートアニメをつなげたようなお話というのかなー。
    スピーディーに展開してく感じ。
    でも中身は完全に大人向けです。
  • UNTITLED アンタイトルド

    短編

    「万事快調」
    なんかちょっと向田邦子っぽさを感じる作品でした。
    ちゃんと完結したものを読みたかったです。
    他に「恋愛依存症」「ロシアの山」「お散歩」収録。
  • ヘルタースケルター
    高原英理さんの『ゴシックハート』で本作について書かれていましたが、興味深い内容であったことを思い出します。「美貌」に囚われる女性たちと、りりこの妹であるちかこの「差異」がやはり好きです。
    しかしまぁ、こりゃあ壮絶ですわ。すごい話を書くよなあ。読後は、えも言われぬモヤモヤというか、蟠りが残ります。なん...続きを読む
  • ヘルタースケルター
    映画を先に見たけど絵が独特でギャップがあった
    全身整形をした主人公が美しさが損なわれることに怯えて、狂って周りの人達も狂わして、永遠に美しく完璧であることの脅威というか不可能さとかを感じた 見た目に囚われすぎると苦しくなる
  • リバーズ・エッジ オリジナル復刻版
    映画から入って読んでみた。今よりももっと「世界」がせまかった時代の高校生の苦しさがすごい。つながろうと思えば「世界」につながることの今とは違って学校という密度の濃さがすごい
  • ジオラマボーイ☆パノラマガール 新装版

    不思議な世界観

    映画化の情報を見て原作が気になり読みました。独特の雰囲気で大きな展開があるわけではないので、どう映像化されるのか楽しみ。
  • リバーズ・エッジ オリジナル復刻版
    あたし達の住んでいる街には河が流れていてそれはもう河口にほど近く広くゆっくりよどみ、臭い。そしてあたしたちの学校もその河のそばにある。深みのない、のっぺりとした書き割りのような戦場。

    時代の子どもたち、よく描けたなぁ。
  • リバーズ・エッジ オリジナル復刻版
    岡崎さんが漫画を描けなくなってから何年経ったのだろう?
    この「リバーズ・エッジ」は今から25年前の作品だそうです。 
    当時の雑誌『CUTiE』でチョロチョロ見ていた記憶はあるのですが、今回は通しで読めたので良かった。
    ただ、もっと早くに読んでおけば良かったと思いました。『pink』『ROCK』辺り...続きを読む
  • うたかたの日々
    ・正直内容がよく解らなかった。非現実的な記述が続き、ようやく途中で「これはどうやら半分SFっぽいものらしい」と気がついたようなもので…

    ・岡崎作品は以前に「ヘルタースケルター」も読んだが、それも本作品と同様、理解が追いつく前に話が終わってしまった、という印象のある作品だった。

    ・岡崎作品が「ヘタ...続きを読む