岡崎京子のレビュー一覧
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二階堂奥歯の推薦図書と思えば容易に想像はつくのだけれど、エッチなシーンも全然感じない、何とも気持ち悪く後味の悪いハードな作品だった。ワニ可愛いのに可哀想。ユミちゃんも可哀想。後味は悪いんだけど、嫌いじゃない。でも、もう一度読むことはないかもな…。Posted by ブクログ
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胸を睡蓮に脅かされる、という病が美しい。
対処法の睡蓮を脅かす為に、部屋に花を飾り続けるというのも。
死亡予定の通知→それが届いたら何でも無料で好きな事ができる
というのはよく聞くけれども、
誰が最初なんだろう。Posted by ブクログ -
思えない。20代男だけど、
この漫画が、沢尻エリカの綺麗さや濡れ場で注目を集めたことが悲しい。
この絵じゃなければとても読めないような内容だと思う。
雀は孔雀になれない 日本人の若者はこの言葉をよく考えた方がいいと思う。
うまくいい表せないけど、とにかくすごい漫画
女性の外見ば...続きを読む -
哀しい物語だった。
病気とかお金とかプライドとか、どうしようもない救いようもない感じ。
それが、芸術的・詩的に描かれていた。
哀しいけれど、美しく思えた。Posted by ブクログ -
「木を見て森を見ず」あるいはその逆もあるけれど、一旦迷い込んだら、それが一体どういう構造でどんなふうに影響し合っているのかよくわからない。自然だけでなく経済も人間の感情も、ある一点のそれだけ眺めて観察しているのは時に楽しいこともあるけれど、思いがけず翻弄されていることにふと気付くことがある。やってら...続きを読むPosted by ブクログ
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連載終了が1996年。バブル崩壊後だが、バブルの余韻が残っていた時の作品だったのですね。知りませんでした。特殊な業界の特殊な人のお話のようで、途中まで面白みを感じませんでしたが、後半から話に広がりが出てきて、「なるほどね」と思いました。でも、映画は行かないだろうなぁ。Posted by ブクログ
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原作のない、普段の岡崎京子のほうが好き。
ロマンティックより、現代のひりひりした方が。。。
とはいえ、内容は面白かった。
原作は未読ですが耽美的で、フランス的。
死亡通知人という仕事。Posted by ブクログ -
吐き気がするほど痛い恋の話。振られても振られてもどんなに乱暴にされても好きで仕方ない。意地になっている部分もあるんだろうけど離れられない。どうしてこの男がいいのかな?とも思うけど理屈じゃないんだろうな。Posted by ブクログ
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一番好きなマンガ家。交通事故以来、全てが止まった中、今年、未刊(未完)集が発売。
表題作の「森」は三話しか収録されてないけど、タイトル通りの手触り。
日常で誰かが迷いこむ。そこから抜け出せるのか、どんな景色を観るのか。森に入るのではなく、森の入口の木を教室から見つめているあたりが、90年代の岡崎京子...続きを読むPosted by ブクログ -
いつになったら賢い女の子になれるのでしょうか?
中学生の時、岡崎作品に登場する欲望に忠実な、だからといってハッピーではない女の子たちに、憧れた。
もういつのまにかその女の子を上回るだけ生きてきちゃって
みんなが羨む幸せだけが欲しい人にはお勧めできません。
あとがきをいま読んだ。レビューって、こういう...続きを読むPosted by ブクログ -
なんでまたここんとこコンスタントに出るようになったんだろ。
とりあえず「ここから先」がまだ無いことによって生まれたチルドレンは多いはず。
まさに森だ。Posted by ブクログ -
「万事快調」「恋愛依存症」「ロシアの山」「お散歩」を未定稿のまま収録。
相変わらず分かりにくいけどなんか捨て置けない岡崎京子の世界。
万事快調はこれで完結しているのかしら?もうちょっと続きが読みたいなぁ。
Posted by ブクログ