志村貴子のレビュー一覧

  • さよなら、おとこのこ(1)
    「んマ〜志村センセったらまた素敵な特殊性癖を❤️」ってニコニコしながら読んでた人間に鮮やかにカウンターラリアット食らわせる後半の驚愕展開が素晴らしい。そりゃあ1巻では終わらんわ! 滝壺へ真っ逆様に叩き落とされたような快感でした。どろどろだね。次が楽しみすぎる……。
  • 淡島百景 2
    登場人物のだれがだれとどうしたこうしたがよくわからなくなってしまいました。。もともと物覚えは悪いのですが、発刊の間隔が長いこともあり、余計に。

    第2巻を読んでいてふと気がついたのですが、この作品の主人公たちの屈託や葛藤、家族や友人たちに対するポジティブともネガティブとも一概に言い切れない感情のあり...続きを読む
  • 青い花 6巻
    この巻全般、ドキドキしっぱなしだった。
    ふみちゃんの「あーちゃんを汚したくない」という気持ちと、それでも触れ合いたいという気持ちとの揺れ動く感じがいい。男女の恋愛だとその機微を描きにくい。
    (先に7巻を読んでしまったのが返す返すも残念。。)
  • 淡島百景 2
    どろどろしてきたなあ。
    女の子の物語としてはこれくらいのどろどろは普通なのかもしれない。
    誰が悪いとかでもなく。
    若菜ちゃんが清涼剤のごとくほっとできる。この子は世間連れせずいてほしい。

    それと、巻末の3コマの若草物語は青い花から志村貴子作品に入ったものとしては嬉しすぎる
  • 淡島百景 1
    あからさまに百合っぽい作品は苦手なんだけど、これは最高だった。
    独特で成熟した絵とネームのコンボによって作り出される世界が素晴らしい。。。
    厳しく苛酷な芸の世界に足を踏み入れた少女たちの交差する人生。夢。挫折。輝き。後悔。
  • こいいじ(5)
    つかの間の幸せであった‥。
    優がこうなるのはしょうがないけど、なんかムカつくー!
    今まで散々まめを慕っておいてあんまりだ‥。

    河田さんの女々しい感じも嫌いじゃないけど生々しいよ。
  • 娘の家出 6
    ついに…ついに終わってしまったのですね娘の家出
    まゆこを中心に(?)色んな人たちの関係性を掘り下げていたけど、最後の締めはどうするんだろう…とちょっと不安もありましたが、も〜〜文句なしです まぁ文句どころか最高すぎて溜息しか出なかったのですが…… 最終巻だと個人的には周防さんのくだりが好きです トイ...続きを読む
  • 君と星の話をしよう 降織天文館とオリオン座の少年
    ひとこと。
    かっこいい。

    私の場合は涙するまではいかなかったけれども、
    話のスピード感や展開、キャラクターたちの
    どれもが魅力的に見えました。
    とても、とてもよかった。
  • 青い花 8巻
    全巻ぶんまとめて。

    すっごくよかった。
    立場が重なるところがあるからっていうのもそうだけれど、高校生の微妙な心理がすごく繊細に表されていて読んでて胸がいっぱいになりました。
    絵もすごく綺麗で雰囲気が素敵。

    いろんな登場人物それぞれの人生、想いが丁寧に描写されていたところもなんかこう、ぐっとくるも...続きを読む
  • 君と星の話をしよう 降織天文館とオリオン座の少年
    不覚にも泣いてしまった。
    家族の在り方の答えはひとつじゃないし、誰かがとやかくいうものではない。
    空に星が光るように大事な人はただそこにいるだけで大きな光になるんだ。

    オリオン。英雄がいつもそばにいる。
    欠点を強みに変えて、星空を手に入れて、強く生きていくんだろうな。
  • こいいじ(1)

    こいいじ一巻

    絵がかわいい。魅入っちゃう。
    報われない片思い、切ないね・・・。人間関係が複雑に入り組んでいて、どんな風に展開するのか先が読めません。続きが気になる!
  • 放浪息子 2巻
    冒頭のカラーページがすごくきれい。というかカラーがきれい。とても白が目立つのは、あとからホワイト的なものを重ねて入れているのかしら。
    水彩絵の具かしら。なんだろう。
    書いている最中を見られたらなあ。
  • EKiss 2016年12月号[2016年10月25日発売]

    パーフェクトワールド

    二宮さんのは今月から毎月らしくうれしい。

    タラレバは何だかんだしびやぶっても少女漫画。

    パーフェクトワールドは何だかんだどんどんこじれていって、どう収集つけるのか、なんかメロドラマ要素が強すぎる。

    やはり介護しの女性がすごく違和感がある。

    でてきたときもだが、今回も。

    ...続きを読む
  • 娘の家出 5
    皆、色んな生きづらさを抱えて今日も生きてる。
    辛いことも少しずつ時間をかけて過去にしていけたら良い。
    最後のロキさんとPちゃんの話が個人的にすごく好きだな。
  • どうにかなる日々 新装版 みどり
    ピンクと比べて女の子の話が多い印象。
    帯の「今日はあの子の好きな物ばっかり作ろう」、漫画内だとさり気ないのですが抜き出してみると優しさが滲んでいる台詞だと思います。志村先生が描く他人との距離感が好きです。
  • 放浪息子 10巻
    3巻から10巻まで大人買いしてしまった……。
    1・2巻あたりでニトリくん、よしの、千葉さんの3人で仲良くやっていたころが懐かしく愛しく思い出されるくらい、
    ぎすぎすした雰囲気の中で、みんな生きづらさを感じながら生活している。
    ニトリくんはそして、いまから「成長」し始める兆候、声変わりが訪れつつ...続きを読む
  • 放浪息子 2巻
    みんなは進級。6年生に。
    女装癖がお姉ちゃんにばれちゃう。
    大人のお友達(ユキさんとしーちゃん)が、ニトリくんとよしののふたりを受け入れてくれる。
    交換日記の件で、千葉さおりや佐々ちゃんとややぎくしゃくするけど、仲直り。
    修学旅行で「下衆」な男の子に千葉さおり、怒りを爆発させる。

    という...続きを読む
  • 放浪息子 3巻
    お姉ちゃん、「弟込み」でオーディションに合格。
    その夜、ニトリくんに精通。
    「やなやつ」に交換日記をとられ、保健室登校に。
    よしのは「女の子の服装」をして、ニトリくんと距離を置く。
    男の子の友達(マコちゃん)ができ、お姉ちゃんの手引きで瀬谷という人とデートしたり。
    よしのはユキさん宅に家出...続きを読む
  • 放浪息子 1巻
    ニトリくんが小学5年のころの話。
    ニトリくんの女装、よしのの男装、を、千葉さおりやお姉ちゃんがかき混ぜて、徐々に周りに知られていく。
    「服装の選択」というテーマが、みんなの関心の的であるところが、導入部として巧みだと思う。
    これから性に眼醒めて恋をして、という段階を前にした、手探りな友情の話。...続きを読む
  • 娘の家出 4

    群像劇

    ネタばれあり。
    相変わらず誰が主人公だかわからない群像劇です。
    先生でドルオタだといろいろ大変そうだなぁ。
    やっぱり会場で生徒と会ったら気まずいだろうしw