梨沙のレビュー一覧

  • 猫だまりの日々 猫小説アンソロジー
    ああ、なるほどこれはレーベル所属の各作家のショウケースなのだなと小粒にまとまった猫アンソロジー。
    猫かわいい〜〜な無邪気なノリではほぼなく、生まれ変わりや人生の悲喜こもごもに猫が寄り添うなんともビターな展開多目。
    タイトルと装丁からもふもふ癒し系な本をイメージした人はがっくりするんじゃないでしょうか...続きを読む
  • 猫だまりの日々 猫小説アンソロジー
    猫テーマにした色んな作家の短編集。
    ファンタジー色が強いものが多め。軽いノリのものが多いので、サクッとつまめる小説集として読むのが吉。
  • 鍵屋甘味処改4 夏色子猫と和菓子乙女
    いつものほっこりベースではなく、こずえが過去と向き合う少し重くて苦しかったり、恋心がはっきりしたのに勘違いから切なかったりした一冊だったかな

    今回、アキが仕向けたって背景があったとは言え、祐雨子がちょっと意地悪で少し嫌いになりかけてしまった
    でもまあ、やっぱり淀川さんを好きだったんだね、ってなると...続きを読む
  • 猫だまりの日々 猫小説アンソロジー
    椹野センセのお話は、お腹が空きました(笑)ベトナムお好み焼き気になる……。
    一穂センセのお話は、1人つっこみで肝心なところでの台詞がアレなのも凄く好きです。
    谷センセのお話は、やっぱり途中で「え? 」となって、最初を読み直して、「ああ!」となります(読めばわかる)
    それにしても、この本のテーマって、...続きを読む
  • 猫だまりの日々 猫小説アンソロジー
    事故などでなくなった人が猫として生まれ変わった視点や神社猫のはなしなどちょっと不思議な猫にまつわるお話がつまっています。
    どれもラストはハッピーエンドで心あたたまります。
  • 猫だまりの日々 猫小説アンソロジー
    猫にまつわるお話の短編集です。「白い花のホテル」は、読んでいる途中でページを遡って読み返したくなるような仕掛けがあり、一番好きなお話でした。仕掛けに気づいてから読み直すとほっこりした気持ちになります。
    他のお話も和むストーリーばかりで、猫好きの方にはおすすめの一冊です!
  • 猫だまりの日々 猫小説アンソロジー
    猫は不思議な生き物だ。私はアンソロジーが苦手だ。なぜだかはわからない。でもこの本は好きだ。どのはなしも同じくらい好き。ここの作家さんたちの本が読みたくなった。
  • 鍵屋甘味処改5 野良猫少女の卒業
    間を飛ばしてよく言った!人として好きあうだけじゃなく、甘味処の対応だったり鍵師としての助手・弟子の前提があるから読者側も応援できるのだと思う。シリーズ最初は歳の差設定に違和感もあったけど、いい感じの結末で良かった。(ただし、スクール水着はアウトでしょ。)
  • お嬢様と執事見習いの尋常ならざる関係
    姫と執事の両片想いファンタジーラブコメ。竜好きなので世界観がまず好きだし、ミシェルとアンバーの関係性もすごく萌えました。ミシェルがアンバーを嫁にするか、アンブルで竜騎士になってミシェルに相応しい身分になるか…続きが気になる^^
  • 鍵屋甘味処改4 夏色子猫と和菓子乙女
    母と祖父母にまでは挨拶をすませた!
    やったぞ淀川。
    だけどまだ続きが読みたいからくっつかないでくれ!
  • 鍵屋甘味処改2 猫と宝箱
    ちょっとドタバタがマンガっぽすぎるかな、
    おじさんには(^ ^;
    やはり若い子が読む本なのでしょう(^ ^;
  • 鍵屋甘味処改3 子猫の恋わずらい
    淀川には相変わらず野良猫と呼ばれてるこずえだけど、GWもちゃんと鍵屋にお泊まりしてる彼女はむしろ通い妻ならぬ通い猫だと思うんだ...

    淀川の誕生日を祝うため、一緒に鍵ミュージアムに行った二人 
    そこから今回の主軸が展開されていくわけだけど...ここにきて突然のファンタジー! もうびっくりなんだけど...続きを読む
  • 鍵屋甘味処改 天才鍵師と野良猫少女の甘くない日常
    面白かったけど、ちょっと中高生向けって感じかな(^ ^;
    キャラもマンガっぽい氏、伏線も分かりやす過ぎたし、
    全体的に「んなアホな」ってシチュエーションだし...
    そう、全体的に「少女マンガっぽい」のかな(^ ^;

    面白いけど、おっさんには少し遠い世界(^ ^;
  • 狂伯爵と買われた花嫁: 4 永遠を誓う愛の言葉を君に
    エルにリリアンが攫われて、リリアンを探すクリストファーですが、探し方が彼らしいっていうか・・。面白かった。芥子の花売りを探して、なぜか娼館の用心棒して、意図せずジェラルドとも合流はできたようですけどね。

    リリアンの父親の素性も明らかになって、リリアンに甘々な祖父ができたけど、宰相なのに突然やってき...続きを読む
  • 狂伯爵と買われた花嫁: 2 新婚旅行にご用心!
    クリストファーが相変わらず天然で、最初はそんな彼にリリアンが振り回されてます。

    今回はクリストファーとジェラルドの素性が明らかになり、またクリストファーの剥製作りの意味が分かりました。彼にとっては、剥製にしたいくらいリリアンが愛しいってことなんですよね。まあ、なかなか常人には分かりづらいですけど。...続きを読む
  • 鍵屋甘味処改 天才鍵師と野良猫少女の甘くない日常
    家出少女こずえがたまたまたどり着いた町で出会った淀川と鍵屋の仕事をしながら過ごす日常ミステリー(?)
    スラスラ読めたが、なんか感情移入出来なかった。
  • 狂伯爵と買われた花嫁: 1 愛と殺意の新婚生活!?
    剥製作りが趣味というのはなかなかない設定で、ヒロインとヒーローの出会いにびっくり。死体だから買ったってのは普通ないでしょう。

    アオイ冬子さんのイラストがきれいで、クリストファーの見た目とのギャップがすごいです。

    クリストファーが最初はリリアンを殺そうとしてたのに、リリアンとふれあううちにだんだん...続きを読む
  • 終焉の王国
    購入し、読破済み。
    梨沙さんの作品では珍しくヒロインが異世界へ連れて行かれるというお話。
    異世界へたどり着いたヒロイン・はかなの目の前に現れた偉そうな王子様。王道の中にあるちょっとしたオリジナリティを感じるストーリーです。
    持ち歩くには少々大きめで重量のある本ですので、時間がある時にゆっくりとベッド...続きを読む
  • 恋するエクソシスト
    華鬼が終わってからこの人の書く登場人物(とりわけ主人公)とか展開が毎回一緒になってきたので、ちょっと飽きつつあったのですが、これは結構楽しめたかな、と思う。展開一緒だけれども。
    展開に裏切られるとか意外とかそういうことではないのだけれど、っこの表紙のお兄さんの性格がなかなかいい味出していたかなと思う...続きを読む
  • 華鬼 終焉とはじまりの乙女
    光晴を読み始めた当初“みつはる”と読んでいたのでとても納得でした

    温和で優しい彼が疾風によって揺さぶられてしまったのはとても辛かったです
    自分の中でとうに納得は出来ているけれど……
    誰しもが感じたことのある感情でしょう。だから余計に疾風が憎くて仕方なくなります
    疾風は自分の中にいるもう一人の自分の...続きを読む