山本さほのレビュー一覧
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キタハラ『遅番にやらせとけ』
爽快堂書店の個性的な店員達ひとりひとりにフォーカスした作品。キャラクターが立っていて面白い!Posted by ブクログ -
最後の最後でいきなり面白くなって、それまでダラダラと読んでいたのが一気読み。ドラマチックな展開で引き込むのではなく、一つの本屋で働く登場人物それぞれの内面を少しずつ知っていくことでどんどん深くなっていく、今まで読んだことのない種類の面白さだった。静かに染み込むような読後感は満点だが途中まではやや辛抱...続きを読むPosted by ブクログ
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男子たちの本屋の遅番組のそれぞれの物語。
みんな自分の人生精いっぱい頑張ってる。
そんな中のバイト先の本屋でも、頑張ってる。
謎のバイトリーダー庄野さんの存在、いったい何者。
店長とその亡くなった娘さんとの関係、気になります。Posted by ブクログ -
会社の都合でつぶれそうな本屋の店長になってしまい、慣れない仕事や個性の強い従業員たちに悪戦苦闘する日々。
大学時代からの友人に長く秘めた思い。
出版社の営業たちとの合コン。
優秀でかわいい年下の従業員に片想いの相手を奪われるのではないかと思うこと。
他の本屋を転々をしてきた新人と従業員の衝突の仲裁...続きを読むPosted by ブクログ -
書店で働いてるからちょいちょい分かる〜!!ってなった。遅番〜より好き。しんみりしつつ、本とお客さんに向き合う姿勢に頑張ろうと思える。Posted by ブクログ
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単なる書店バイトの早番、遅番バトル的な本かと思ったら、なかなかに一人一人の心の内側まで描かれていて、なんなら切ない場面もあり、生きること、死ぬこと、生死感までも考えさせてくれる。
なおかつ重過ぎないさらりとしたよい本だった。Posted by ブクログ -
東京三軒茶屋の爽快堂書店が舞台の群像劇。5話からなる連作短編集で、遅番担当のアルバイト5人が各話の主人公として描かれている。
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コミカルで軽い、ラノベ風のお仕事小説かと思って読んだのですが、違っていました。
4話目までの主人公である学生バイト4人は、仕事や人生に...続きを読むPosted by ブクログ