げみのレビュー一覧

  • 鎌倉香房メモリーズ4
    【あらすじ】
    雪弥が花月香房と香乃の前から姿を消した。バイトも辞め、連絡も取れなくなってしまったのだ。真意を知りたい香乃だが、積極的に動くこともできず落ち込んでいた。友人たちによると、雪弥は顔色も悪く、思い詰めている様子だという。それを知り、戻ってきてもらうために行動しようと決意した香乃は、原因は雪...続きを読む
  • 万国菓子舗 お気に召すまま ~お菓子、なんでも承ります。~
    【あらすじ】
    九州の博多天神から10分ほどの場所にある、客のリクエストになんでも応えてくれるお菓子屋さん「万国菓子舗 お気に召すまま」。一風変わったその店の店主・荘介はイケメンでお菓子職人としての腕は超一流だが、サボり癖があり、しょっちゅう出かけていってしまう。
    アルバイトの久美はそんな荘介を支え...続きを読む
  • 鎌倉香房メモリーズ5
    一言、さみしい。
    過去に対するあれやこれはいろいろ決着ついたりしたみたいなんだけど、彼らがこれからどうなるのか、どうするのか、雪弥氏が何したいのか……
    もうちょっと先が読みたい。
  • 鎌倉香房メモリーズ4

    設定の割には重くないのほほんとした雰囲気の前半から、さて、本題というところでしょうか。

    思ったよりも、ほほぉ!とガツンとくる巻でしたが、良かったです。


    あの暖かな雰囲気からのこの展開は、違和感が出そうな気もするのですが、お話の持って行き方というより、空気の持って生き方がお上手だなと思いました。...続きを読む
  • 鎌倉香房メモリーズ

    良きかな

    この本の前に読んでいた作品があまりに面白くなかったのも相まって、すごく良かった(笑)

    たまに入る、小芝居がかった独特な言い回しがツボです。

    何気なく選んだ一冊にしてはかなり当たりを引いたなと思いました。

    雪弥さんのキャラ設定が、もう何もかも大好きです、香乃ちゃんもかわいい。

    あっとゆー間に読...続きを読む
  • 鎌倉香房メモリーズ
    面白かったー。続けて読みます。鎌倉の話いいですね。行きたくなります。香乃さんと雪弥さんこの先楽しみです。
  • 鎌倉香房メモリーズ
    阿部暁子さんの作品は初めて読みます。
    オレンジ文庫って、基本ティーン向け?コバルトの流れ?良く知らないけど、まぁいいや。

    っていうかね。
    香道、鎌倉、眼鏡クール男子と仄かな恋心。
    こういう、キラキラ甘酸っぱいの、大好き!
    おばあちゃんの三春さんのキャラもいいなぁ。こんなおばあちゃんになりたい……
  • 鎌倉香房メモリーズ3
    家族のいい話のなかに、ちょいちょい漫才みたいな口論がはさまれ飽きない。二人の過去も明らかになってきて、いよいよ恋人同士に?と思いきやラストで驚きの事件が起きて次巻が気になる!
  • 鎌倉香房メモリーズ4
    雪弥について暴かれる4巻目。
    香乃ちゃんの包容力がすばらしく、最後に見れるいつものコンビがうれしい。
  • 鎌倉香房メモリーズ4
    漫画チックな表紙とは裏腹に
    この物語の登場人物はみんな
    その生きてきた軌跡に
    見合わないほどの
    重く苦しいものを抱えている。

    それぞれの重みに耐えかねて
    いつしかほかの誰かに つい
    その重みを垣間見せてしまう。

    互いの重みを支え合い
    ひとりで背負う必要など
    なかったのだと知った時。

    自分は...続きを読む
  • 鎌倉香房メモリーズ2
    【あらすじ】
    人の心の動きを香りとして感じる力を持つ香乃。ある晩、祖母の笑顔と張り詰めた香りとが、ばらばらなことに気づいたけれど……!? 夏の夜をたゆたうのは、甘い香りか、あの日への想いか……。今は亡き祖父から、祖母の三春へ贈られた世界でたった一つの香りとは!? あの日の恋を蘇らせる。ほっこり、あっ...続きを読む
  • 鎌倉香房メモリーズ
    【あらすじ】
    「香り」で謎解き。思い出は切なくて、やさしい…。人の心の動きを香りとして感じとる力を持つ、高校二年生の香乃は祖母が営む香り専門店『花月香房』に暮らしている。香乃のよき理解者、大学生の雪弥さんと共に『花月香房』は今日もゆるり営業中。そんなある日、店を訪れた老婦人の“消えた手紙”を一緒に探...続きを読む
  • 鎌倉香房メモリーズ2
    ふうわりと香るような文章が心地よい。
    お香のことは全くわからないけど、読んでいて薫りが漂ってくるような気がする。今回は登場人物の歩んできた人生の重さを感じる良いお話だった。
    尊いことだなーと実感。
  • 鎌倉香房メモリーズ2
    今回は結構「人の生きざま」が際だっていたなあ、と思いました。三春おばあちゃんにあんな過去があるとは思ってなかったなあ。そして三春おばあちゃんの弟も、雪弥さんの叔父さんも個性的な人でしたwww ラストの章は自分自身のことも重なってしまい、泣いてしまいました……口にはしないけれど、それを言ってしまったら...続きを読む
  • 鎌倉香房メモリーズ2
    ほんのり香るようなふわりとした優しい文章。
    1巻で当たりだ!と感じたので二巻も購入。
    今回は人の死や雪弥の過去など人の後暗いところがテーマになっているのか切ない。
    でもそんなに抉くない、すっと読める。
    香乃は綺麗事ばかり言わない、自分の主張を押し付けない。
    本当にこの子は色んなことを乗り越えてこんな...続きを読む
  • 鎌倉香房メモリーズ2
    1巻がとても良かったので、2巻も迷わず購入。
    今回もお香と周りの人たちの交流が丁寧に描かれていて、すごく面白かったです。
  • 乙女の本棚8 夢十夜
    絵が綺麗で気になっていたシリーズ。
    昔の話というのもあるので、絵があると情景が想像できてよいですね。
    お話は第一夜がお気に入りです。とても美しいお話だなと感じました。
    不思議で難解ですが、そこがまた解釈が分かれて想像力がかきたてられます。
    第九夜も、悲しいお話だけれど好きです。
    わからないもの、とい...続きを読む
  • 月夜とめがね(乙女の本棚)
    小川未明さん、日本のアンデルセンと呼ばれているのですね。
    げみさんのイラストと相まって、ほんわかした優しさに包まれます。
    寝る前にベッドの中で読むのにぴったり!

    ひまわりめろんさんのレビューを見て、めがね売りのおじさんの顔は、しっかりチェックして笑いました。
    いい夢がみられそう♪
  • 鎌倉香房メモリーズ5
    香りの知識も披露しつつ。淡々とした優しい話でした。お互いがお互いのことを大事に思っている恋愛なので読んでて安心でした。
  • 乙女の本棚4 檸檬
    梶井基次郎文学忌、檸檬忌。
    何回目かの「檸檬」は、げみさんのお陰様で今までになく理解できた気がしています。

    得体の知れない不吉な塊。
    焦燥や嫌悪等では言い表せないその塊から檸檬爆弾という彼の希望の象徴で解放される。

    丸善は西洋の思想の表現か、贅沢の象徴かな。
    ずーっと丸善は東京駅のところ丸善だと...続きを読む