げみのレビュー一覧
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【あらすじ】
雪弥が花月香房と香乃の前から姿を消した。バイトも辞め、連絡も取れなくなってしまったのだ。真意を知りたい香乃だが、積極的に動くこともできず落ち込んでいた。友人たちによると、雪弥は顔色も悪く、思い詰めている様子だという。それを知り、戻ってきてもらうために行動しようと決意した香乃は、原因は雪...続きを読むPosted by ブクログ -
【あらすじ】
九州の博多天神から10分ほどの場所にある、客のリクエストになんでも応えてくれるお菓子屋さん「万国菓子舗 お気に召すまま」。一風変わったその店の店主・荘介はイケメンでお菓子職人としての腕は超一流だが、サボり癖があり、しょっちゅう出かけていってしまう。
アルバイトの久美はそんな荘介を支え...続きを読むPosted by ブクログ -
一言、さみしい。
過去に対するあれやこれはいろいろ決着ついたりしたみたいなんだけど、彼らがこれからどうなるのか、どうするのか、雪弥氏が何したいのか……
もうちょっと先が読みたい。Posted by ブクログ -
設定の割には重くないのほほんとした雰囲気の前半から、さて、本題というところでしょうか。
思ったよりも、ほほぉ!とガツンとくる巻でしたが、良かったです。
あの暖かな雰囲気からのこの展開は、違和感が出そうな気もするのですが、お話の持って行き方というより、空気の持って生き方がお上手だなと思いました。...続きを読む -
阿部暁子さんの作品は初めて読みます。
オレンジ文庫って、基本ティーン向け?コバルトの流れ?良く知らないけど、まぁいいや。
っていうかね。
香道、鎌倉、眼鏡クール男子と仄かな恋心。
こういう、キラキラ甘酸っぱいの、大好き!
おばあちゃんの三春さんのキャラもいいなぁ。こんなおばあちゃんになりたい……Posted by ブクログ -
家族のいい話のなかに、ちょいちょい漫才みたいな口論がはさまれ飽きない。二人の過去も明らかになってきて、いよいよ恋人同士に?と思いきやラストで驚きの事件が起きて次巻が気になる!Posted by ブクログ
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漫画チックな表紙とは裏腹に
この物語の登場人物はみんな
その生きてきた軌跡に
見合わないほどの
重く苦しいものを抱えている。
それぞれの重みに耐えかねて
いつしかほかの誰かに つい
その重みを垣間見せてしまう。
互いの重みを支え合い
ひとりで背負う必要など
なかったのだと知った時。
自分は...続きを読むPosted by ブクログ -
【あらすじ】
人の心の動きを香りとして感じる力を持つ香乃。ある晩、祖母の笑顔と張り詰めた香りとが、ばらばらなことに気づいたけれど……!? 夏の夜をたゆたうのは、甘い香りか、あの日への想いか……。今は亡き祖父から、祖母の三春へ贈られた世界でたった一つの香りとは!? あの日の恋を蘇らせる。ほっこり、あっ...続きを読むPosted by ブクログ -
ふうわりと香るような文章が心地よい。
お香のことは全くわからないけど、読んでいて薫りが漂ってくるような気がする。今回は登場人物の歩んできた人生の重さを感じる良いお話だった。
尊いことだなーと実感。Posted by ブクログ -
今回は結構「人の生きざま」が際だっていたなあ、と思いました。三春おばあちゃんにあんな過去があるとは思ってなかったなあ。そして三春おばあちゃんの弟も、雪弥さんの叔父さんも個性的な人でしたwww ラストの章は自分自身のことも重なってしまい、泣いてしまいました……口にはしないけれど、それを言ってしまったら...続きを読むPosted by ブクログ
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ほんのり香るようなふわりとした優しい文章。
1巻で当たりだ!と感じたので二巻も購入。
今回は人の死や雪弥の過去など人の後暗いところがテーマになっているのか切ない。
でもそんなに抉くない、すっと読める。
香乃は綺麗事ばかり言わない、自分の主張を押し付けない。
本当にこの子は色んなことを乗り越えてこんな...続きを読むPosted by ブクログ -
絵が綺麗で気になっていたシリーズ。
昔の話というのもあるので、絵があると情景が想像できてよいですね。
お話は第一夜がお気に入りです。とても美しいお話だなと感じました。
不思議で難解ですが、そこがまた解釈が分かれて想像力がかきたてられます。
第九夜も、悲しいお話だけれど好きです。
わからないもの、とい...続きを読むPosted by ブクログ -
小川未明さん、日本のアンデルセンと呼ばれているのですね。
げみさんのイラストと相まって、ほんわかした優しさに包まれます。
寝る前にベッドの中で読むのにぴったり!
ひまわりめろんさんのレビューを見て、めがね売りのおじさんの顔は、しっかりチェックして笑いました。
いい夢がみられそう♪Posted by ブクログ