げみのレビュー一覧
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乙女の本棚シリーズ。
梶井基次郎の「檸檬」初めて読みました。
檸檬が爆弾!?文豪ストレイドッグスの梶井基次郎の異能力と同じだ!と思いました。
げみさんの温かみのあるイラストも素敵です。Posted by ブクログ -
なんともあたたかく、せつなく、美しい情景。
娘の手からこぼれる蜜柑をこの眼で視たような心持ちになった。
同じ果物を表題にしたという点で、太宰の“桜桃”をつい思い出し、両者の世界観の違いにほくそ笑んだ。Posted by ブクログ -
無人島に流れついた11歳の兄と7歳の妹。
三本の空き瓶に託した3通の手紙で時系列を遡って描かれるふたりの状況。
聖書を焼きすて、堕ちていく。
昭和初期の作品。
大正から昭和にかけてはこのような妖しい作品が許されていた時代だったのか。Posted by ブクログ -
表紙に惹かれて購入したけど、花言葉とか子犬系イケメンとか二十四節気とか、好みのものがうまい具合に絡まってて好き。
連作短編集、というスタイルも読みやすかった。
あと、表紙が2種類ついているのもオトク感!Posted by ブクログ -
この女の方が君が可愛くないんだとしたら他の女の子たちはとてつもなくかわいいのかよとツッコミたくなります。地味な女の子書くのも大変だって聞きます。この女の子かわいいなと感じます。
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この作品は好きなため手に取った。テキストはあまり状況説明するタイプの文章では無いため、テキストに忠実なイラストよりもイラスト単体で表現する情報が増えているタイプになっている。それ込みで楽しめる。Posted by ブクログ
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中1の由加は優しい両親、仲のいい親友に恵まれて毎日を楽しく過ごしていた。
しかしそんな日常は音を立てて崩れていく。
あることがきっかけでクラス内で孤立した由加は同じようにいつもひとりの幼馴染の悠真に話しかけるようになるがーー
世界は「楽しい」だけじゃない。様々なことがごちゃ混ぜになったこの世界で、何...続きを読むPosted by ブクログ -
この作品を初めて読んだ時は自分も同じ女生徒であり本から得た言葉に頼っている狡くて厭なやつでした
少女のまま死ねそうにないので自分も美しく生きたいと思いますPosted by ブクログ -
いいよさんのお話はどうしてこうも引きこまれるのか…。
最後は希望を感じられる終わり方だったけど、状況が完全によくなったわけじゃない。でも現実ってこうだよね、と変にリアルを感じる。
大人になったら笑って話せるのかもしれない、たいしたことないと思うのかもしれない、でも"今"の私にとっては?
人から信用さ...続きを読むPosted by ブクログ -
とても大好きな一冊で上下巻を再読。
やっぱりめちゃくちゃ好きなお話だ( *˙꒳˙ *)
席替えで山口くんの隣の席が佐藤さんになったというところから話が始まるんだけど、最初の頃は山口くんが佐藤さんをかなり苦手としている。心の中で思うことも佐藤さんに対しては辛辣で悪態ともつける態度w
それが徐々にゆっく...続きを読むPosted by ブクログ -
作者買い! やっぱり竹岡葉月先生の本だけあって、料理がすごーい美味しそうだった! お腹が空いてくる一冊! 凛々さんがくたびれたおじさんと手を繋いで街を歩くシーンが一番好きだった><。色々、わたしだったら、とか、想像させられた! 菫さんの正体は、わたしは全く分からなかった! 正体が分かった時は、意外過...続きを読むPosted by ブクログ
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号泣、とまではいかなかったけれど、面白くてあっという間に読み終わってしまった。霊感少年の榊が自殺してしまった安音のそばにいてくれていて良かったなと思える最期だった。彼はとても素敵だと思う。「誰かのそばにいる強さ」を教えてもらった。 安音の49日間は、安音だけでなく様々な人の変化をもたらしていく。その...続きを読むPosted by ブクログ
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『乙女の本棚』シリーズ第11弾。
月夜の晩に、おばあさんの家に訪れた、不思議な眼鏡屋さんと、少女の姿をしたちょうちょとの、やり取りのお話。
繊細で美しい物語で好き。
イラストも素敵だった。Posted by ブクログ