げみのレビュー一覧
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『名作は、かわいい。』という帯のキャッチコピーに違わず、とても可愛い、甘酸っぱい話でした。太宰治独特の、胸がきゅっとなるような話に、美しくて可愛い挿絵を付けることによって、よりこのお話が引き立つ気がします。とても良い本でした。Posted by ブクログ
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・香りについてとからんでくる様々ななぞをたくさんの人に助けられたりしながら少しづつ解決していくのがとても面白く、解決した時には読んでいる人もとてもうれしくなる一冊です。Posted by ブクログ
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デビュー作読んでから
安倍先生のファンです。
今回は、小説家のお話だったんですけど、
描写が丁寧で、容易に想像することができました。
男と女って難しいし
小説家さんって大変なんだなぁって
心から思いました。
人間味あふれていました。
あとがきもとても面白かったです!!Posted by ブクログ -
■季節は巡り――想い深まる「香り」ミステリー
今日も今日とて、ゆるり営業中の『花月香房』。だけど今日は……雪弥さんが、ちょっとおかしい。(自称)雪弥の親友・高橋あてに届けられた、文香だけが入った謎の手紙のせいなのか……。秋の空高く、想い交錯する季節。それぞれの、そして香乃自身の、止まっていた時が動...続きを読むPosted by ブクログ -
■夏の鎌倉。思い出癒す、「香り」ミステリー。
人の心の動きを香りとして感じる力を持つ香乃。ある晩、祖母の笑顔と張り詰めた香りとが、ばらばらなことに気づいたけれど……!? 夏の夜をたゆたうのは、甘い香りか、あの日への想いか……。今は亡き祖父から、祖母の三春へ贈られた世界でたったひとつの香り。あの日の...続きを読むPosted by ブクログ -
■想いめぐる「香り」ミステリー、完結。
雪弥と気持ちを通わせた香乃は、これから築いていく関係に戸惑ってばかり。さらに雪弥の父母への葛藤、香乃の自分の力に対する思いなど、課題は山積みだけど、花月香房は今日も営業中。贈り物の香木、行方不明の仏像、送り主不明のひな人形、源氏香図で書かれた暗号など、香り...続きを読むPosted by ブクログ -
■冬の鎌倉。温もりの「香り」ミステリー
花月香房からも、香乃の前からも姿を消してしまった雪弥。雪弥の気持ちを想像し、積極的に動くことも出来ずに落ち込む香乃だったけれど、雪弥の行動には、彼の過去が影を落としていることを知り!?Posted by ブクログ -
美しい文章。
美しいイラスト。
心にそっと優しく沁みてくる。
きれいなものだけでできている世界が素敵すぎて泣けてくる。
人工の明りでなく、ロウソクや暖炉の灯りで静かに本の中に入りたいような、そんな1冊。
触れただけで暖かなものが流れ込んでくる。Posted by ブクログ -
完結編!最初から最後まで楽しく読めたシリーズでした!重いテーマもあるんだけど、キャラクターが明るくてあたたかいので最後にはいつも希望が見えてとても良かった!
チヨちゃんのおうちの話とシノノンの謎のお話が良かった!
人のこと優先してばかりの香乃ちゃんと雪弥さんだけど、周りにいるひとが自分を大切に思って...続きを読むPosted by ブクログ -
一目惚れして購入した、乙女の本棚の「檸檬」。暗闇に浮かぶ清冽なレモンイエローと温かみのあるオレンジ色を基調とした絵が、梶井基次郎の作品の世界観ととても合っていて素敵。ただ、ラストの爆破シーンの得意げな表情と飛び散る本にはどうしても笑ってしまう。Posted by ブクログ
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夢野久作さんがすき!
ホノジロトヲジさんのイラストも好き!
な、私にとってこんなにも嬉しい本はないです。
ありがとうございます…!!
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挿絵は20枚ほど収録されていて、全て描き下ろしです。
見開きページの迫力、美しさは息を呑むほど…。
各ページによって文字や紙の色に違いがあって、ページをめくる...続きを読むPosted by ブクログ -
スープ屋しずくの謎解き朝ごはんを思いださせる本でした。
こんなお店があったら絶対通います。
台湾茶やお粥が食べたくなる優しい話ばかり。
お茶や食事一つでここまで劇的に変わるわけではないのかもしれないけれど勇気をもらえます。Posted by ブクログ -
待望の完結。
雪弥と父の関係は少しは縮まったのかな。
それともこれから?
何はともあれ香乃と上手いこといって良かった。
叔父さんのツンデレ感も良かった!
なんとなく気持ちはわかる。
みんな幸せになってくれ、、と祝わんばかり。Posted by ブクログ -
一気に読みました。
スターアニスと樒が今回のキーワード。
殿岡くんと三角関係になるかと思いきや、、そういうことはなくって感じだった。
ゆきやが戻ってきてくれてよかった。
次が最終巻。このまま一気にいきます。Posted by ブクログ -
【あらすじ】
雪弥と気持ちを通わせた香乃は、これから築いていく関係に戸惑ってばかり。さらに雪弥の父母への葛藤、香乃の自分の力に対する思いなど、課題は山積みだけど、花月香房(かげつこうぼう)は今日も営業中。贈り物の香木、行方不明の仏像、送り主不明のひな人形、源氏香図で書かれた暗号など、香りにまつわる謎...続きを読むPosted by ブクログ