桐谷知未のレビュー一覧

  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか― 無料お試し版

    カバーの印刷がレンブラント

    カバーの印刷がレンブラントの有名な解剖場面の絵を使っていて非常に印象的である。解剖学的な概説は勉強にはなるがそれほど感銘を受ける話ではない。しかし巻末の終盤の現代医療や医薬に関する話には大変に感銘を受けた。確かに医学は急速に進歩しているが、今現在 正しいとされていたことが将来も正しいとは限らない と...続きを読む
  • 美徳と悪徳を知る紳士のためのガイドブック
    ドラゴンやら魔法やらが出るわけでは全くないが、冒険譚という印象。主人公が割とクソ野郎なので、彼を「マジでムカつく」と思うか「憎めないやつだなぁ」と思うかが楽しめるかどうかのラインのように思う。
  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか― 無料お試し版

    人体の不思議…

    体の不思議…中学校くらいに興味を持ち、様々な人体のに関する本を読んできました。どの本も素晴らしく、新しい視点で不思議、謎を載せていましたが、大人になってまた、新たな視点での学びを知りました。なぜ私達は存在できてるのか?生きていると言うより生かされているのかまだまだ不思議は絶えません。
  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか―
    人体の本質に迫る記述から、よく調べたなと思える細かな知識まで、幅広い知識量の1冊でした。医学部の臨床講義もこうした切り口でやってくれたら、もっと興味がわくだろう。
  • 生き抜く力をはぐくむ 愛着の子育て
    泣いている子供に対して、「(今ここで諦めたらずっとダメなまま大きくなってしまうから、君の今後のためを思って)泣くな!頑張ろう!」

    と励ましたことのある人は多いのではないかと思う。

    勿論その方法も間違いとは言い切れない部分もある。だけどそのためには前提となる愛着を持ったコミュニケーションを交わして...続きを読む
  • 美徳と悪徳を知る紳士のためのガイドブック
    序盤はモンティの片思いのロマンチックな独白ばかりで(それだけではないんだけど)読み進められるか不安になったが、モンティが盗みを働き、強盗に襲われたあたりから一気に冒険小説のスピード感になり最高に面白かった。
    全体的にはロマコメでありつつ歴史・ファンタジー・クィアと盛り沢山な内容が怒涛の筆致で綴られて...続きを読む
  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか― 無料お試し版
    私は純粋に体の仕組みを自分なりに理解したく、情報として読みたいので、その点不要なエピソードが多いのだけど、発見に至った経緯、まだ未知な部分について今後も発展が厳しい理由、昔は出来たが今は倫理的にできない実験の話など、記憶に焼き付けるにはそのエピソードもまあ合っていいかな、というレベル。 頭から読む必...続きを読む
  • 美徳と悪徳を知る紳士のためのガイドブック
    読みながら一向と共に冒険旅行に出かけたような気分になった。主人公視点の描写がどれも切り口鮮やかで読んでいて楽しい。
    読後感が爽やか。読み終わった側からもう一度読みたくなる。夢中で読んだ。
  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか―
    章がちょうどいい量だったからサクサク読めた。
    今は科学医学が発展してネットで調べたら情報が沢山出てくるから、もう身体なんて全て解明されてると思ってた。こんなに未解明な分野だとは!
    しかも今振り返ればわかる過ちも多い。研究をする人も結局は人間なんですな。
    自分の身体も自然の一部でご先祖様の遺伝子も受け...続きを読む
  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか―

    医療の危険性

    人体の各部分の解剖学的な概説から入り、終盤に医療や医薬について述べている。前半の解剖学的な話も面白いが、感銘を受けたのは終盤の現代医療や医薬に関する話である。確かに現代医学は急速に進んでいるが、今日正しいと考えていたことが明日もただしとは限らない ということをしみじみと感じてしまった。特別な健康法を...続きを読む
  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか―
    ビル・ブライソンのノンフィクション。 医学、解剖学、栄養学、薬理学など人体の様々な分野について網羅した著作。20余りの分野に分けて、エピソードを紹介しながら関連する医学知識の紹介、関連する出来事、関わった人々などを、通常の医学本とは違ったアプローチで書かれており、大変面白かった。 著者は医学の専門家...続きを読む
  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか―
    突然だが、人体について我々はどれくらい知っているのだろう?
    臓器や骨格がどのあたりにあるかは小学校か中学校の理科室にある人体模型が教えてくれるかもしれない。
    怪我をしたり風邪をひいたりして痛みや熱が出ることで自身の免疫機構の働きを思い出すこともあるだろう。
    親族や身近な人物が他界した際に死について深...続きを読む
  • 美徳と悪徳を知る紳士のためのガイドブック
    こんなにも主人公の成長を願った物語は初めて!笑
    キング・オブ・ザ・放蕩者。
    軽い感じで重いテーマを扱うバランスがちょうど良くて、予測不能に物語が進むのもドキドキして、600ページもあったけど最後まで楽しく読めた。
  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか― 無料お試し版

    久しぶり

    読みやすくて一気に読みました‼️最近目が疲れて、読みたい本がたまってるのに、この本は、面白かったので、あっと言う間に読んでしまいました。
  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか―
    人体にこれほど未知なことがあって、驚きや奇跡に満ちているとは。むかしNHKでやっていた人体シリーズの漫画を愛読していたが、そのときのワクワク感を思いだした。
    本当に面白かった。著者がジャーナリストで、専門家ではないが故に素人にも分かりやすくなってるのだと思う。
  • メイフェアの不運な屋敷に幕は下り
    最終巻。仕事仲間が家族のように一つになれたのは、同じ環境にいて喜びも悲しみも分け合ってたから。最後はそれぞれの幸せに踏み出してバラバラになるけど、離れててもお互いを、思いやるホントの家族になったと思う。
  • メイフェアのおかしな後見人 あるいは侯爵の結婚騒動
    こういうジャンルの王道はちょー分かってる、はずの王道なのに面白かったラブコメ小説がこちら。意外性のあるなしは気にしない。
    技巧すぐれた文は引きこまれます。
  • 雪降る夏空にきみと眠る 下
    上巻ではまだバラバラだったピースがどんどんまとまって疾走感を増してくる。ヘンな人たちの本性も次々明らかになるけど、どれもこれも意外。チャーリーは記憶力がいいということ以外目立った能力はなさそうなんだけど、ナイーブなまでの正義感があって、どこか人を引きつける。それってフォード作品の主人公の特徴? だか...続きを読む
  • メイフェアの不埒な紳士 あるいは夢見ぬ令嬢の結婚騒動
    そういえば、ちょうどこの本を読んでいる頃にシンデレラの映画を観た。シンデレラも義理の姉たちも(もちろん義母も)、舞踏会に呼ばれて結婚相手を…と意気込んでいるのは承知のストーリー。しかし今まで、本当のところでその「結婚相手を見つけるためのパーティー」とはなんなのか理解していなかったが、そうか、これがメ...続きを読む
  • メイフェアのおかしな後見人 あるいは侯爵の結婚騒動
    一作目に続いて面白かった。恋愛騒動がうまくいきそうな流れはさておき、噂、しきたり、服装、階級社会…今のイギリスを知る上でも、こういうベースがあったんだということを知る勉強になると思う。