桐谷知未のレビュー一覧

  • メイフェアの不運な花嫁
    2話収録 メイフェアにある不運続きの屋敷が舞台
    ①最初はヒーローが地位も財産もないヒロインとは、結婚できないと言ってたのに何故にヒロインに傾いたのかが弱い
    ②フランス人メイドが謎の存在だったけど、情に流されない割り切り女性だった
    使用人たちに段々愛着出てくる みんな幸せになって欲しいな デブ猫、ムー...続きを読む
  • ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―
    ハイパーインフレは確かに悪夢。
    事実ならではリアリティを重みがある。
    家族を守るヒントを、ここから見つけ出さなければ。
  • ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―
    第一次世界大戦後にドイツが体験したハイパーインフレについて書かれた本。デフレ慣れした現代では想像できないが、インフレの恐ろしさが理解できる。初期の頃は、個人消費は活発になり、失業率は低下して株高になるなど見せかけの繁栄となるが、最後は社会がガタガタに崩壊し、あらゆる悪が助長され、病気や貧困がはびこる...続きを読む
  • 給料―あなたの価値はまだ上がる―
    給与を上げることで収益に好循環が生まれるというデータをまとめている。

    最低賃金15ドルというデモがアメリカではあったとのこと
  • 雪降る夏空にきみと眠る 下
    過酷な氷河期に見舞われている地球上で越冬のため冬眠するようになった人類。越冬期間であっても、厳しい冬それ自体を含め様々な危険があるため、数%の人は眠らずに冬を越す。主人公チャーリー・ワーシングはそんな眠らず冬を越す冬期取締官の見習いとなる。見習い仕事として、越冬に失敗したナイトウォーカー(ゾンビみた...続きを読む
  • ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―
    ハイパーインフレになると日常がどのように悲惨な状態になるかよくわかる。救いが無い。海外脱出しかない。
  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか―
    人体の不思議さについてあらゆる角度から書かれている。何かしら人体についての発見があり面白い。わかっていることだけでなく、何がどこまでわかっているのか、何がまったくわかっていないのか、事細かに書かれていて大変興味深い。

    個人的には、やはり運動の重要性が指摘されている点が印象に残った。健康本ではなく、...続きを読む
  • 生き抜く力をはぐくむ 愛着の子育て
    理論的に、愛着を考えたい、理解したい人には良いかも。ただ、実際はこんなに簡単に分類できないし、対応も難しい。心的外傷体験が背景にあっても仕方がないので。
  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか―
    人体のあらゆる機能についての網羅的解説。雑学的情報も多く読むのが大変。
    今日の医学の発展は無知に基づくおおくの野蛮な治療や人体実験のたまものであることに戦慄を覚えるとともに、感謝の念を抱かずにいられない。
    それにしても世界で最も高度な医療を受けられるアメリカの平均寿命が世界順位31位で、かろうじてキ...続きを読む
  • ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―
    円高とインフレが現実味を帯びてきた今だからこそ読みたい。
    ハイパーインフレの最中には、銀器よりも1キロのじゃがいものほうが、グランドピアノより豚の脇腹肉のほうが一部の人にとっては価値があった。
  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか―
    興味ある分野はスラスラ読めたが、特にないところはなかなか読み進められなかった。だが総じて未知なる人体は面白い。
  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか―
    読みやすい。audibleに良いかも知れない。取材力を感じるし、「へえー」もあって、楽しく読めるのが良い。「人類が知っていることすべての短い歴史」もそう感じたけど、主題に強くフォーカスした感じじゃないのが、ビル・ブライソンの良い面でもあり、物足りない面でもあるのかも。
  • 雪降る夏空にきみと眠る 上
    冬の季節が長くなり、人々が【冬眠】する近未来、死と隣り合わせの見習い冬季取締官・チャーリーは冬眠薬【モルフェノックス】を巡る陰謀に巻き込まれていく―。英国発のエンタメSF冒険活劇で、設定の凄まじいディテールにユーモアとシニカルが溢れるハードボイルドチックな文体が少年心を躍らせる。上巻は特異な世界観を...続きを読む
  • 雪降る夏空にきみと眠る 下
    ボーイミーツガールを想起させる甘酸っぱいタイトルと裏腹に、物語はハイバーテック社による【ラザロ計画】の核心へと迫るサスペンスの様相を呈していく。今作は巻き込まれ型主人公の成長譚としても楽しめるし、序盤から張り巡らせた伏線をきっちり回収するプロットの妙も味わえる。しかし、初読でこの特異な世界観を読解す...続きを読む
  • メイフェアの不運な花嫁
    いわゆるシンデレラ物語。地位も名誉もない孤児の美しい女の子が、憧れの伯爵と結婚する、めでたしめでたし…なお話。なんだけど!2編目はちょっとした謎解きもあり、こちらの話はグイグイ引き込まれました!特に、意地悪な母と姉の最後はザマァみろでした(笑)執事含む、メイフェア屋敷の使用人たちが生き生きしていて良...続きを読む
  • メイフェアのおかしな後見人 あるいは侯爵の結婚騒動
    一気読み。
    ジャンルとしてはなんだろ、ヒストリカル・ラブストーリーになるのかな。
    相変わらず19世紀前半の、英国の雰囲気が伝わってきて楽しい。歴然とした階級社会なのだなぁ。
    どれだけ主人公の先行きが怪しくても、要は勧善懲悪モノだと思って読んでいる。
    ロマンス描写はそこまできつくないし、ミステリー要素...続きを読む
  • ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―
    赤字国債の発行に国家財政を依存している日本。先進各国も、景気刺激策、周辺諸国救済のために紙幣を大量に刷る。歴史の教科書では僅かに触れられている程度のドイツの国家破綻の歴史からハイパーインフレについて考える。
  • カメリアハウスでもう一度
    好きなシチュエーションだったけど、ヒロインに腹が立って無理だった。最後にあんなことになったのにそのまま逃げてしまったヒロインを求めるヒーローが健気というか、偉い!!