佐渡島庸平のレビュー一覧

  • あなたは尊い 残念な世界を肯定する8つの物語
    原始仏教は“自我”の存在すら否定する究極のニヒリズムによる解放=自由の獲得を説いたが、仏滅後百年、印度統一したアショーカ王治世に最盛期を迎えたのち印度では衰退し、(敬称略)釈迦の言いたかったのは一般大衆の救済(のはず)という大乗仏教が興起し本国を追われた月氏国人が今のイランに当たる場所で阿弥陀如来信...続きを読む
  • 観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか
    新人マンガ家の育成に努める著者の考える観察とは何か。最終的に観察に対してどのように感じているかが書かれている。見えていなかったものが見えるようになると、突然視野が広がる経験はある。その経験は、注意深く観察してこそ生まれるもので、思考しないとおとずれることはないと考えているが、本書では観察の仕方も少し...続きを読む
  • 感情は、すぐに脳をジャックする
    人間の幸福度はつくづく、「どう捉えるか」にかかっているなと考えた。感情を生み出すきっかけは外的要因であったとしても、どのように感じるかは自分次第。
    同じ事柄もその人の感情によって見え方が変わる。

    小説やマンガを読むって娯楽と捉えられがちだけど、日々の中で言語化できてない感情を擬似体験させてくれるわ...続きを読む
  • 感情は、すぐに脳をジャックする
    学術的な裏付けがあるというわけではなく、著者三名の体験をベースに気づきを語り合う内容となっている。なので科学的なことを期待していると肩透かしになるかもしれない。あくまでも特筆すべき作品を残している漫画家と編集者の感性で「感情」というものについて語り合ったことを楽しむ本であると感じた。

    「感情に捉わ...続きを読む
  • 観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか
    思ったよりも軽めの話だった。「守破離」に通ずる話や曖昧なものを白黒つけずに抱えることの重要性が説かれていたが、ピンと来ないというか、実生活での落とし込みが中途半端な気がした。
  • 感情は、すぐに脳をジャックする
    日々の生活の中で、私たちは自分や他者の感情に振り回されがちだが、そうした感情を客観的に理解することはとても難しい。特にネガティブな感情ほど、他者への期待や外部環境に対してその原因を求めてしまう。
    本書の前半では、そうした感情の理解を助ける実践的な補助線がいくつか引かれている。その中心であるプルチック...続きを読む
  • 観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか
    【星:3.5】
    内容はタイトルの通り「観察力」について。

    読んでみての感想は「分かったような、分からないような」という感じである。

    「観察力」とかいうと、最近のトレンドで観察力について科学的に考えたうえで、その身につけ方について書かれているのかと思ったがそうではなかった。

    うまく言えないのだが...続きを読む
  • ぼくらの仮説が世界をつくる
    興味を引いたフレーズ

    ・連鎖の起きるドミノをきちんと倒せば確実に変化は起きる
    ・連鎖の起きるドミノは、「基本」のこと。基本を撤退すること
    ・中途半端なプロ意識を持つのではなく、常に素人のチャレンジ精神で取り組むこと。そして、基本をおごそかにせず、徹底すること
    ・すぐに結果の出ることは、新しいチャレ...続きを読む
  • 観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか
    なんかあんまり内容が入ってこなかったなぁ。
    データから仮説を立てて実行するのところは参考になって、取り入れたいと思った。
  • 観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか
    仮説を立てる、バイアスを意識する、といった、観察に必要なことはあるけど、なによりも、退屈な時間がなければ、そもそも観察が始まることもない。
    「本当に創造的になるのに必要なのは、夢中ではなく、退屈だと今は考えている。」っていうのが印象的だった。「今は」というのもポイント。

    ◯アクション
    「今は思う」...続きを読む
  • 感情は、すぐに脳をジャックする
    漫然としているが、そこが感情の波とリンクするようで考えを刺激される。

    p224 「自分の役割」から生まれる「安心」については、「自由と引き換え」〜

    そうなのだが、自分が現在、新しいキャリアとコミュニティを求めて動いているのは、今後子供が巣立って「役割」が減ることがわかっているから。

    ここは自尊...続きを読む
  • 感情は、すぐに脳をジャックする
    「では」「とは」の話が興味深かった。感情を手放すこと、許すこと。はっとさせられるものがあった。
    自分の感情について、よく観察する時間が増えたように思う。
  • 感情は、すぐに脳をジャックする
    感情は事象に遅れてやって来る。怒りは期待の裏切りと捉えて、それを逆手にとり、自分にできることとして相手に「期待しているよ」と伝えると、人間関係が好転する。感情の認知、受容、選択の3ステップは、問題の把握、検討、判断の3ステップに似ている。
  • 感情は、すぐに脳をジャックする
    いつもそこにあるのに、見ることも聞くことも嗅ぐことも味わうことも触ることもできないもの。うまく理解できなくてどういうものか言い表せないもの。自分が自分でいるために大切で、まさしくそれがあること自体が自分を表しているもの。それなのにあまりそれについて考えたり誰かと話し合ったりしないもの。結局なんとなく...続きを読む
  • ぼくらの仮説が世界をつくる
    ・自分の常識と感情を疑う
    ・情報のほうが間違っていると疑う
    ・100%の自信をもった小人を脳内に増やしていく
    ・世の中のすべてのプロダクトが、サービスに変わってきている
    メガヒット編集者であり、コミュニティの賢威である佐渡島さんの本。宇宙兄弟やドラゴン桜の編集者さんなので漫画好きに楽しめるはず。
    ...続きを読む
  • WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. ~現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ~
    心理的安全性の本を読んでいたら、こちらもオススメと出ていたので、読んでみた。

    安心と自由はトレードオフである。
    奴隷の幸福(決まった役割があるほうが楽で居心地がよい)はもう、得られない。
    大量の情報から選択をするという責任が発生。
    自由すぎて、かえって不安となっている。
    大量の情報からの選択
     →...続きを読む
  • WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. ~現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ~
    コミュニティについて語っている本。
    どうやってコミュニティを通じて熱狂を広げていくのかとか、マネジメント手法は?とか。
    アップデート主義に則って、ファクトとの付き合わせというよりはブログ感覚で書いたとのことで、確かに仮説が中心で、確かにそういう考え方はあるな、とは思うが、新たなファクトを発見した、と...続きを読む
  • 新世代CEOの本棚
    経営者がオススメの本について解説してる本。
    本を読んだらかならずアウトプット。
    そして実践しなきゃ意味がないと数人が言ってる。
    気づきがあった人のコメント
    クロスカンパニーの石川さん
    「批判精神を持ちつつも納得できた部分は信じてやってみる」
    という鵜呑みにせず自分で選択する感覚が
    重要だなと思った。...続きを読む
  • 新世代CEOの本棚
    努力せず羨望するばかりの自分としてはちょっと敬遠ぎみな人たち、堀江貴文(ライブドア元CEO)、森川亮(LINE元CEO、C Channel CEO)、朝倉祐介(ミクシィ元CEO)、佐藤航陽(メタップスCEO)、出雲充(ユーグレナ社長)、迫俊亮(ミスターミニットCEO)、石川康晴(クロスカンパニーCE...続きを読む
  • ぼくらの仮説が世界をつくる
    2020年37冊目。満足度★★★☆☆ 著者は『ドラゴン桜』『宇宙兄弟』などの編者者。マーカーを引いた箇所はブログで紹介します。