作品一覧 2022/03/04更新 あなたは尊い 残念な世界を肯定する8つの物語 試し読み フォロー WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. ~現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ~ 試し読み フォロー 観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか 試し読み フォロー 感情は、すぐに脳をジャックする 試し読み フォロー 言葉のズレと共感幻想 試し読み フォロー コルクを抜く 試し読み フォロー 新世代CEOの本棚 試し読み フォロー 日本独立作家同盟セミナー講演録 完結 試し読み フォロー ぼくらの仮説が世界をつくる 試し読み フォロー 1~9件目 / 9件<<<1・・・・・・・・・>>> 佐渡島庸平の作品をすべて見る
ユーザーレビュー あなたは尊い 残念な世界を肯定する8つの物語 やじまけんじ / 佐渡島庸平 / 日蓮宗 いわゆる『宗教の本』のようなものから解脱して、偉人譚の読み物として興味深い。漫画とコラムが交互に綴られて読みやすく、飽きない。現代人に即応したエピソードに置き換えられているのも親切。読み終わった今、やはり、人は一貫性のある道徳や倫理観を身につけるためには、経典のような拠り所が必要なのではないかと感じ...続きを読むる。都度都度判断するのでは、一貫性が保てないのではないだろうか。私がそうであるように。 Posted by ブクログ 観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか 佐渡島庸平 経験をしても観察し言葉にする、自分の知見として溜めていくという行為が苦手だと感じていた。 その中で、観察の方法や、観察を歪ませるもの、さらには自分とは何か、といった点で筆者の経験をもとに描かれている作品。 まずは観察のサイクルを回すことで、「分からない」への探求をしてみたい。 ◾︎メモ ・問い→仮...続きを読む説→観察のサイクルを回す ・創造することは真似ることから始まる ・ハロー効果や生存者バイアスが個人的には感じやすい傾向にある →まずは、感じている状態を把握することからスタート ・私とは、私と私の環境である ・「わかる」は心のシャッターを下ろす言葉 Posted by ブクログ 感情は、すぐに脳をジャックする 佐渡島庸平 / 石川善樹 / 羽賀翔一 数年前にマッチングアプリでこの佐渡島さんとマッチしたことがあるのですが、この人既婚だし何やってんだろと思いつつ、結局会うこともなくフェードアウトされた経験があってこの人が嫌いだったのですが、まぁスマホ越しの知らない相手の人格なんてあってないようなものだし、彼にとってはさしずめ本の制作に必要な実験のサ...続きを読むンプルみたいなものだったでしょう。別に彼自身も人格者と思われたいわけじゃなさそうだしな。 本は良いこと書いてありました。『感情の輪』というツールを使用し冷静にシステマチックに自分の感情を分析し、自分ができる対応をとることができるというものです。 「怒り」を感じたのなら『感情の輪』で「怒り」と両隣にある「期待」や「嫌悪」、対極の「恐れ」までも視野に入れて、下記ような問いを立ててみます。 ・自分は相手に 何を「期待」 していたのか ・自分は 何に対して「嫌悪」 しているのか ・自分は 何を「恐れて」 いるのか こういう使い方をすることによって、自分の中の奥にしまってあって気づかなかった感情に気づくことができるようです。 「感情をうまくコントロールする」方法を求めがちですが、「表層的な感情の先にある本質を理解し、正しく認知する」ほうが自由に生きていけるというのは発見でした。 後半の対談は、3人で感情についてトークするというもの。『感情』というおおまかなくくりではなく、「怒り」「安心」など小分けにした感情を掘り下げていて、3人の個体差からいろんな特性が出てきて興味深かったです。 ーーーーーーーーーーーーーーー メモ ・より強い刺激を求めていると多様性が失われ、わかりやすく似たような感情ばかりになる。あえて退屈な時間を過ごすことが感情の波に気づけるようになる。→退屈だかったからこそ生まれたのが哲学だったりするもんね。 ・「感情を、簡単に他者に渡してしまわないほうがよい」。たとえば、僕が誰かに対して怒りを感じているときに「こんな気持ちになっているのは相手のせいだ!」と受け止めてしまったら、「感情を他者に渡している」ことになる。自分の感情は他者との関わりがきっかけになるにすぎず、自分に価値観や観念に紐づいて内在している。 ・人は概念を通して世界を知覚するので、逆に言えば概念にないことは知覚できない。→感情に関する概念を豊かにするため、私だったらやはり小説を読むのが有効かな。漫画もいいよね。 Posted by ブクログ 観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか 佐渡島庸平 僕のマイベスト本2023。 自分のマインドに間違いなく大きな影響を与えている。いかに日常生活の中で、ニュートラルに現実を見れていないかを痛感した。また、読み物として純粋に面白い。 2024/2/1に読み直した。 1年後にまた読み直すだろう。 キーワードは「観察力を鍛えると世界が変わる」 以下...続きを読む、自分のリマインド用メモ。 1.いい観察とは、主体が物事に仮説を持ちながら、客観的に物事を見て、仮説とその物事の現実とのズレに気づき、仮説の更新を促すこと。 2.観察を阻む「メガネ」という概念 ◾︎認知バイアス →目ではなく脳で見ている →自分の既存の認知が観察を阻害している →人は自分が見たいものだけを見ている →完全にバイアスから逃れることは不可能 ex,偏見、概念 ↓どんな種類があるか(一部抜粋) ・確証バイアス →自分の決定を補完する情報ばかりが目に入る ・ネガディビティーバイアス →ネガティブな情報に目が行く →失敗の姿は多様に思い浮かぶが、大抵が杞憂である。失敗の姿が多様≠失敗する確率が高い。 ・同調バイアス →皆がそう言っているから… ・ハロー効果 ex,まこなり正しい →ハロー効果の1番の弊害は、相手にレッテルを貼り、観察をやめてしまうこと。相手への観察を辞めてはいけない。 ◾︎感情 ◾︎コンテクスト →時間と空間 ex,だらしない格好の男の人in公園 3.仮説→観察→問いのサイクル →仮説を起点にすることで、観察したい熱量 4.完璧に真似るは容易ではない 一流を真似るのは至難の業。 自己流<真似るを推奨 ◎真似ないのは自分の出来ないに向き合わないやり方である、確かに 5.妖精の概念の解釈 →起きている問題を妖精や妖怪のせいにしたら個人を責める必要がなくなる。 6.こうしたら良かったのにと過去について言ってしまう虚しさ →後知恵バイアスである →未来について言おう 7.分人主義を改めて言語化 →分人は相手との関係性によって引き出される →人は複数の他者との分人を見せたがらない。僕も友達に引き出される分人を親に見られたくない。 8.不安という感情の整理 →分からないものに対して注意が向いている状態 →分からないものが何かを具体化してはっきりさせると、不安軽減 →今注目していることを手放すと自然と感情が変わって行動が変わる →そもそも論として感情は自分で選んでいる 9.個性は存在しない!? →江戸時代に日本に個人という概念が無かった →僕は何者?「私と私の環境」である →その人だけで個人として存在しているのでは無い。その周りを取り囲む他者・場所との関係性の中に人はいる(ドーナツ) 10.僕の中にもエポケー →=判断保留 →分かったと思った瞬間、僕の中に住まうエポケーが鳴く 11.あいまいのすすめ →分からずにあいまいな状態でいる=思考停止をしない、仮説サイクルをまわす ex,思考停止ワード、難しい、頑張る、苦手 12.正解主義の弊害 →正解主義の住人は「すること」に囚われている →正解主義の中にいると、過去と未来にこだわる。それを手放し、あいまいさを受け入れると今だけになるp210 →★相手のために何をするかではなく、どう居るか Posted by ブクログ ぼくらの仮説が世界をつくる 佐渡島庸平 未知の領域であれ、好きなことだったらチャレンジできるような気持ちになりました。ところどころに格言として持っておきたいコメントが多々あります。 また、仕事に対する自分の捉え方も本書で変わりました。がんで亡くなった友人の話はとても印象に残ります。良い本当巡り会いました。 Posted by ブクログ 佐渡島庸平のレビューをもっと見る