雁須磨子のレビュー一覧
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宇郷さんの抱えるどうしようもない劣等感とか、そんな宇郷さんを閉じ込めておきたい余利くんのエゴや執着。
しょぼくれたおっさんのみっともなさ、綺麗事だけじゃない関係、嫉妬やらなんやら不純物の混じった恋愛を描き切ってくださった雁須磨子先生に感謝です。
最高でした!
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続編をかなり楽しみに待っている本のひとつです。
やはり雁須磨子先生の、主人公が周りの人間関係の中であらこれ感じたりしながら少しずつ変化していく日常系まんが大大大好きです。
「かよちゃんの荷物」がレジェンドだったのですが、さわこに歳が近くなってきたので、「明日死ぬには、」もめちゃくちゃ面白いです。 -
大好きな作品ばかりになりました。すべての作者さん…読みます‼️
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えーー〜!気になるぅ!全然始まらん!(恋愛が)いや、もう始まってるのかもしんないけどさ、けんちゃんはもうすぅちゃんの事好きそうだし。
ストーリーは今ん所ヨレヨレサラリーマンの辛い日常なんだけど、引き込まれて続きが凄い気になる!! -
あまり好みの絵柄ではないと思いながら読み進めていたら、そんな感想を根こそぎ吹き飛ばすほど二人の会話がいい。とにかく良い。会話にリアリティがあって、宇郷なんて現実に存在していそう。モデルとなった人物でもいるのだろうか?読み終わった頃には絵柄も好きになっていた。
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人間、休息って必要だなと思わせてくれるあたたかいお話です。末永く共にいることを選ぶのはお互いの努力が少しは必要だと思いますが、きっとこの二人なら大丈夫だろうなって思えました。素敵。
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これ、初めて読んだの何年前なんだろう。10年?20年?もっとかも。当時まだ思春期だった自分の深いところにぐっと染みて、台詞のいくつかが生き続けて息づいている。軽いタッチで深く複雑な思いを描く作家さん。すごく好きで大切な作品です。