騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(下)―(新潮文庫)
  • 完結
  • 最新刊

騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(下)―(新潮文庫)

693円 (税込)

3pt

「簡単なことだ。あたしを殺せばよろしい」と騎士団長は言った。「彼」が犠牲を払い、「私」が試練を受ける。だが、姿を消した少女の行方は……。暗い地下迷路を進み、「顔のない男」に肖像画の約束を迫られる画家。はたして古い祠から開いた異世界の輪は閉じられるのか。「君はそれを信じたほうがいい」――静かに魂を揺さぶる村上春樹の物語が、いま希望と恩寵の扉を開く。

...続きを読む

騎士団長殺し(新潮文庫) のシリーズ作品

全4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(上)―(新潮文庫)
    完結
    605円 (税込)
    一枚の絵が、秘密の扉を開ける――妻と別離し、小田原の海を望む小暗い森の山荘に暮らす36歳の孤独な画家。緑濃い谷の向かいに住む謎めいた白髪の紳士が現れ、主人公に奇妙な出来事が起こり始める。雑木林の中の祠、不思議な鈴の音、古いレコードそして「騎士団長」……想像力と暗喩が織りなす村上春樹の世界へ!
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(下)―(新潮文庫)
    完結
    605円 (税込)
    その出現は突然だった。真夜中、主人公の前に顕れたのは「イデア」だった。イデア!? 一度は捨てたはずの肖像画制作に没頭する「私」の時間がねじれ、旋回し、反転してゆく。不思議の国のアリス、上田秋成「春雨物語」、闇の奥でうごめく歴史の記憶、キャンバスの前に佇む美しい少女。多彩な登場人物とともに、物語は次々と連環し、深い魂の森の奥へ――。
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(上)―(新潮文庫)
    完結
    605円 (税込)
    緑濃い森の小径の向こうから、肖像画のモデルとなる少女と美しい叔母が山荘を訪れる。描かれた4枚の絵が複雑なパズルのピースのように一つの物語を浮かび上がらせる。たびたび現われる優雅な白髪の隣人、奇妙な喋り方で「私」に謎をかける騎士団長。やがて山荘の持ち主の老画家をめぐる歴史の闇が明らかになる。真夜中の鈴は、まだ鳴り止まない――。
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(下)―(新潮文庫)
    完結
    693円 (税込)
    「簡単なことだ。あたしを殺せばよろしい」と騎士団長は言った。「彼」が犠牲を払い、「私」が試練を受ける。だが、姿を消した少女の行方は……。暗い地下迷路を進み、「顔のない男」に肖像画の約束を迫られる画家。はたして古い祠から開いた異世界の輪は閉じられるのか。「君はそれを信じたほうがいい」――静かに魂を揺さぶる村上春樹の物語が、いま希望と恩寵の扉を開く。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(下)―(新潮文庫) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ノルウェイの森、海辺のカフカ、世界の終わりとハードボイルドワンダーランド、街とその不確かな壁、ねじまき鳥クロニクル、を読んでから騎士団長殺しを読みました。この作品が一番好きかもしれません。色々な作品をよむと理解がふかまるってことかな、と思いつつ、まっさらな状態でも読んでみたかったと思いました。

    0
    2023年08月04日

    Posted by ブクログ

    形あるものには時とは偉大なもの
    時はいつまでもあるものとは限らないが、ある限りにおいては中々に効果を発揮する

    0
    2023年07月17日

    Posted by ブクログ

    私の心の問題かもしれないが、これまで村上春樹の作品でハラハラとした気持ちになることはなかった。
    来るもの拒まずのような姿勢で文章を読み続ける、そんなイメージだった。
    しかし本作に関してはどこかが違っていた。
    特に騎士団長を殺める場面では、イデアとはされているが身体は生身の人間と変わりがなく、刺した感

    0
    2023年03月09日

    Posted by ブクログ

    長篇の物語の終わりを最後まで読めてよかった。 哲学的な考え方を多くの人が持ち、言葉に出来る世界ってすごいのか、怖いのか。判断のつかないところではありましたが、スッキリとしました。

    0
    2023年01月25日

    購入済み

    重みも厚みも関係ない

    ハードブック、文庫本でなく、電子書籍なのがまず嬉しい。
    重さ関係ない、厚み関係ない。気にするのはタブレットの電波と電池残量だけ。
    移動時、スマホやタブレット、時間や場所に関係なく読める幸せ。
    しおり機能もいい。何度も読んでかみしめてしまう本

    0
    2023年01月01日

    Posted by ブクログ

    心から安心できる人と過ごす時間。
    それは心の欠落を少しだけ埋められるような気がする時間。でも多分それは錯覚で、本当に必要なのは自分自身との対峙。
    封印されていた穴は心の欠落だったのか?
    潜在的な哀しみが鈴を鳴らしていたのか?
    抱え続けた哀しみや辛さと対峙し、開放する時期が来たということ?
    孤独の中で

    0
    2022年12月10日

    Posted by ブクログ

    賛否両論あるぽいけど面白かった

    世界がいかに比喩で溢れているか
    結局顔のない男は誰なのか?自分自身の投影なのか

    自分が1番自分を分かっていない

    0
    2024年03月16日

    Posted by ブクログ

    地底で別世界での冒険
    それこそ
    不思議の国のアリスのメタファー?

    白髪の免色さんは、白うさぎのメタファー?
    免と兎って字が似てるよね。

    第一部のプロローグは
    プロローグであり、エピソードなのかな。

    0
    2024年03月14日

    Posted by ブクログ

    今までの村上春樹作品のいろんなものが詰まったような話だった。あちらとこちら側。何かを喪失したあと、それは今までの自分じゃない。受胎の場面。人間の持つ裏の側面。色んなことが起こるけれど、それでも人生は進んでいく。
    それが洞窟であったり、騎士団長を殺し、洞窟の水を飲んだところだったり、夢の中でユズを妊娠

    0
    2024年01月23日

    Posted by ブクログ

    うぅん…面白かったのか面白くなかったのか、よくわからない。。。
    騎士団長とは何だったのか・・・
    免色という男は何だったのか(主人公との対比で考えてみるといいかもしれない)。

    ただ、時期を置いてもう一回読んでみたいと思う読後感を持たせるのは、さすがは村上春樹、と思う。

    0
    2023年06月15日

騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(下)―(新潮文庫) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

村上春樹 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す